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ミステリの祭典

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シュークリーム・パニック Wクリーム

作家 倉知淳
出版日2013年11月
平均点5.00点
書評数4人

No.4 5点 まさむね
(2014/04/19 23:10登録)
 あまり考えずに気軽に楽しむのが一番!って感じの短編集。
1 限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件
 非常に馬鹿らしい結末だけれども,途中のロジック展開も含めて,嫌いではないタイプ。
2 通い猫ぐるぐる
 この作者さんはホントに猫が好きなんだなぁ…という以上の感想はないですね。
3 名探偵南郷九条の失策
 読中に感じた違和感がそのまま伏線でしたか…。確かに作者らしい作品ではあります。

No.3 4点 虫暮部
(2014/04/02 20:01登録)
コミカルな筆致が空回りして裏目に出ちゃっている印象が強い。猫丸先輩シリーズではあれだけフィットしているのに。不思議だ。

No.2 6点 白い風
(2014/03/25 20:55登録)
姉妹編「生チョコ」に続けて楽しめました。
特に冒頭の「シュークリーム事件」はロジック自体は楽しめました。
ただ、3作品ともコミカルなラストでしたけどね。
またラストの「名探偵南郷九条の失策」はある意味倉知さんらしいと思いました。
短編ならこの程度のお遊びも私的にはOKだけどね(笑)

No.1 5点 kanamori
(2013/11/21 18:26登録)
「シュークリーム・パニック 生チョコレート」の姉妹編。本書も中短編3作収録されていて、一応いずれも謎解きモノになっています。(かなりヌルい謎ですが.....)

「限定販売特性濃厚プレミアムシュークリーム事件」は、断食セミナーの合宿に参加した中年男性4人が、シュークリームを盗んで食べた犯人を捜す話。消去法による犯人特定ロジックがまずまずですが、タイトルも長いが話も無駄に長く、真相にも脱力。
「通い猫ぐるぐる」は、猫好きだけが楽しめる凡作。
「名探偵南郷九条の失策」は、かなり既視感のあるトリックながら、一番作者らしい仕掛けがある作品。”アンフェアだろうが何だろうが、知ったこっちゃねえ”と開き直られても、という気がするが。

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