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ミステリの祭典

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笑わない数学者
S&Mシリーズ

作家 森博嗣
出版日1996年09月
平均点6.64点
書評数72人

No.52 7点 KOOL
(2010/09/20 22:46登録)
ミステリィを読み始めて日が浅いせいか、私は逆トリックに関しては引っかかりませんでした(笑)
それがいいか悪いか別として真相やトリックはわかった時は明快でよかったです。

No.51 7点 白い風
(2009/07/23 20:28登録)
オリオン像の消失の謎はすぐに解けましたね。
それに伴い、第一・第二の犯人も分かりました。
ミステリ的には80%は解けちゃったかな。
ただ、博士が出した”5つの玉の問題”が解けなかった…のに回答もナイ!
読書後、余分に1時間掛かっちゃいましたよ(笑)

No.50 8点 okutetsu
(2009/07/01 04:45登録)
逆トリックという概念があることに驚き。
いろんな書評を読んで初めて真のおもしろさがわかる作品ですね。

No.49 8点 りんちゃみ先輩
(2009/02/01 10:20登録)
とにかく面白いんです・・このシリーズ。読みやすいし、犀川と萌絵の会話が良い。トリックがどうだとか、人物の心理描写がどうだとか、よりも読み手の自分と相性が良いのでしょう。犀川と萌絵、俳優さんだったら誰がイメージに合うんだろう、そんなことを考えています。

No.48 7点
(2008/12/20 12:32登録)
逆トリックについて書かれたものをいくつか読んでみたのですが、どうもピンときません。テーマということなら、考えどころのあるミステリだと思うのですが、「逆トリック」と言われると、納得できないのです。そんな難しいことを考えなくても単純に、この小説全体の構成からすると、事件の中心にあるトリック(オリオン像消失)はこれくらいシンプルな方がいいのではないかという気がします。
公園の謎の二人によるリリカルな雰囲気もあるラスト・シーン、特に最後の一言が印象的ですね。答(本作中で提示される謎に対する)が「不定」の時にはただネガティヴに不定だと突き放すのでなく…
タイトルは「数学者は笑わない」ではないな、とも思ってみたりして。

No.47 5点 スピカ
(2008/09/30 08:28登録)
これ森さんが書いたのかな?と思うほどに2時間もののサスペンスドラマみたいな展開。ドラマで見てみたい。

No.46 4点 ロビン
(2008/08/20 23:38登録)
要はメタ作品、ってことでいいのかな?

No.45 6点 あい
(2008/06/24 18:06登録)
トリックが簡単すぎるがシンプルな謎のため、最後まで飽きずに読むことができる。

No.44 6点 マニア
(2007/12/30 14:39登録)
高校時代に数学赤点(笑)だった自分にとってタイトルで尻込みしてしまったが、話自体はシンプルで面白いと思う。

トリックは少し単純すぎる気がするが、事件解決後~ラストのやりとりは奥が深くて好き。

No.43 9点 ぷねうま
(2007/09/19 16:30登録)
図面見てトリック分かっちゃってガッカリしたのだけど、逆トリックを知ったあと再読して感動してしまった。このベクトルで読者を罠にはめた作品は他にないのでは?
ただ読み手だけにその発見を任せるのは酷。作者としては一番面白い読み方を進んで提示するべきだし、作中で完璧にフォローするべきだと思った。

No.42 6点 vivi
(2007/06/23 00:21登録)
オリオン像の消失の謎は、物理的なことや建物の構造なんかで予想してたんですが、
犯人に結びつかなかったという読み方に後悔が残る作品でした。
(非常に個人的なことですが^^;)

萌絵の無鉄砲には、いつも驚かされます。
しかし、冷静な犀川、憎いほどですね。

No.41 1点 rikipon
(2007/06/21 23:07登録)
この作品は謎解きを楽しむものではなく、いかにして我々は世界を認識するのかを考える為に書かれたのだと個人的には思っています。特に犀川先生と同じ世界に属している人間には勇気付けられる言葉がいっぱいです。

No.40 4点 主任技師
(2007/06/01 23:58登録)
「逆トリック」とか要らないと思う。

No.39 8点 るなん
(2005/08/26 04:38登録)
おもしろかった。
ただし、トリックの派手さにしか本の価値を見出せない人には勧められない。

No.38 6点 Dain
(2005/07/06 02:19登録)
一度さらっと読んでみてこの点数。もう一回じっくりしっかり読み込めば評価が変わるかもしれないですね。

No.37 2点 ぴかちゅ〜
(2005/05/27 23:20登録)
図面でトリックがわかった。秒殺。
裏に隠されたプロットも、面白いっていうほどじゃないと思う。
このシリーズはSとMの会話を楽しむためだけに読んでいるようなもん。
工学部の先生にしては詩的でよろしい。

No.36 5点 ルルファー
(2005/04/30 18:27登録)
登場人物が基本自己満足の塊みたいな人物ばかりだったけれど、「不定だ」が格好よかったのでまあ許すか。
で、次に問題なのは、この使い古されトリックを許されるのに見合うほどの逆トリックの質であったかと言う事だけれど、全くないね。分かりづらい上に綺麗じゃない。

No.35 9点 ぴよの
(2005/04/30 04:06登録)
本編とは関係ないけど、作中で天王寺博士が出したビリヤードの玉の問題が自力で解けた時は、とても嬉しかった。

もちろん本編も言うことなし。

No.34 9点 ぴよの
(2005/04/30 04:06登録)
本編とは関係ないけど、作中で天王寺博士が出したビリヤードの玉の問題が自力で解けた時は、とても嬉しかった。

もちろん本編も言うことなし。

No.33 9点 demitasse
(2005/03/03 09:09登録)
最高の作品です。
『笑わない数学者』『mathematical goodbye』というタイトルにも、作者のメッセージがこめられています。
メイントリックはあえて簡単なものを選んだ作者が、「神のトリック」を読者に問うているのです。

「どこを考えたら良いのか、という問題が、一番の考えどころなんです。それはどんな問題でも同じです」と犀川は言っています。
そう、試されているのは、探偵(作中人物)ではなく、我々読者です。

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