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ミステリの祭典

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魔術はささやく

作家 宮部みゆき
出版日1989年12月
平均点7.00点
書評数60人

No.40 7点 ある
(2008/09/21 13:06登録)
キャラもそれぞれ魅力的で,宮部作品らしいキレも随所にあって良い。
ただ,どうしてもあの催眠術は受け入れられなかった…。

No.39 8点 Tetchy
(2008/04/19 22:36登録)
日本サスペンス大賞受賞作。
みなさんがおっしゃるように、この作品はかなり出来がいい。
そしてその後の活躍で知られるように、このレベルを軽々と超していくことからも、この作家が当時から並々ならぬ実力を持っていたことがわかる。

この作品は主人公の日下守少年に尽きる。
これほど魅力的な少年は現在まで、ほとんど数えるほどしか出てきていない。
それほど鮮烈だった。

あと新聞でほんの3行程度で語られる交通事故や自殺事件の裏側にはこんな真実が潜んでいたという着眼点も素晴らしい。

本格ミステリとして読んで・・・と述べている人がいるが、なぜ?
サスペンス大賞なんだからサスペンスでしょう?
単純に求める物が違っていただけだと思います。

No.38 8点 北浦透
(2007/12/25 20:35登録)
再読してびっくり。これほどの傑作だったとは・・・。
今更、ますます宮部さんの作品にはまっています。

No.37 5点 spam-musubi
(2007/09/06 10:17登録)
宮部さん大好きなのですが…残念ながら入り込めなかったです。
理由は↓35の方が言われている通り。催眠術とかサブリミナルって、
世間で思われているほど強力なものではないです。
そこにどうしてもひっかっかりを覚えてしまいました。

No.36 6点 VOLKS
(2007/07/09 00:08登録)
作品へ素直に引き込まれた。宮部作品らしく、素直な文体でとても読みやすい。トリックに関しては…(汗)それでも、なおあまりある魅力が不思議。

No.35 6点 かしわうどん
(2005/08/14 17:20登録)
この作品の評価は(この作品で言うところの)魔術を
フェアと感じるかどうかで大きく左右されそうですね。
そう上手くいくもんかね? というのが率直な感想。

No.34 6点 T・ランタ
(2005/08/12 22:39登録)
全体としては面白かったのですが・・・あのようなトリック? が使われたのは残念です。あれならいっそトリックなしでも良かったと思います。
あと、ラストは余計かもしれません。

No.33 9点 ポンプ
(2005/08/02 17:47登録)
初めて読んだ宮部さんの作品。続きが知りたく、ページをめくる手が止まりませんでした。本当に楽しめたし、ラストは感動でした!!

No.32 5点
(2005/07/28 20:33登録)
途中までは良かった。ラストで興醒め・・・そりゃねーよ

No.31 4点 ギャンブル伯爵
(2005/07/19 02:47登録)
催眠術にかかりそうもない人間が読んだせいか、はあ?
の連続だった。大学の研究室に弟子を盲目的にかわいがる教授がいたことが最大のミステリ。

No.30 8点 ぱふ
(2004/12/23 16:25登録)
今更ながらホントに文章がうまいよね。主人公にも犯人にも,そして被害者たちにすら,感情移入してしまい一気に読んじゃいました。あと小ネタを始めコロンボからの流用が多くファンとしてはニヤリ。きちんと「魔術師の幻想」とか自分からネタバレしてるんでオマージュということでOKです。

No.29 6点 りいな
(2004/11/01 13:25登録)
被害者グループが中盤、あまりにもだらしない生き方をする人達に描かれていたので、終盤にもう少し事件に対する反省を描いてほしかった。
落ちは反則だけど、話が面白いのでこういうのもありかと。

No.28 7点 HATT
(2004/10/31 08:54登録)
トリックが知りたくてページがめくる手が速くなる程面白かった。その分、トリックが判明したときの落差が大きかった。それを補って余るほどの面白いストリー展開と心理描写で高評価。これでトリックに工夫があれば満点だった。

No.27 7点 884
(2004/08/14 00:09登録)
 オチはいまいち。中盤はそこそこ。おいしくまとめ切れてないのが残念。
 正直催眠術は勘弁してほしい。

No.26 9点 りえ
(2004/02/02 22:22登録)
おもしろかった。ハッピーエンドというか後味のよい終わり方が好きなので。
主人公がとても立体的に描かれている。だから、ラストでの主人公の心の葛藤をリアルに感じることが出来た。
先を存分に期待させる前半のスピード感はなかなか。

No.25 9点 k−t
(2004/01/29 21:00登録)
最初に出会った宮部作品。とにかく人物描写や設定がうまくて感動したのを覚えてます。なにより普通なら終わりのところを最後の10ページくらいで見事に大作にしています。これは作者の人間性なんですかね。宮部作品は読み終わると気持ちのいい溜息がでます笑

No.24 8点 ばやし
(2004/01/12 10:19登録)
宮部みゆきは何者って思わせる作品なのでは?おもしろいですねー宮部作品!!詳しい内容は2年くらい前に読んだから覚えて無いけどおもしろかった記憶有り♪

No.23 6点 みいな
(2003/12/01 13:58登録)
すごく面白かった。ミステリーに催眠術をもってくるのは反則だけど、語りが上手いのでそれも気にならない。
ただ、高木和子さん、殺されるのは絶対にいけないと思うけど、詐欺罪とか、普通に罪を償う機会は与えられるべきではないかと思ってしまうのでこの点数。

No.22 10点 Dain
(2003/11/06 00:07登録)
初めて10点つけた作品です。最初から最後まで、文句のつけようがありません。もうミステリとかサスペンスとか、そういうジャンルを超えて最高です!

No.21 7点 hiro
(2003/10/25 01:42登録)
私が宮部作品にはじめて出会った本です。この本がきっかけになり、はまりました。ラストがいいです。

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