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ミステリの祭典

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くりからもんもんさんの登録情報
平均点:6.33点 書評数:57件

プロフィール| 書評

No.37 5点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2007/09/03 22:53登録)
ま、このシリーズの入門として良くできてると思います。これ読まないと他のが読めないからね。トリックは、これがありなら何でも有りだろ ってレベル。


No.36 7点 無間人形 新宿鮫IV
大沢在昌
(2007/09/03 22:42登録)
面白いですよ、すごく面白い。十分に実力を発揮していると思います。ただやはり毒猿に比べると・・・ しゃぶの話や麻薬取締官の話は非常に興味を持ちました。直木賞はこの本と言うよりは新宿鮫という作品群に対する受賞ですよね。


No.35 8点 封印再度
森博嗣
(2005/08/13 20:58登録)
ちょっとあの馬鹿女がねぇ。あそこまで馬鹿だと救いようがないですね。でも、やっぱり面白いので読んでしまいます。トリックも無理がなく今までのものより科学的でした。胸を刺した後にあの細かい作業ができるかは疑問ですね。タイトルの良さで+2点


No.34 2点 探偵映画
我孫子武丸
(2005/08/02 18:43登録)
全く面白くなかった。ネタはバレバレだし、最後の映画の落ちも意外性はない、引っ張るだけ引っ張った割には平凡。途中から読むのが苦痛だったが、最後の種明かしだけを楽しみに読み続けたのに、がっかり。あのアイデアで天才と呼ばれるなら、映画監督も楽な商売だと思う。


No.33 8点 クリムゾンの迷宮
貴志祐介
(2005/07/26 21:00登録)
設定はちょっと無茶かなと思いましたが、途中のドキドキはらはらはさすがでした。一気に読み切ってしまいました。


No.32 7点 メビウスの殺人
我孫子武丸
(2005/07/26 00:50登録)
一番気になったのは、数字だけで筆跡鑑定できるのかって点。まあ、それはともかく面白かったです。○×ゲームもすぐわかりましたが、軽すぎて逆に良い感じです。2重人格ネタはちょっと食傷気味。


No.31 7点 慟哭
貫井徳郎
(2005/07/26 00:42登録)
本格とは違い、こういった叙述物はすっぱりとだまされた方が楽しめます。今回はそういう意味で楽しめました。新興宗教ネタも面白かったです。


No.30 8点 0の殺人
我孫子武丸
(2005/07/20 23:43登録)
面白かった。良くできていると思います。冗長でない点も好感が持てます。なんか抜けていて人の良さそうな殺人者ばかりで笑ってしまった。他の偶然は許せるが、飛行機爆破まではやりすぎかな。


No.29 7点 8の殺人
我孫子武丸
(2005/07/19 23:17登録)
確かに軽すぎるが悪い感じではない。どちらかというと好き。密室講義も実際にあんなマニアがいたらいやだが、内容は面白かった。トリックも床板はがしたり、ベニアで壁作るよりずっと現実的。動機は確かに弱いが、犯人は本当に意外。思ったよりずっと楽しめた。


No.28 3点 長い家の殺人
歌野晶午
(2005/07/18 23:02登録)
他の方同様にトリックはすぐわかったんですが、壁の移動にどんな斬新な方法が出てくるのかと期待していたのに、ロッカーに隠したベニア板とは....
冗談かと思いました。
短い本なのに何度も途中でやめそうになりました。それがこの本のレベルかと思います。


No.27 5点 冬のオペラ
北村薫
(2005/07/14 20:58登録)
悪くないし、北村作品らしくていいんだけど、やっぱちょっと私には合わない。ただ、高評価を受けるのも理解できます。


No.26 2点 北の夕鶴2/3の殺人
島田荘司
(2005/07/01 22:37登録)
つまらない。トリックが全く現実離れして、リアリティ皆無。刑事物語としてもリアリティがない。どうしようもないとは言わないが、ここまで高評価を受けるミステリとは思えない。もうこの著者は読まない。


No.25 2点 どちらかが彼女を殺した
東野圭吾
(2005/06/30 21:44登録)
つまらない。小学○年生付録の別冊ミステリクイズ並。当たりはずれの多い作者ですが、はずれの典型例


No.24 6点 詩的私的ジャック
森博嗣
(2005/06/28 12:13登録)
萌絵のわがままと自分勝手とあほさ加減に腹が立った。でもまあ、それだけ作品に入り込んでるってことかな。他の人が行ってるほどには悪くなかった。面白かったと思う。でも、火曜サスペンスレベルかな。犀川先生が出てなければ読まない作品。


No.23 10点 毒猿 新宿鮫II
大沢在昌
(2005/06/23 12:42登録)
ミステリという分類にかかわらず、小説が人を楽しませるために存在しているのであれば、やはり10点以外はありえないと思います。


No.22 7点 ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾
(2005/06/22 11:47登録)
タイトルで損をしてると思う。
本格嫌いのヒトは手にも取らないだろう。
オーディションでここまではやらんだろという不自然さはつきまといましたが、やはり面白かったです。設定がいいですね、まさに東野氏の王道。


No.21 8点 そして扉が閉ざされた
岡嶋二人
(2005/06/22 11:42登録)
あり得ない状況、無理のある設定。でも、最高に面白かったです。たった4人の容疑者でここまで難解にできるんですね。


No.20 9点 模倣犯
宮部みゆき
(2005/06/17 13:40登録)
登場人物の感情が 悲しい ではなく 痛い くらいに押し寄せてくる文章です。正直読み始めなければよかったと思う時期もありましたが、最後には読んで本当によかったと思いました。そば屋の家族、豆腐屋の家族のことを考えると今でも胸が痛いです。他の人が言っているほどには冗長とは感じませんでした。文庫になったらまた読みたいです。


No.19 7点 クロスファイア
宮部みゆき
(2005/06/17 13:37登録)
超能力なんか出てきたらミステリは成り立たないだろ。
当たり前ですよね、密室もアリバイも警察も関係なくなります。って思ってたんですが、宮部氏にかかるとこんな作品になっちゃうのですね。本作品はその矛盾を合理的に現実的によくまとめたと思います。さすがの著者の力量でしょう。超能力だけで敬遠している方は読むことをお勧めします。最後が悲しすぎるのですが、それも感情移入の賜なのでしょうね。
先に鳩笛草を読むことをお奨めします。


No.18 4点 異邦の騎士
島田荘司
(2005/06/17 13:29登録)
複雑な犯罪を選択したことに対する動機が犯人があまりにも頭がよかったではすまされない。どう考えてもこんな手の込んだことするくらいなら、暗闇で襲った方がはやい。あと、他の作品もそうですが、冗長。それがいいという人も多いと思うが、私には合わない。

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