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ミステリの祭典

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rikiponさんの登録情報
平均点:1.79点 書評数:14件

プロフィール| 書評

No.14 10点 模倣犯
宮部みゆき
(2007/06/21 23:18登録)
とにかく哀しくて哀しくて、全ての登場人物に同調してしまい心臓が引き裂かれるような感覚に陥りました。自身が犯罪に巻き込まれないためにはちょっとした勇気と知恵が必要なのだと知りました。大事な人たちを悲しませないために…


No.13 1点 すべてがFになる
森博嗣
(2007/06/21 23:15登録)
犀川と同じ象牙の塔の住人としてはトリック解明の箇所以上に大学内の瑣末な出来事が面白かった。そして何より「研究」についてこれほどまで勇気をもらえるとは。ありがたい。


No.12 2点 今はもうない
森博嗣
(2007/06/21 23:12登録)
こちら側が恥ずかしくなるシーン連発で、幕間があって本当に良かった。しかしながら笹木氏のラストの独白は美しく、そして切ない。


No.11 1点 笑わない数学者
森博嗣
(2007/06/21 23:07登録)
この作品は謎解きを楽しむものではなく、いかにして我々は世界を認識するのかを考える為に書かれたのだと個人的には思っています。特に犀川先生と同じ世界に属している人間には勇気付けられる言葉がいっぱいです。


No.10 1点 詩的私的ジャック
森博嗣
(2007/06/21 23:04登録)
犀川先生のやさしさがにじみ出ていて好きです。


No.9 2点 封印再度
森博嗣
(2007/06/21 23:02登録)
京極の『鉄鼠』と交差しました。森氏と京極氏は同じことを違う論理で言っていることが多いのですが、この作品はそれが顕著に現われていたように思えます。


No.8 1点 幻惑の死と使途
森博嗣
(2007/06/21 23:00登録)
犀川先生が大声を出すことを知れただけでも良かったです。


No.7 1点 塗仏の宴
京極夏彦
(2007/06/21 22:57登録)
前半まではとにかく怖くて怖くてどきどきしまくり、あの人が死んだ時にはショックのあまり本を落としてしまいました。まさかあの人が死ぬなんて!!!!今でも信じられません。後半はなんだかホームズvs教授みたいになっちゃって、、、シリーズ物のこういった方向性は好きじゃないのでちょっとがっかりしました。


No.6 1点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2007/06/21 22:54登録)
この後に続く京極堂シリーズを堪能する為には絶対に避けられない作品ではあるが、個人的にはまだ完全にキャラクターが確立されていないので最高とまではいかない。


No.5 1点 陰摩羅鬼の瑕
京極夏彦
(2007/06/21 22:50登録)
塗仏で完全に壊れてしまった関口さんの再生物語です。


No.4 1点 鉄鼠の檻
京極夏彦
(2007/06/21 22:49登録)
「坊主」、「雪の山」、「箱根」。いずれの言葉を聞いても一番に頭に浮かぶのは『鉄鼠』。完全に京極中毒です。ここまでオリジナルの世界が創造できる作者の才能にただただひれ伏すのみ。


No.3 1点 続巷説百物語
京極夏彦
(2007/06/21 22:44登録)
百介の気持ちに入り込みすぎて、最後号泣しまくりました。もう又市たちに会うことはないのかと想像するだけで、心がえぐられたようにとにかく哀しくて哀しくて…


No.2 1点 魍魎の匣
京極夏彦
(2007/06/21 22:40登録)
10点×1億倍とか、そんくらいアホな評価をしても評価しつくせないほどの傑作です。今まで読んだ現代小説で一番です。おぞましい猟奇殺人も関口の最後の言葉で全て昇華され、残ったものはただただ美しい情景のみ。(氏の作品が翻訳可能であるなら)ノーベル賞ものです。。。


No.1 1点 絡新婦の理
京極夏彦
(2007/06/21 22:32登録)
冒頭と結末の美しさは皆さんが指摘するとおりですが、カッコマンばかりが大活躍する京極作品の中では珍しく「女性」が主導権を握っていて、京極堂初め野郎共を振り回してくれるので好きです。犯人の動機を完全に把握するのに何度も読み返さなければならず、さらに茜さんの実父が未だにすっきりしないまま。。。とりあえず自分なりの解答を出した状態ですが…

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