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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.232 4点 スミレ刑事の花咲く事件簿 知性の勝利
石平ひかり
(2011/05/23 23:37登録)
宝塚ファンの宝塚ファンのによる宝塚ファンの為の本ですね(笑)
宝塚ファンならかなり楽しめるのではないかな。
でも、ミステリ度合いは2流、3流だと思う。
まっ、テレビドラマのレベルだから仕方がないよね。


No.231 4点 六の宮の姫君
北村薫
(2011/05/19 20:46登録)
芥川龍之介の謎を扱った一種の歴史ミステリですね。
でも、正直読み辛かった・・・なんせ、芥川作品をあんまり読んでなかったからね。
ミステリ小説より文学評論の度合いが強かったと思うな。
好きな”円紫さんと私シリーズ”だっただけにザンネンだったよ。


No.230 4点 ニッポン硬貨の謎
北村薫
(2011/05/13 17:58登録)
EQ(エラリー・クイーン)ファンによる、EQファンの為の小説ですね。
私も多少はEQ作品を読んでいますが、そんなに量が多くないのでネタバレが結構あるのできつかったな。
肝心の硬貨両替事件も正直納得がいかなかったな。
でも、きっとEQファンには楽しめる本なんだろうな。
それにしても、各章の後に注釈が多かったな(笑)


No.229 7点 冬のオペラ
北村薫
(2011/04/28 21:43登録)
この度続編となるNHKの「探偵Xからの挑戦状」を見るために、予習を兼ねて読みました。
北村さんらしい、短編3作でしたね。
特に「蘭と韋駄天」「冬のオペラ」の連作仕立てで面白かったですね。
余談ですは携帯小説「ビスケット」には苦戦中!(笑)


No.228 4点 月と蟹
道尾秀介
(2011/04/24 22:11登録)
直木賞受賞作品なので、初めて道尾さんの作品を読みました。
う~ん、期待外れだったかな。
ミステリ作品だと思って読んでいたけど、子供の不安な心理状態を描いた文学作品だった…。
ちょっとオイラには合わなかったな。


No.227 7点 亜愛一郎の狼狽
泡坂妻夫
(2011/04/15 20:30登録)
「曲がった部屋」と「G線上の鼬」が面白かったかな。
関係者の話だけで謎を解くとことは一種の”安楽椅子探偵”みたいですね。
だた、読者が謎を解くには難しそうな作品も若干あったきがするけどね。
8編の短編集だったけど、色々なパターンがあって楽しめました。


No.226 6点 長い廊下がある家
有栖川有栖
(2011/03/19 15:39登録)
4編の火村シリーズの短編集ですね。
「ロジカル・・・」が面白かったかな。
途中で自分ならどう回避するかを考えましたね。
最後に火村が”青”のグラスに変えた意図までは分らなかったけどね。


No.225 7点 デパートへ行こう!
真保裕一
(2011/03/04 11:58登録)
自殺志願者・ヤクザに追われた元刑事・家出をしてきた若いカップル、そして会社に復讐しようとしている女性店員・・・。
そこに、社長や警備員たちが加わったちょっとドタバタ劇だったね。
展開も大体先読みできてミステリー劇の定番の緊迫したシーンはなかったけど、意外と楽しめたよ。
ラストに侵入者だけでなく、警備長にも焦点を当てたところをちょっと評価して甘めの7かな。


No.224 7点 白銀ジャック
東野圭吾
(2011/02/19 22:44登録)
一見単純な事件にも見えるんだけど、最後に一ひねりしているのが東野圭吾なんだよね。
だから、東野さんが大好きなんだよね。
個人的には満足だったよ。
ハッピーエンド的なラストもオイラ向きだったよ。


No.223 5点 プラチナデータ
東野圭吾
(2011/02/08 23:32登録)
作品自体は読み易かったけど、ストーリーも先読みしやすかった(爆)
犯人も謎の少女スズランの正体も比較的前半で何となく分っちゃった。
それに主人公神楽の逃亡生活も他の作品に比べ緊張感も無かったな。
テーマ自体もそんなに斬新とも思えなかったので、この評価。


No.222 7点 ストロベリーナイト
誉田哲也
(2011/02/02 22:47登録)
ドラマを見て面白かったので、読んでみました。
その為、当然内容は把握していたので驚きはなかったけど面白かった。
特殊な事件だったので内容を知らなかったらのめり込めたかも?
続編があるみたいなので読んでみようと思ってます。


No.221 7点 往復書簡
湊かなえ
(2011/01/28 17:46登録)
前作がちょっとオイラに合わなかったけど、今回は面白かった。
特に「二十年後の宿題」が好きかな。
当然3編とも事故・事件が付きまとうけど、湊さんには珍しく(笑)人物に共感できたのも好印象の一因かな。
全編、封書でのやりとりも気にならなかったよ。


No.220 8点 新宿鮫
大沢在昌
(2011/01/24 23:03登録)
「新宿鮫」シリーズの第一作目だね。
人気になる通り、キャラ設定がしっかりしているね。
主人公鮫島の他に晶、上司桃井、鑑識係員の薮・・・そしてその他の刑事たち・・・。
緊迫感のある作品だったよ。
ただ、全てのキャラが結び付くのはちょっと出来過ぎ感はあったけどね(笑)


No.219 5点 最初の哲学者
柳広司
(2011/01/22 23:51登録)
1編が20ページ以内だから短編集と云うよりショートショートに近いかな?
内容はギリシア(特にアテナイ)の神話的要素を含んだ物語が多かったので面白かったね。
でも、如何せん短過ぎ!
ショートショートでももう少し長いかも?
その点が一番残念な点だな。


No.218 8点 オランダ靴の秘密
エラリイ・クイーン
(2011/01/16 18:17登録)
確かに不朽の名作の一つですね。
ただ正直訳本が読みづらかった・・・。
靴の謎は大体分ったつもりだけど、書棚の謎が解けなかった…。
ロジックは確かに美しいね。
でも、動機などを含めもう少し突っ込んだ話がある方が好きかな。


No.217 6点 完全無欠の名探偵
西澤保彦
(2011/01/12 22:58登録)
西澤作品らしく不思議系ミステリですね。
名探偵(?)みはるの周りで当事者が勝手に事件を解決しちゃうんだよね(特殊能力?)
それが連作のようにメインの話に係わってくるんだよな。
ただ事件がストーカー野郎や婦女暴行魔などが出てきて好きになれなかったな。


No.216 7点 毒入りチョコレート事件
アントニイ・バークリー
(2011/01/08 17:20登録)
6人から7つの推理が出てくるのは素直に楽しめますね。
登場人物の少ないのですっきりしているのもいい。
1929年の作だから、古典の分類だね。
でも、現代でも十二分に楽しめる作品だね。
推理マニアなら4番目のシェリンガムの説が想像できるでしょうね。
ただ、この流れだと大抵最後の6番目が正解だよね(笑)
で、最後のチタウィックの説が解答でいいのかな?


No.215 7点 小暮写眞館
宮部みゆき
(2010/12/26 22:46登録)
第一声は700ページで長かった(笑)
前半は”心霊写真”の謎を探るミステリタッチだね。
でも、ラスト4話「鉄路の春」は花菱家族の亡き妹への想いや主人公栄一と事務員柿本の淡い恋愛話に変わっていったね。
トータルで見ると軽い青春小説なのかな?(ページ数は軽くないけど(笑))


No.214 7点 無間人形 新宿鮫IV
大沢在昌
(2010/12/20 21:59登録)
初めての大沢作品でした。
1巻から読むつもりが4巻を借りてきてしまった・・・。
第110回(1993年下半期)の直木賞作品だね。
うん、面白かったね。
鮫島とその恋人晶(しょう)との関係も好感が持てたし。
直木賞作品らしく人物関連もしっかりしてたしね。
ただやっぱり”警官もの”らしくミステリ度が高いとは云えないね。
その辺がオイラとしてはマイナス点になっちゃうな。
ただ万人受けはするとは思うな。


No.213 5点 身代わり
西澤保彦
(2010/12/16 20:29登録)
タックの過去を語った「依存」の直後の話でしたね。
まだタックがリハビリ中だった(笑)
だからメインは辺見先輩だったね。
ただ、事件自体はビミョウだったけどね。

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