home

ミステリの祭典

login
isurrenderさんの登録情報
平均点:6.66点 書評数:252件

プロフィール| 書評

No.192 4点 ライオンハート
恩田陸
(2011/08/27 12:05登録)
SF恋愛ものです
巻末の作者のあとがきや梶尾さんの解説を読むと、この作品の元ネタ的な小説を知っていたら面白いのかもしれないが、そうでないのでイマイチはまらなかったな


No.191 6点 片眼の猿
道尾秀介
(2011/08/20 00:35登録)
ミステリーとしては、そこまで評価はできない
ストーリーもわりとベタな展開ではあるのだが、後味は良く個人的には結構好きな爽やかな終わり方


No.190 7点 ゲッベルスの贈り物
藤岡真
(2011/08/20 00:33登録)
終始、下らない(笑)
下らない、っていうのが褒め言葉になるとは思ってもみませんでした
CGの話とか93年に書いてたと思うと、時代を先駆けていたのかなぁとも思います
楽しい作品でした


No.189 8点
麻耶雄嵩
(2011/08/20 00:31登録)
読み手に、またあのトリックなんだろ?って思わせて、その上からぶちかましてくるのがさすが
ホラーなテイストも夏に読むのにちょうど良かった


No.188 6点 チョコレートゲーム
岡嶋二人
(2011/08/15 16:08登録)
長編にしては短い作品なので若干中身が薄いかなという気もします
ただ、今から20年以上も前の話だが、今読むと実際に起こりそうな事件に思え、時勢に敏感な作者の技量を感じる

ネタバレ
表紙がトリックというか、謎の解明にかなり大きなヒントを与えているのはどうなんだろう?


No.187 6点 犬はどこだ
米澤穂信
(2011/08/15 16:04登録)
読みやすさは抜群だと思う
ユーモラスなハードボイルドのようであり、ラストにどうなるんだろうと読者に期待させる描き方も上手い
そしてあのラストになるとは正直予想してなかった
でも、あのラストであるにも関わらず読了感が悪くないところが良い


No.186 7点 幻の女
ウィリアム・アイリッシュ
(2011/08/08 23:28登録)
基本的にはサスペンスなので、トリックというよりスリルを味わう作品だと思う
そういう観点からは、読みやすいしスリリングだし面白かった
「幻の女」は誰なのかっていうわかりやすくミステリアスな謎は現在でもありがちな設定なので、それを相当昔に書いていた本作の評価が高いのは頷けます


No.185 6点 殺人方程式
綾辻行人
(2011/08/08 23:23登録)
綾辻氏にしては珍しい物理トリック
作品内の探偵が言うように、トリック自体は過去の作品にもよくあるもの
でも、新本格らしい一工夫があって、悪くはないかなという印象
ラストをもう何かしら捻りを出してほしかったかな


No.184 8点 ジェノサイド
高野和明
(2011/07/30 02:47登録)
非常に面白かった
SF色は強いが、ロジカルな展開だし、なんといってもスリル満点
ミステリとしても優れた作品であると思う


No.183 6点 法月綸太郎の冒険
法月綸太郎
(2011/07/30 02:43登録)
前半は非常にダークな内容だったのが、気がつけばライトな展開になって終わってた
全体的にロジカルな展開で面白いが、新冒険や功績と比べると落ちるかな、という印象
「土曜日の本」は思わず笑ってしまいましたね


No.182 7点 蒲生邸事件
宮部みゆき
(2011/07/23 00:39登録)
SFはあまり読まないのですが、とても面白い作品でした
タイムトラベルを題材としてるのに、二・二六事件という変わった時代を舞台に選んだのも面白いです
またタイムパラドクスは起こらないっていう発想も斬新でした
ミステリかどうかは微妙なところですが、「なるほど」と思えたシーンも多々あるので、僕としてはSFミステリの範疇に含まれると思います


No.181 5点 チーム・バチスタの栄光
海堂尊
(2011/07/23 00:34登録)
ドラマは見ていません
ヒットしているだけあって、とても面白い
天才型の名探偵を連想させる白鳥のキャラがやはり良い
ただ、ミステリではないと感じた


No.180 7点 七人の証人
西村京太郎
(2011/07/17 23:51登録)
別に法廷ミステリとして書かれてもおかしくない、というかむしろそちらが自然なのだが、わざわざ無人島を舞台に選んだところが面白い
尤も法廷ミステリに出来なかったことは第二以降の殺人を生むには仕方がないことなのですが…


No.179 4点 人形館の殺人
綾辻行人
(2011/07/17 23:48登録)
このトリックは、ミステリ好きならすぐさまわかってしまうのではないだろうか
見破りやすくても評価できる作品はあるが、この作品はそうではなかった
読みやすかったのが救い


No.178 5点 蔭桔梗
泡坂妻夫
(2011/07/16 18:13登録)
恋愛小説だが、ミステリ作家らしく一捻り加えたラストをどれも迎えるところはさすが。
でも、ミステリではないかな。
下町の職人に脚光を当てているが、これが書かれたのがバブル期ということを考えると、不思議な気持ちがする。


No.177 5点 黒いトランク
鮎川哲也
(2011/07/16 18:11登録)
確かにトリックは凄いのかもしれない
ただ、好みに合わなかった


No.176 5点 ソロモンの犬
道尾秀介
(2011/07/12 23:09登録)
ミステリとしては平凡な作品。
むしろ道尾氏の悪ふざけなんじゃないかと思える、下らないギャグ(僕としては嫌いではないが)のオンパレード。
青春小説としては良いラストだと思います。


No.175 7点 美女
連城三紀彦
(2011/07/12 23:07登録)
「喜劇女優」や「夜の右側」、「夜の二乗」はなかなかミステリとして面白い作品でした。
表題作「美女」は小説として良い話で、2時間ドラマ化されてもおかしくない話だと思います。


No.174 4点 ロシア紅茶の謎
有栖川有栖
(2011/07/10 00:44登録)
う~ん、コナンレベルかなぁ…(笑)
子供向けのクイズ本を難しくしたって感じですかね
新本格の作家さん同士が仲が良いんだなぁということが実感できる作品でもあります(笑)


No.173 7点 魔法飛行
加納朋子
(2011/07/10 00:41登録)
全体的にミステリとしては前作よりロジカルで良い
でも、それ以外の面白さや雰囲気は前作のが好みでした

252中の書評を表示しています 61 - 80