home

ミステリの祭典

login
ギザじゅうさんの登録情報
平均点:6.99点 書評数:238件

プロフィール| 書評

No.58 9点 殺意の集う夜
西澤保彦
(2003/01/13 02:24登録)
メチャクチャぶりを発揮!
まさに『殺意の集う夜』
ただ最後の一文のあれは効果的とは言いがたい。


No.57 9点 我らが隣人の犯罪
宮部みゆき
(2003/01/09 02:50登録)
どんでん返しがあったり、胸が熱くなったり、伏線の張り方に感心したり、かなり本格してたり、変わった味がしたり。
一番気にいったのは『我らが隣人の犯罪』


No.56 7点 殺人喜劇の13人
芦辺拓
(2003/01/06 14:59登録)
稚気に満ちた作品でなかなか面白い。
それにしても警察はいったい何をやっていたのか・・・。


No.55 7点 夜の蝉
北村薫
(2003/01/04 23:33登録)
『私』を取り囲む三人の女性達の造詣も深く、話がグッと深くなっているため『空飛ぶ馬』とは違う印象。
ただのミステリとしても充分おもしろい。


No.54 10点 魍魎の匣
京極夏彦
(2002/12/31 23:49登録)
『向こう側』につれてかれそう・・・。


No.53 10点 りら荘事件
鮎川哲也
(2002/12/23 21:54登録)
何重もの連続殺人。そのすべての殺人で殺害方法が違ったり、細かな技が効いている豪華なつくりで、今のミステリでも使われている技がここに詰まっている。
新本格を語る上でこれは読んどかなきゃ。


No.52 8点 死体を買う男
歌野晶午
(2002/12/22 01:46登録)
作中作になっている『白骨鬼』だけでも見ものである。
江戸川乱歩ファンなら楽しめるだろうし(もちろん乱歩ファンでなくても楽しめるだろうが)、乱歩や萩原朔太郎について知っていたらなおさらおもしろい。


No.51 7点 倒錯の死角−201号室の女−
折原一
(2002/12/20 23:49登録)
素直に騙されました。
しかし、なぜか物足りなさも感じたような。僕自身叙述物はむいてないのかな?
読んでて『屋根裏の散歩者』と『伯母殺人事件』を思いだした。


No.50 8点 水晶のピラミッド
島田荘司
(2002/12/17 12:46登録)
事件と平行して語られる話もなかなかおもしろい。
もともとピラミッドフリークの僕は結構楽しめた。
不満な点としてはあの物理トリックや、ピラミッドの図があればもっとわかりやすいと思うのだが・・・。


No.49 6点 十字屋敷のピエロ
東野圭吾
(2002/12/02 23:07登録)
東野圭吾の中でも珍しい館ものとして、なかなか楽しめた。まあ佳作?


No.48 7点 ロシア紅茶の謎
有栖川有栖
(2002/11/18 02:59登録)
『ロシア紅茶の謎』は派手さはないが、よく出来たトリックだと思う。
『動物園の暗号』や『屋根裏の散歩者』もお気に入。
全体的によくまとまっている。


No.47 6点 笑わない数学者
森博嗣
(2002/11/16 16:31登録)
神のトリック(笑)
簡単すぎるトリックがなかなかいい味してる。


No.46 8点 殉教カテリナ車輪
飛鳥部勝則
(2002/11/07 02:07登録)
この作品は事件やトリックだけを見てみればたいしたことはない。
しかし、イコノグラフィーとミステリーの関係と『殉教』と『車輪』にこめられた意味。そして東条寺桂の内面を探っていくのはとてもおもしろい。


No.45 8点 日曜の夜は出たくない
倉知淳
(2002/11/03 22:19登録)
視点が話によってばらばらで、そこに猫丸先輩がさっそうと出てきて謎解きを始めるのが読んでて気持ちいい。
『海に棲む河童』のように昔の伝説を紐解くのもおもしろい。


No.44 7点 御手洗潔の挨拶
島田荘司
(2002/11/01 22:38登録)
事件の謎はちょっと考えればわかりそうな物ばかりだが、
どれもなかなか楽しめる。
『疾走する死者』の話では石岡君ではないキャラクターの視点から描かれているため御手洗の変人ぶりと超人ぶりが強調されていていい。


No.43 10点 生ける屍の死
山口雅也
(2002/10/31 02:52登録)
死人が蘇えるこの世界で人を殺すことに何の意味があるのか?
この設定のうえでこのようなものを書けるのは凄い!
この世界では死人の感情が重要で、それが多くの人物に結びつき綺麗にまとまっている。大傑作!


No.42 7点 新宿鮫
大沢在昌
(2002/10/31 02:43登録)
独特の緊張感がいい。
鮫島も含めてキャラクターが魅力的だ。


No.41 9点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2002/10/26 15:48登録)
最後に世界を崩壊させる数少ないミステリの一つ。
ただ叙述には少し強引なところもあるが、それを差し引いても充分におもしろい。


No.40 4点 冷たい密室と博士たち
森博嗣
(2002/10/21 23:14登録)
話にひき込まれない。(悪くいうと退屈
トリックも平凡だし、動機もいたって普通。
キャラクターも主要キャラ以外はほとんど印象が薄い。


No.39 6点 46番目の密室
有栖川有栖
(2002/10/16 23:52登録)
密室トリックもロジックもちょっと物足りないかな。
『天上の推理小説』や『地上の推理小説』などの話はなかなかおもしろい。

238中の書評を表示しています 181 - 200