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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.372 7点 トオリヌケ キンシ
加納朋子
(2014/12/04 23:16登録)
ネタばれになっちゃうけど、どれも精神か病気を絡ませた6編の短編集でしたね。
どれも加納さんらしく愛がある作品でしたね。
私は”フー・アー・ユー?”が一番ほっこり出来て好きかな。
ラストの”この出口…”は加納作品には珍しく死者が出ちゃいましたね。
そこは少し残念かな。


No.371 7点 マスカレード・イブ
東野圭吾
(2014/11/13 11:44登録)
マスカレード・ホテルの続編が希望だったけど、山岸と新田の出会う前のお話でしたね。
それにしても流石東野さん、ファンの裏を書きますね(笑)
今回は4編の短編集でしたが、どれも楽しめました。
やっぱり、山岸さんの推理がいいですね。
次回こそは二人の今後の長編でお願いします(笑)


No.370 6点 僕と先生
坂木司
(2014/11/08 15:38登録)
前作(先生と僕)に続けて読みました。
僕(二葉)と先生(隼人)のキャラに加え、『レディバード』の登場もいいですね。
二人の成長もこの物語の楽しみの一つですね。
続編があるといいですね。
出来れば次作は長編で(笑)


No.369 4点 豆の上で眠る
湊かなえ
(2014/11/03 13:17登録)
少女誘拐事件を小学生の妹目線で語られた小説でした。
ただ、やっぱり主人公が子供なので感情移入は出来なかったな。
テーマは犯罪被害者の心情なのかな?
それとも家族愛なのかな?
私にはこの両親のとった行動は理解不能だったけどね。
(それまでの数年間を忘れられるものかな?)


No.368 7点 荒神
宮部みゆき
(2014/10/26 17:59登録)
宮部さんの歴史物に外れ無しですね。
その歴史物も捕り物帳と怪奇物の2種類がありますが、今回は化物系でした。
宮部作品は映像化も多いけど、これは無理かな?
あるとしたら特撮映画だね(笑)


No.367 6点 先生と僕
坂木司
(2014/10/23 23:31登録)
久し振りに日常の謎を解くほっこりミステリーでした(笑)
探偵役が中学生だから、事件自体も万引き等でしたからね。
また、ワトソン役(?)の僕のキャラも面白いですね。
続編「僕と先生」も先日発刊されたみたいなので続けて読むつもりです。
作中に出てきた作品も是非読んでみたいですね。


No.366 5点 ケモノの城
誉田哲也
(2014/10/18 22:52登録)
いや~グロかったね。
ある意味誉田さんらしいのかな?
”殺戮にいたる病”よりマシだったけどね(笑)
ただ万人受けはしないし、ミステリー的にも私にはラストを含めビミョウだったな。


No.365 6点 BORDER
古川春秋
(2014/09/01 23:35登録)
ドラマを見て本を読んでみようと思いました。それ故、主人公を含め登場人物のイメージはつかみ易かったですね。政治家による圧力や殺し屋の登場などドラマにもあったストーリーだったけど、違う話でした。1本の2時間ドラマ的な印象でした。


No.364 7点 ナイト&シャドウ
柳広司
(2014/08/20 23:06登録)
「ジョーカー・ゲーム」を書かれた柳さんらしい、骨太の主人公がいいですね。
パーフェクトな男を書かせると絶品ですね(笑)
また、アメリカ、シークレットサービスの内情・働きも楽しめました。
首藤と美和子の恋愛話の裏の感情もミステリらしい内容で最後まで楽しめました。
続編があるといいな~。


No.363 5点 盲目的な恋と友情
辻村深月
(2014/08/11 22:54登録)
恋と友情の2編の物語ですね。
恋は蘭花目線、友情は留利絵目線でしたね。
作中「どうして、いつの日も、友情は恋愛より軽いものだというふうに扱われるのだろうか。」
でも、ラストはそう思った留利絵自身が裏切っちゃった気がする。
それに結婚式での逮捕(同行)はドラマチックだけど、ちょっと現実離れ過ぎる気がして残念だったな。
個人的にはこの後に”美波編”をつけて違った風に終えて欲しい気がしました。


No.362 5点 家族狩り
天童荒太
(2014/08/04 23:24登録)
愛ゆえに”家族を狩る”と云うテーマは斬新で面白いとは思った。
ストーリーも氷崎・巣藤・馬見原の3人の主人公が存在してそれが交わりながら進むのも楽しめました。
ただ、ラストは個人的にはビミョウ・・・。
納得できたのはかつての教え子芹沢を救った巣藤版のみかな。
正直な感想はやっぱり長かっただな(笑)


No.361 5点 虚ろな十字架
東野圭吾
(2014/07/13 13:55登録)
今回は社会派の”死刑制度”と重いテーマを扱っていましたね。
被害者の家族の苦悩、加害者の苦悩などが楽しめました。
ただ、ミステリーとしてはビミョウ・・・。
被害者の小夜子の当日の足取りどころか、加害者町村の犯行までの足取りも調べないのは有り得ないでしょ!
また小夜子の携帯の通話記録からでも色々分かるハズ・・・。
ちょっとその点などで興ざめだったかな。
と言っても全体の感想としては不満はなかったけどね。
(東野作品にはどうしてもハードルが高くなっちゃうからね(笑))


No.360 5点 Qrosの女
誉田哲也
(2014/07/04 12:04登録)
誉田さんらしい同時進行系も慣れましたね(笑)
だた同じ事柄を多方面から表現するから内容(事件自体)は薄くなっちゃうんだよね。
今回は冷静に考えれば事件らしい事件でもないし・・・真澄には大変なことだけど・・・。
週刊誌の報道やネット社会の問題点を扱った点は楽しめましたね。


No.359 7点 スロウハイツの神様
辻村深月
(2014/06/11 10:20登録)
上下巻の2冊でしたが、上巻は正直つまらなかった・・・。
でも、一転下巻のラストはそれまで散りばめられたピースが次々とはまっていく心地よさがありました。
多少は想像してましたが、それ以上の数でした。
ただ分類はミステリ小説というより、やっぱり恋愛小説かな?(笑)


No.358 5点 雀蜂
貴志祐介
(2014/05/20 11:24登録)
貴志さんらしいホラー(スリラー)系作品でしたね。
主人公が雀蜂と襲われる(戦う)シーンはヒッチコックを彷彿しましたね。
映画「鳥」と「サイコ」をミックスした感じだったな。
最後のどんでん返しは個人的にはビミョウだったけどね(爆)


No.357 6点 シュークリーム・パニック Wクリーム
倉知淳
(2014/03/25 20:55登録)
姉妹編「生チョコ」に続けて楽しめました。
特に冒頭の「シュークリーム事件」はロジック自体は楽しめました。
ただ、3作品ともコミカルなラストでしたけどね。
またラストの「名探偵南郷九条の失策」はある意味倉知さんらしいと思いました。
短編ならこの程度のお遊びも私的にはOKだけどね(笑)


No.356 7点 ビブリア古書堂の事件手帖5
三上延
(2014/03/21 23:53登録)
流石に今回はミステリより恋愛モードが高かったですね(笑)
話の内容では第二話の手塚治虫『ブラック・ジャック』が一番楽しめました。
1話完結の漫画ならではの話でしたね。
しかし、どの世界でもファン(マニア)は大変だね(笑)


No.355 7点 ペテロの葬列
宮部みゆき
(2014/03/13 23:59登録)
「誰か」「名もなき毒」の続編ですね。
宮部作品には珍しく(?)後味の悪さを残す毒(悪)が作品の隅々に染み渡っていましたね。
その毒が読者に伝わった気がします。
このラストならもう続編は無いのかな?
(続編は読みたいような、読みたくないような・・・(笑))


No.354 3点 こちら警視庁美術犯罪捜査班
門井慶喜
(2014/03/03 23:33登録)
題材は面白いとは思うけど、キャラも内容もあんまり魅力が無かったですね。
小説と云うより漫画レベルに感じました。
このレベルなら多分もう門井作品は読まないと思う。


No.353 3点 ノックス・マシン
法月綸太郎
(2014/02/26 12:20登録)
ミステリと云うより近未来を題材にしたSFですね。
また1920年代のミステリ作品も出てきます。
だから過去の作品に対する知識とタイムマシンに関する物理的知識も沢山出てきました。
正直、疲れました・・・。
純粋に法月さんの作品が読みたかったですね。

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