home

ミステリの祭典

login
悪意
加賀恭一郎シリーズ

作家 東野圭吾
出版日1996年09月
平均点7.79点
書評数110人

No.30 9点 ぶんぶん
(2004/02/15 12:24登録)
残りページ数が分かるという本の短所がモロに出た作品と思う。。

No.29 8点 k−t
(2004/01/29 23:39登録)
本当に残念!本読む前に東野作品とは知らないでNHKのドラマで見てしまった…。

No.28 8点 りえ
(2004/01/22 22:51登録)
最後ビックリした。人間ってこわいんだな。

No.27 8点 ばやし
(2004/01/12 10:04登録)
「悪意」って恐いなー普通におもしろかった気がするので満足です^^

No.26 9点 深壬
(2003/12/12 18:04登録)
 個人的に加賀ファンというのもありますが、それだけでなく、ミステリーとしても高度で、かつ楽しめる作品だったと思う。
 裏を返せば、ラスト「加賀刑事の真相語り」の前までは全部「意味なし」といいますか、「無意味」に近かったわけですからね。
 勿論、文章的には、大事なんですが。
 ここまで読者を「ひっくり返す」作品も少ない。
 満足の一言でした。

No.25 2点 DEEN
(2003/09/06 13:22登録)
つならない。
人間の「悪意」をえがこうとするのは
東野作品の恒例。
それ意外に何もない。
きみがわるいだけ。

No.24 8点 さとりんこ
(2003/09/05 12:50登録)
新しいミステリーに出会った感じです!!
とても、おもしろかった!読者を最後まで飽きさせない感じがしました☆

No.23 9点 kino
(2003/08/31 00:56登録)
 新しい推理小説だと思う。犯人が物語初頭でつかまるのに、動機の謎だけでこんなにスリルが味わえるとは。横山秀夫さんの『半落ち』をダークにしたようなかんじかな。中身は全然ちがうけど。
 個人的に東野作品の中で『白夜行』の次に好き。なんであんまり話題にならなかったんだろう? 

No.22 8点 ごんべ
(2003/07/02 18:14登録)
単純に騙されましたよ。
騙され感も、別に悪くはなかったし…
章ごとの構成も当然騙しのテクニックであったわけで、小気味良かったですね。

No.21 8点 しゃんてん
(2003/06/24 18:22登録)
 本格ミステリ。加賀刑事が探偵役として登場する。
 文章が上手く、すらすらと読ませる。真相が徐々に明らかになっていく過程は結構はらはらさせられるし、(反転)明らかになった真相がミスディレクションだったと知らされたときは、むちゃくちゃ驚いたわけではないが、どきりとさせられた。(ここまで)
 ラスト、数ページから、どろどろ感が漂ってくるきがしてのも私好み。でも、『白夜行』や『嘘をもうひとつだけ』や『レイクサイド』ほどにはぞっとさせられないのだが。物足りない気もするが、しかし、やはり面白く読めた。(ねたばれ)結局悪意の根源ははっきりとはわからない、というところに薄ら寒いものを感じる。
 個性の無い探偵役。加賀さんだが、『嘘をもうひとつだけ』でもそうだけど、個性が描かれてないけどもなぜか個性が垣間見えるような気がして面白い。

 ホワイダニットというのは、京極や森氏、黒田氏、氷川氏等、最近の本格作家から無視されている傾向にあるきがする。本格ミステリはホワイダニットとは相性が悪いわけではないとおもうのだが。本格ミステリの論理はロジックではなくレトリックだし、レトリックによって人間の心理を描けることもかのうだと思うのだが。

No.20 10点 しの三郎
(2003/04/27 19:52登録)
初めに犯人がわかってしまうので、途中からこの先どうなってしまうんだろうと思って最後まで一気に読んでしまいました。
東野先生の作品を読む時はいつも「この作品のポイントは何だろう?」と注意して読むのですが、まさかこんな「動機」がポイントだとは思いませんでした。
やっぱり東野作品は最高ですね。

No.19 4点 えむ
(2003/03/07 21:35登録)
策を弄したものの、ただそれだけ。
つまらない。

No.18 7点 なおゆう
(2003/02/17 23:41登録)
ミステリとしてのトリックも良くできているし、文章も申し分ない。それなのに「10」出せないのは、後半出てきたあの悪意に関するエピソードがどうも中途半端に感じられたから。なんだか、あれらの過去がそのまま読後感の悪さに繋がっているという感じで、それらを土台にして、または料理して、感動まで持って行けるというところまで行ってほしかった。

No.17 9点 立教魂
(2003/02/17 10:39登録)
ミステリーとしてのトリックはよくできていて素晴らしく、内容も文学として楽しめるものでした。一押しです。

No.16 10点 なおみ
(2003/02/06 14:47登録)
東野作品は大体読みましたがこの作品が私の中でナンバー1です。
いい意味でだまされました!
文句無しです。

No.15 10点 泰山
(2003/01/19 22:45登録)
この作品は良くできている方だと思う。叙述により2転3転するが、大変文章テクニックがうまい。やはり東野氏の上位に位置する作品だ。これに比べれば、白夜行は少し冗長すぎたのではないか。世界観は良く似ているが、全体のバランスとしてはこちらの方を押したい。

No.14 9点 shige-tee
(2002/12/16 14:42登録)
うまいです。
はなしの流れもおもしろいですが、
あのさりげないトリックにまいりました。
芸術的なループシュートを決められた感じです。

No.13 10点
(2002/12/10 20:53登録)
いい意味でだまされました。人間の意識というものを読者に対してもストーリーの中でも実にうまく使っているところは驚嘆に尽きます!正に悪意(笑)

No.12 7点 HS
(2002/08/31 12:06登録)
東野さんの作品の真骨頂ですね。ひっくり返しまくりです。

No.11 8点 由良小三郎
(2002/08/30 20:30登録)
東野さんにしかできないと思うみごとな構成です。前半で1つ物語があって、その上にもう一回、展開が追加してある。その上に最後にまだ余韻がのこしてあります。

110中の書評を表示しています 81 - 100