すべてがFになる S&Mシリーズ |
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作家 | 森博嗣 |
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出版日 | 1996年04月 |
平均点 | 6.74点 |
書評数 | 179人 |
No.139 | 7点 | KOOL | |
(2010/03/21 19:10登録) 文系の私でも割とスラスラと読めた。 死体の登場シーンの演出のくだりは非常に好きだった。 カメラやトロイの木馬関係のトリックは、頭脳明晰な研究員の集まる研究所で何故気付かなかったのかという疑問はあったが、それ以外は比較的に満足だった。 |
No.138 | 7点 | りゅう | |
(2010/02/27 12:25登録) (ネタバレあり) 印象的な死体登場シーン。被害者以外は出入り不可能な密室からロボットに載せられて登場した死体は、両手両足が切断されていた。この不可能犯罪を可能にした手法には意表をつかれた。しかし、犯人が天才であるためか、犯行の動機が皆目理解できなかった。また、犯行計画があまりにも大掛かりすぎてリアリティーに乏しく、天才の計画にしては不確実な部分があると思った。 |
No.137 | 2点 | ぼぶ | |
(2009/11/27 12:47登録) ネタばれ含みますよ 読んでからだいぶ時間が経ってるのでうろ覚えですが、悪い点を挙げると トリックが16進数を知らないと解けない(一般の人が知らない知識を使うというのはどうも…) 真相がひどい(母と娘位見分けろとか食料の消費量で気づけとか) |
No.136 | 3点 | あるびれお | |
(2009/11/12 02:47登録) 実は、森さんのミステリはこの本を10年以上前に読んで以来「探偵伯爵と僕」まで手にしなかった。もしかしたら年をとって好みが変わったかも、と思って再読してみたが、やはり合わなかった。わたしも理系なのだが、医学・生化学系と数学・物理学系との違いなのかもしれない。沢山の著書がある作家なので、別のシリーズを一つくらい手に取ってみようかな。 |
No.135 | 7点 | だい様 | |
(2009/11/09 12:28登録) S&Mシリーズ第1弾 日本版羊たちの沈黙。 16進法の『F』という発想はお見事。 プログラムのくだりは興味深かった。 |
No.134 | 3点 | 清涼水 | |
(2009/11/07 00:03登録) テクノロジーの点がちょっと古すぎる 古きよき時代の人向け |
No.133 | 7点 | Tetchy | |
(2009/10/10 00:27登録) ※ちょっとネタバレ。 一応、前知識なしで読んだが、犯行方法は解った。 が、365日24時間記録し続ける監視カメラが見張っている上に、コンピューター制御されたセキュリティシステムで管理された室内で起きた密室殺人、しかもカメラには誰も部屋を出入りした人物が映っていないという堅牢なる密室殺人の謎解きは完璧と思いがちなコンピューターの盲点を突く真相は解らず、この手際は実に鮮やかだった。 また犯人も最初に明かされる人物ではなかった事はある意味救われた。なぜなら天才の子は必ずしも天才ではないからだ。その逆もまた然り。14歳を節目に昆虫が親の肉を喰らって成長するが如く、天才が天才を殺して成長するなど、荒唐無稽なマンガ的設定に過ぎない。それを敢えて踏みとどまったところがこの作品の良識といえよう。 あまりに有名すぎる故、他の作品を読んでからこの作品に入ると犯人は解ってしまうという欠点がある。やっぱりシリーズ物は順番に読むに限るわ。 |
No.132 | 5点 | 測量ボ-イ | |
(2009/09/26 22:39登録) (少しネタばれ) 孤島で起こる密室殺人と設定は古典的なるも、解決はこれまた 現代的。20年以上前ならまずありえないトリックでしょう。 というか、ちょっとマニアック過ぎて、その方面の知識がな い人でないと、推理不可能では?まあ楽しめるには楽しめまし たが。 古き良き探偵小説が好きな人には、ちょっと合わないかも。 |
No.131 | 2点 | 給食番長 | |
(2009/09/12 00:50登録) 時の試練に耐えられるミステリーではないね。 |
No.130 | 6点 | れお | |
(2009/09/10 14:10登録) 前評判がとても良かったので読んでみました。著者の作品は「スカイクロラ」とこれだけ読みましたが、他にはない独特の感じがあって好きです。 |
No.129 | 8点 | isurrender | |
(2009/07/22 02:00登録) あまり期待せずに読んだので満足に値する作品となりました 個人的にコンピュータが絡んだ作品が好きなのも影響してるかも |
No.128 | 7点 | 白い風 | |
(2009/07/14 23:34登録) 初めて森さんの作品にトライしてみました。 予想通り、理系色の強い作品でしたね。 ちょっと文系の方にはツライかもね(私は理系だけどツラかった(爆)) でも、トリック自体は大胆な内容で大いに楽しめました。 犀川助教授と萌絵のコンビはキャラが結構濃いので今後も面白いかもね。 |
No.127 | 7点 | okutetsu | |
(2009/07/01 04:44登録) 登場人物たちがいいですね。 シリーズを読んでみたいと思わせる作品でした。 トリックはフーンそうなんだとしか言えない(笑) |
No.126 | 10点 | daiki | |
(2009/06/02 00:49登録) これ1作というより、S&Mシリーズは面白いと思う。 |
No.125 | 5点 | ある | |
(2009/05/23 17:32登録) 孤島の研究所で密室殺人が起きて…という設定とタイトルに惹かれて読みました。 ただ,期待が大きかったせいか,ちょっと物足りなかったです。 犯行動機とトリックについては,「天才だから」ということなんでしょうけれど,ちょっと。。 |
No.124 | 5点 | H.T | |
(2009/04/05 11:24登録) 結構評価が良かったので読みました。 が、自分にはあまり向いていなかったみたいです… |
No.123 | 7点 | G | |
(2009/03/05 21:10登録) 最高傑作との前評判で読んでみたが、そこまでの面白さは 自分にはわからなかった。 だが登場人物なども含め、普通に面白いので読んで損はないと思う。このシリーズの中では「今はもうない」とこの作品がおもしろかった。 |
No.122 | 6点 | nukkam | |
(2009/02/06 17:48登録) (ネタバレなしです) 工学博士でもある森博嗣(1957年生まれ)は理系作家として認知されています。理系ミステリーという評判に怯えた私は(笑)1996年出版のデビュー作である本書になかなか手が出ませんでした。システム管理された密室からしてまぎれもなく理系で、トリックにも理系要素はあります。他にも私には難解な理系用語がずらりと並んでいます。しかし文章自体は回りくどい表現が少なく、謎解き説明も明快でわかりやすい本格派推理小説でした。ただ本書の1番のハイライトは理系要素よりも人間性描写ではないでしょうか。中でも登場場面は大変少ないのに真賀田四季は読後の印象では主役の犀川や萌絵さえ圧倒していると思います。作者も思い入れがあったのか、後に彼女を主人公にした年代記的な四部作を書いたほどですから。 |
No.121 | 2点 | abc1 | |
(2009/01/15 21:52登録) 四季だけが天才で、研究所の他の所員が監視カメラやパソコンのバグも見つけられない、履歴の見方も知らないバカでないと成り立たないトリック。四季は娘に14以上の数は教えなかったのか。百科事典は14巻までしかないとあるけど、他の巻も14ページ以上は切り取らないとダメだろう。それで自分の娘としては出来が悪いから殺されてしまうなんて、娘が可哀想すぎる。 |
No.120 | 10点 | りんちゃみ先輩 | |
(2009/01/14 19:53登録) なぜ今まで手にしなかったのだろう。すべてがF(フィット)した。良かった、おもしろい、次が読みたい。 |