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ミステリの祭典

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take5さんの登録情報
平均点:6.61点 書評数:397件

プロフィール| 書評

No.157 5点 去年の冬、きみと別れ
中村文則
(2019/07/28 15:47登録)
5点まあ楽しめた
短いので読み切りやすい、
ミステリーとしては……うーん。


No.156 4点 十字屋敷のピエロ
東野圭吾
(2019/07/25 23:14登録)
好みの問題です。
東野圭吾は、総じて好みに合うと思っていますが、
それは登場人物が人間らしく、描かれる社会が実際らしく、
謎が鮮やかだからと思っています。
この作品は、謎も描かれ方も山がないと感じてしまいました。
二時間で読了。珍しく眠くなりました。


No.155 6点 夏の最後の薔薇
連城三紀彦
(2019/07/23 23:54登録)
連城ファンとしては、押さえとこうと思いました。
短編集でこれだけ嘘が元の心理的反転が続くと、
似ていて少し食傷気味かなと。
題名もちゃんとループしていて、凄いのですが…


No.154 6点 歪笑小説
東野圭吾
(2019/07/20 23:28登録)
この文庫を読む時間があったら、東野圭吾ならもっと
よい作品がたくさんあります。
とは言うものの、出版界の裏話を皮肉ったり、
誰よりもかつての自身を皮肉ったりなど、
結構深かったです。


No.153 8点 虚ろな十字架
東野圭吾
(2019/07/16 00:28登録)
8点は『とても楽しめた』ですが、楽しめたというより
とても考えさせられた作品です。
テーマは、死刑の是非と贖罪の在り方で、
古今東西、様々な作品で取り上げられていますが、
立場によって大変難しい判断となる問題です。
人は皆、苦しみを背負って生きるものですが、
その背負い方は様々という事です。
東日本大震災後、東野圭吾は軽い娯楽作品も書いていますが、
社会的な問題提起も忘れてないのだなぁと感じました。


No.152 6点 疾風ロンド
東野圭吾
(2019/07/14 04:02登録)
東野圭吾は、こんなに軽いエンターテイメントが書けると捉えた方が良いでしょう。
深みより軽快さ。スノボやスキーの場面は映像が浮かぶようです。
目新しさも無し。娯楽です。私見です。


No.151 6点 怪笑小説
東野圭吾
(2019/07/14 03:54登録)
ブラックユーモア、でも身につまされる話も。
あっという間に読み切りました。
作者の後書きも興味深いです。
短編集


No.150 5点 ゲームの名は誘拐
東野圭吾
(2019/07/11 23:23登録)
凄く読みやすい。二時間で300ページ。
誘拐ゲームをする、賢いはずの主人公の会話がチープ
いや古いだけなのかもしれません。
携帯は折れるから。
横須賀のスプレーは作者がわざと展開をチープにした証拠でしょう。
とにかく読みやすい。
巻末の作者よいしょの解説がひどい


No.149 6点 その鏡は嘘をつく
薬丸岳
(2019/07/06 00:00登録)
昨年読んだ『刑事のまなざし』が良かった分、
期待が高かったですが、私にはそこまで感情移入できませんでした。
なるのも、そうあり続けるのも、医師という仕事がいかに大変かと思い知らされました。


No.148 6点 闇の底
薬丸岳
(2019/07/04 06:00登録)
リーダビリティが高く社会的な問題にも踏み込んで書かれていますが、最後に明らかになった犯人の背景が弱いと感じました。犯人当てとして練りすぎてしまったのかなあと感じました。


No.147 7点 天使のナイフ
薬丸岳
(2019/06/29 23:52登録)
乱歩賞受賞作、作者の熱を感じます。
文庫版解説によると、作者は書き上げ寸前に会社を退職しているとか。
それほどまでする思いが少年法や贖罪、被害者救済など社会的問題の描き方に表れている名作です。
400ページちょっと、二時間半で一気読みしてしまいました。


No.146 6点 宰領
今野敏
(2019/06/24 19:54登録)
下の方の通りマンネリ化していますので、その分更に早く読めました。
楽しめました。


No.145 6点 自覚
今野敏
(2019/06/24 19:51登録)
さらっと読めるスピンオフ作品です。


2025.1.11再読
300ページを1時間10分で読みました。
おそらくスピード記録✨
隠蔽捜査シリーズ主人公竜崎の、
周辺人物を描くスピンオフ作品。


No.144 6点 初陣
今野敏
(2019/06/20 23:32登録)
隠蔽捜査シリーズ3*5スピンオフ作品です。
伊丹側の葛藤がすっきり大岡さばきされるところが気持ちがよいです。
相変わらず読みやすい、二時間はかからないです。


No.143 6点 疑心
今野敏
(2019/06/20 23:23登録)
シリーズ第三弾、ついに大衆小説に成り下がってしまいました。主人公が信念を取り戻すくだりの何とスピーディーなこと!
文句ではありません。中年受けする読みやすさの極致。
文句ではありません。実際お風呂で一気読みできたので。


No.142 7点 果断
今野敏
(2019/06/14 23:58登録)
警察物としては、主人公に肩入れできて、
大変読みやすい作品です。
きっと、こうありたいという信念を体現してくれるからかと思います。
そして、古い古ーいこうあって欲しい奥さんや
子供たちが描かれる、悪くいえばご都合主義の極致、
しかし次回作を読みたい私は、
古いご都合主義な人と言えるでしょう。


No.141 7点 隠蔽捜査
今野敏
(2019/06/13 23:03登録)
警察物としては、大変清々しい主人公
と思いました。
堅物ではなく信念の人です。
コンプレックスを自覚しているが
卑屈ではない人。
謎はなく読みやすい筋。
次回作が異動先での顛末だそうで、
早く読みたいです。


No.140 5点 石ノ目
乙一
(2019/06/09 11:01登録)
タイトルが『平面いぬ』になっていました。
収録作は変わらないようです。
ミステリーというよりファンタジーですね。


No.139 6点 きみにしか聞こえない
乙一
(2019/06/08 00:07登録)
角川つばさ文庫になって、収録作が変わったのでしょうか?
『傷』と『ウソカノ』でした。
読みやすい本です。yaコーナーにあって手に取りにくいかもしれないです。


No.138 6点 臨場
横山秀夫
(2019/05/19 00:06登録)
警察物の短編集、大変読みやすいので、
お風呂で一気読み。
検視官という現場の推理者は、小説にもってこいです。
しかし第三の時効がやや上か。私見ですが。

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