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ミステリの祭典

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先生と僕
二葉と隼人の事件簿シリーズ

作家 坂木司
出版日2007年12月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 白い風
(2014/10/23 23:31登録)
久し振りに日常の謎を解くほっこりミステリーでした(笑)
探偵役が中学生だから、事件自体も万引き等でしたからね。
また、ワトソン役(?)の僕のキャラも面白いですね。
続編「僕と先生」も先日発刊されたみたいなので続けて読むつもりです。
作中に出てきた作品も是非読んでみたいですね。

No.1 6点 メルカトル
(2012/09/24 21:31登録)
ゆるーい感じの日常の謎系連作短編集。
大学生の僕は秀才の中学生男子から声を掛けられ、彼の家庭教師を形の上だけ引き受けることになる。
つまり大学生の僕はあくまでワトソン役で、先生は中学生の彼、隼人であり、探偵役でもある。
彼ら二人はナイスなコンビネーションで、日常の謎を紆余曲折を経て解いていく。
とは言っても、それほどインパクトのある事件はあまりないので、どの物語もさして印象に残らない。
しかし、第四話だけは私の心に深く刻み込まれている。
どこか切なく、ちょっとほろ苦い、なんとも言えない余韻を残す佳作である。
これがなければ5点だったが、プラス1点とした。

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