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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.24点 書評数:1597件

プロフィール| 書評

No.897 6点 踊り子の死
ジル・マゴーン
(2019/11/01 22:43登録)
恋愛描写がほとんど本筋に関係ない以外は良作。


No.896 5点 幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート
倉知淳
(2019/10/29 22:55登録)
地味な話が多いが、ユーモアにあふれている。真相はけっこう無理やり感が強いが。


No.895 5点 暗い宿
有栖川有栖
(2019/10/27 23:25登録)
本格度合いは相変わらず薄めで、このコンビの活躍を楽しむ短編集。どの作品も暗めのオチが印象的。


No.894 5点 オックスフォード連続殺人
ギジェルモ・マルティネス
(2019/10/25 23:23登録)
蘊蓄が浮いている感じは否めないが、全体的には及第点だと思う。


No.893 3点 なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
二宮敦人
(2019/10/23 22:44登録)
まあ、前作を読んだ人しか読まないでしょうが、前作の延長線です。登場人物の心情も薄っぺらい感じ。


No.892 4点 夏、19歳の肖像
島田荘司
(2019/10/22 10:18登録)
ありそうなあらすじ、ありそうな展開、ありそうな結末だが、最後までしっかり読ませるのは島田の筆力あってのことだと思う。


No.891 7点 八人の招待客
パトリック・クェンティン
(2019/10/19 21:43登録)
クローズドサークル好きなら楽しめる中編2つ。よく復刊してくれたと思う。


No.890 4点 百器徒然袋 風
京極夏彦
(2019/10/16 23:01登録)
語り手がまわりくどすぎて無駄に長い。ミステリとしてよりはこのシリーズとして読むべき。


No.889 6点 ヘラクレスの冒険
アガサ・クリスティー
(2019/10/14 12:15登録)
水準の高い短編集。12の難業にとってつけた感のあるものもあるが、内容自体はバラエティに富んで読んでいて飽きない。


No.888 4点 仮面劇
折原一
(2019/10/12 15:34登録)
毒殺者で読了。折原にしてはこのシリーズはシリアス寄り。とはいえ叙述トリックの使い方もとってつけたようで微妙。


No.887 7点 幽霊の2/3
ヘレン・マクロイ
(2019/10/08 23:00登録)
ホワイダニットとしては大分上位の出来。流石ずっと復刊リクエストが絶えなかっただけある。


No.886 5点 殺意の集う夜
西澤保彦
(2019/10/05 21:20登録)
思い付きは買うが、いかんせんコメディ調の作風なのでインパクトは薄めかも。


No.885 5点 蛇の形
ミネット・ウォルターズ
(2019/10/02 23:21登録)
取り立てて意外な展開ではないが、それゆえに淡々と残酷な真実を告げていく感があってよかった。


No.884 6点 名探偵 木更津悠也
麻耶雄嵩
(2019/09/30 21:22登録)
相変わらず香月が無双過ぎるが、メルカトルシリーズに比べると凶悪さは薄め。
最後の会話はシリーズの根幹を揺るがしたかと思うのだが、二人ともあっさり流すのがなんとも。まあ、一作目の時点で木更津薄々気づいてるっぽいしね。


No.883 6点 自殺の殺人
エリザベス・フェラーズ
(2019/09/28 09:59登録)
これは埋もれた佳作の一つだと思う。シンプルな展開ながら新本格派のようなマニア好みの真相を見事に導き出している。


No.882 4点 徳冨蘆花探偵小説選
徳冨蘆花
(2019/09/26 10:55登録)
全体的に口語体なので読みにくい。それを差し引いても時代相応という感想は変わらないと思う。


No.881 6点 ポンド氏の逆説
G・K・チェスタトン
(2019/09/23 10:56登録)
ブラウン神父ものを除けばやはりこれがチェスタトンの代表作ということになるか。


No.880 5点 陰摩羅鬼の瑕
京極夏彦
(2019/09/20 16:57登録)
いかにも京極といった作品だが、これ一本で700ページ以上持たせるのは無理があったと思う。
終わり方はさっぱりしていて鉄鼠、絡新婦、塗仏のごちゃごちゃした感じよりはいい。


No.879 5点 スリーピング・マーダー
アガサ・クリスティー
(2019/09/18 23:35登録)
マープル最後の事件。ポアロのように特別な終わり方ではないが、ある意味マープルらしいのではないか。
記憶の中の殺人ということで展開にご都合主義はあるものの、最後までしっかり読ませるのは流石。


No.878 7点 山伏地蔵坊の放浪
有栖川有栖
(2019/09/15 23:40登録)
黒後家や三番館の線を狙った短編集。有栖川らしいロジックもあり、中々上質。作家シリーズよりも平均点は上だと思う。

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