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ミステリの祭典

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ぷねうまさんの登録情報
平均点:6.51点 書評数:177件

プロフィール| 書評

No.97 5点 名探偵の掟
東野圭吾
(2007/10/03 20:00登録)
「ミステリあるある」をネタにして書いたギャグ小説。
やりたいことは分かるのだが作者のユーモアのセンスが足りないのか笑えず。
個人的に東野はこの作品で描かれたお約束やトリックを揶揄できるほどの革新性や前衛性は持っていないと思う。
だからこそ書いたのかもしれんけど。


No.96 7点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2007/10/03 19:53登録)
かなり大味な作品。なんか後半ちょっとヤケクソになって書いてる東野圭吾を想像してしまった。


No.95 3点 どちらかが彼女を殺した
東野圭吾
(2007/10/03 19:51登録)
こういう試み自体は素晴らしいと思うのだが、いかんせん作品自体に難あり。
普段自分は推理せずに小説を読むのだが、頑張って考えてネットでそれらしき答えを見ても全然納得できなかった。
こういうのってチマチマしたトリックじゃなくて、叙述トリックとか大仕掛けのものの方があってると思うのだけれど、どうだろう。


No.94 8点 今はもうない
森博嗣
(2007/10/03 19:38登録)
このシリーズを我慢して読み続けて良かった。


No.93 7点 夏のレプリカ
森博嗣
(2007/10/03 19:37登録)
萌絵にイラつき、S&Mシリーズに飽き始めていたのだが、本作はギミックが多い作品で楽しめた。
チェスシーンは何かのパロディなのだろうか。なんかこういうのよくあるよね。探偵と犯人の心理描写をゲームの進行状況とシンクロさせて表現っていう。
まあでもやっぱカッコよかったけど。


No.92 6点 幻惑の死と使途
森博嗣
(2007/10/03 19:33登録)
シリーズもここらへんに来て多少ダレてきた感じ。
やはり、キャラに入り込めていないため半ば義務のように読んでいた。


No.91 7点 クリムゾンの迷宮
貴志祐介
(2007/10/03 19:24登録)
結局人が一番怖い、という貴志祐介のテーマを最大限に生かしやすいサバイバルな設定。
RPG的に進む展開も飽きさせずページが繰りやすかったが、なにか少し物足りない印象。


No.90 8点 黒い家
貴志祐介
(2007/10/03 19:19登録)
僕はあまり幽霊とか妖怪に怖さを感じてなくておばけ屋敷とかスキップして進めちゃうぐらいで、あまりホラーに魅力を感じていなかったんだけど、この作品は面白かった。
どんな怨念や悪霊より、包丁持ったキチガイのババアが一番怖い。
包丁持ったキチガイのババアが。(2回言った意味は特にないです)


No.89 7点 千葉千波の事件日記 試験に出るパズル
高田崇史
(2007/09/29 07:16登録)
頭の体操好きの自分としては素直に楽しめた。
ただ、シリーズは続いているが登場人物の成長や話の進展が全くないのでそれこそ「頭の体操」を読んだ方がよっぽどいい。
よって一作目だけ高評価。(それでも7点だけど)


No.88 2点 QED 百人一首の呪
高田崇史
(2007/09/29 07:12登録)
もうド直球で苦手な作品。普段どんなにつまらないと思ってもじっくり読むタイプなのだが、読み飛ばしまくってしまった。
ミステリ部分と百人一首部分の分離具合が水と油のようで、こんな中途半端なことするなら別々に出版すればいいのに、と思った。


No.87 5点 解体諸因
西澤保彦
(2007/09/29 07:06登録)
一つ一つの短編は普通かそれ以下。連作短編としても失敗している気がする。


No.86 7点 麦酒の家の冒険
西澤保彦
(2007/09/29 07:03登録)
ビール党の自分としてはガブガブ飲みまくる登場人物達を気持ちよく感じた。
脚本によっては舞台化できそうだ。ミステリとしては「めちゃくちゃ面白い!」という感じではなかったんだけど、読み終わったあと本作の文庫本がすごくいとおしくなった。


No.85 9点 七回死んだ男
西澤保彦
(2007/09/29 06:58登録)
主人公に感情移入がすんなり出来て読みやすかった。
SF的な設定にがっちりミステリ要素が組み合わさっていて隙間がない感じ。素直に面白かった。


No.84 7点 奇想、天を動かす
島田荘司
(2007/09/28 01:34登録)
本格好きな自分としては社会派要素と展開の遅さにもどかしさを覚えたのだが、幻想性とトリックの解明は素晴らしいと思った。


No.83 5点 御手洗潔の挨拶
島田荘司
(2007/09/28 01:31登録)
長編を読んで御手洗ファンになった人には必読か。各々の話が軽すぎてあまり楽しめなかった。僕にとっては島田荘司は長編に限る。


No.82 6点 キマイラの新しい城
殊能将之
(2007/09/28 01:28登録)
城の秘密が推理の過程で明かされるのだが、驚きはあるのだがどう考えても蛇足でどうでもいい。
ストーリーはコミカルで面白い。一作ごとに作風が違うのが作者の特徴だと思っていたが、今までの作品の中では最も普通。(他の作者と比べたらそうでもないが)


No.81 5点 樒/榁
殊能将之
(2007/09/28 01:24登録)
作品としては駄作と言わざるを得ない。ファンなら。


No.80 9点 鏡の中は日曜日
殊能将之
(2007/09/28 01:22登録)
冒頭からオチが楽しみだと思った。内容もベーシックな館ものでラストも想像の範囲内だったが完全に満足してしまった。殊能のファンだから点数が甘くなっている気もするが、作者の作品ごとによるコンセプトとユーモアある試みは手放しで喜んでしまう。


No.79 8点 美濃牛
殊能将之
(2007/09/28 01:17登録)
とても地味、だが横溝をなぞったような、それでいて作者オリジナルなユーモアも味わえる良作。
とても派手で分かりやすいハサミ男でデビューした殊能だが、作者の地力を感じた一冊だった。


No.78 8点 ハサミ男
殊能将之
(2007/09/28 01:13登録)
叙述物だとは知っていて読んだのだが、後半話の展開に?となってきたところで「きたきたきたーーー!!!」と思わずニヤけてしまった。
とても面白いエンタテイメント。

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