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ミステリの祭典

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八二一さんの登録情報
平均点:5.77点 書評数:445件

プロフィール| 書評

No.165 5点 血と暴力の国
コーマック・マッカーシー
(2021/04/27 20:39登録)
ほとんど神話的な広がりをもつ、まさに圧倒的なノワール。コーエン兄弟が映画化する理由がよく分かる。


No.164 4点 グランダンの怪奇事件簿
シーバリー・クイン
(2021/04/27 20:35登録)
オカルト探偵ものの中でも、レ・ファニュやブラックウッドやホジスンや、ラムレイに較べて格段に軽く、いってみれば、オカルト探偵ものの軽ハードボイルドといったところ。


No.163 5点 中庭の出来事
恩田陸
(2021/04/12 20:16登録)
シンプルな情景が少しずつ微妙に表情を変えながら何回となく繰り返し語られていく。登場人物がもう少し個性的だったらと欲張りつつも、入れ子構造に引き込まれた。


No.162 6点 螢坂
北森鴻
(2021/04/12 20:13登録)
ビア・バーに出入りする客を描いたシリーズ作の一つ。人情味あふれるエピソードのひねりが絶妙だし、マスターの作るつきだしにもよだれが出る。


No.161 5点 いつか陽のあたる場所で
乃南アサ
(2021/04/12 20:11登録)
下町でひっそり生きる元受刑者の女を描いた物語。つつましく引っ込み思案な芭子と、臭い飯を食った仲間である、陽気な綾香の日常生活が面白おかしく綴られるうちに、じんと胸を打つものがある。


No.160 7点 赤朽葉家の伝説
桜庭一樹
(2021/03/27 20:49登録)
時間のつながり、人のつながり、広がり、深まり、一つの物語になる今とは違う時、人生を感じながら読むことが出来た。


No.159 6点 玻璃の天
北村薫
(2021/03/27 20:48登録)
今時のミステリに珍しいゆったりした時間の流れと優雅さ、そこにある毅然とした言動もよい。


No.158 7点 聖餐城
皆川博子
(2021/03/27 20:47登録)
十七世紀初頭のヨーロッパ。あの複雑極まりない世界に縦横に切り込みつつ、読み手をグングン引き込む力量に感服。


No.157 6点 マルドゥック・ヴェロシティ
冲方丁
(2021/03/12 20:21登録)
リーガルSF+風太郎忍法帖の作りのはずの物語が、前作の敵役を主役に迎えたことで、何故かエルロイ一色になってしまう。


No.156 5点 青に候
志水辰夫
(2021/03/12 20:17登録)
ミステリ的要素を含んだ青春時代小説。全てを失くした主人公が、まだ失っていない者に気付いて、もう一度すっくと立ちあがる清々しい物語。時代もの苦手でも苦にならないと思う。


No.155 6点 越境捜査
笹本稜平
(2021/03/12 20:14登録)
誰が味方で誰が敵なのか、判らないままに腹の探り合いをする様子には、緊張しっ放し。暗中模索とか疑心暗鬼なんて言葉が、頭の中をぐるぐる駈け回ります。


No.154 5点 制裁
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム
(2021/02/25 21:19登録)
我が子を幼女強姦魔に殺された父が、制裁を決意する。その結果と、その後に起きてしまうことが重苦しい。人の心のダークサイドを描き、沈鬱な思いに引き込んでいく。その辺りが北欧らしい。


No.153 7点 ハリウッド警察25時
ジョゼフ・ウォンボー
(2021/02/25 21:15登録)
作者自身が勤務したLA警察の最近の凋落ぶりや過去の栄光をモジュラー形式で描いている。
六十八歳になる現役最古の巡査部長の語り口が圧巻。


No.152 6点 治療島
セバスチャン・フィツェック
(2021/02/25 21:11登録)
何が事実で何が虚構なのか、誰が正常で誰が異常なのか。圧倒的な迫力で次から次へと押し寄せる不可能状況に鼻面を引き回され眩暈がしてくる。


No.151 8点 ずっとお城で暮らしてる
シャーリイ・ジャクスン
(2021/02/10 21:13登録)
読んでいて不安になる小説。幻想的で美しく、恐ろしい。人の悪意と狂気が渦巻いている。読んだ後には嫌な夢を見そうだ。


No.150 6点 赤き死の訪れ
ポール・ドハティ
(2021/02/10 21:11登録)
托鉢修道士と検死官のコンビが中世ロンドンを舞台に活躍する二人は、それぞれ過去に問題を抱えながらも事件を追う。トリックだけでなく登場人物の心の動きなどのサイドストーリーも魅力的。


No.149 7点 大鴉の啼く冬
アン・クリーヴス
(2021/02/10 21:05登録)
北極圏に近い、イギリス最北端のシェットランド諸島という荒涼たる舞台と、土地の濃密な人間関係が面白い。


No.148 5点 傷痕
コーディ・マクファディン
(2021/01/25 20:16登録)
自分を切り裂きジャックの末裔だと言う犯人の犯す殺人はなるほど目を背けたくなるような残酷なものだが、話に引き込まれ一気読み。


No.147 5点 わたしが殺された理由
アン・アーギュラ
(2021/01/25 20:14登録)
更年期障害に悩む中年の女性警官と若い男性警官とのやりとりが面白い。輪廻転生ミステリという類まれな設定でありながら無理なくストーリーが展開しているところに感心。


No.146 5点 ゴッホは欺く
ジェフリー・アーチャー
(2021/01/25 20:12登録)
登場人物の居場所や名画の在りかを見失わないように慎重に読むことをおすすめする。美術コンサルタントとしての知識や人脈を存分に発揮し、名画を死守しようとする主人公の数々のアイデアから目が離せない。

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