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ミステリの祭典

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黄昏の囁き
囁きシリーズ

作家 綾辻行人
出版日1993年01月
平均点5.46点
書評数24人

No.24 7点 みりん
(2023/08/06 23:07登録)
ヘボ探偵すぎてたぶんここ30作品くらい連続で犯人が当てられていません(笑)

シリーズ3作品を通して読みました。
語り手の幼少期の封印された記憶が"囁き"という形で徐々に蘇ってくるのが共通ですね。物語の終盤までその記憶は2重3重に包み隠され、多用される色彩表現が幻想的な雰囲気を作り、表現し難い気持ち悪さがずっと味わえます。ずっと不安定なんですよねこの世界。最後には記憶の全貌と意外な犯人が浮かび上がり、モヤモヤが溶けました。
トリックや衝撃度は館シリーズに劣るけど、文体や雰囲気や読後の気持ち悪さはこちらの方が好みです。続編ないのですか?

シリーズの中で1番は僅差で『緋色の囁き』ですかねぇ…

No.23 3点 風桜青紫
(2015/12/21 07:32登録)
犯人は意外なのだが、伏線の出し方が小出しだし、動機も例によって微妙だからいまいち納得できない。叙述トリックについても、恒例すぎて、「ああ、まだやってなかったっけ」という感じ。滑稽さの入り交じった気味悪さは確かにあるんだけど、いまいちトリックとストーリーの肝がからみあってる気がしないのよ。殺戮シーンも前二作を踏襲してるんだろうが、なんかマンネリ感が出ていてどうも退屈。テイストの強さは前二作に勝っているとは思えないし、いまいち面白さがわからんかった。

No.22 7点 斎藤警部
(2015/07/27 17:49登録)
色彩的記憶に残る、美しい作品。 雰囲気に呑み込まれました。
過去の出来事を、少しずつ再構築しながら。。 眞犯人のみならず、結末の意外性が光ります。
日本のサスペンスはこれだな。

No.21 4点 初老人
(2014/07/09 09:07登録)
前作、前々作と比べて明らかにパワーダウンしており、短くまとめているのは良いのだが、犯人の正体もありきたりなものだった。これといったトリックもなく、褒めるべきところがあまりない。
作者もこのシリーズの方向性でやっていく事の限界に気付かされたのではないだろうか。これ以降続刊されないのがその事の証明とは言えないだろうか。それともこの作品を最後に三部作として完成させたつもりなのか。いずれにしろ、少々残念な出来であると言わざるを得ない。

No.20 4点 ボナンザ
(2014/04/24 17:26登録)
犯人が意外と見せかけて結構簡単にわかってしまうのが惜しい。

No.19 5点 メルカトル
(2014/03/12 22:26登録)
再読です。
ストーリーの流れは島荘を彷彿とさせる。だけど事件終息に向けてのアプローチの仕方は全然違う。そりゃそうだ、いくら師匠と仰ぐ島荘でも、その辺りはキッチリ線引きをしているということだろう。今や、綾辻氏が師と仰がれる立場になっているから、それでいいと思う。
序盤で大方の展開は読めてしまうのに、なかなか進展具合がスピーディでないため、じれったいというか、多少イラッと来る。特に、過去にあった出来事が小出しにされるため、どうにもスッキリしないねえ。
しかし、結局はそれを逆手にとって、叙述トリック風の仕掛けを施している辺りは、さすがに綾辻だと言わざるを得ない。それに加えて、犯人は実に意外な人物であり、サスペンスの括りの中にも、本格スピリットを忘れていないので、ジャンルを超えた異色作に仕上がっているのではないだろうか。
「囁きシリーズ」は全般的に、今邑彩女史辺りが書きそうな作風にも思える。似ているというのではなく、どこか共通するものを感じるというだけの話だけど。

No.18 3点 TON2
(2012/11/05 22:42登録)
子どもの頃のかすかな記憶に殺人の秘密が……。兄や兄の昔の友人が殺されていく。調査を始める主人公と元予備校の講師・古都。犯人は古都の母親だった。15年前の黄昏に、痴呆の義父は事故に見せかけて殺した。それを当時義父といっしょに遊んでいた子供たちに知られたのではないかと……。
15年ぶりに町に来たサーカスのジンタの音など、舞台はそれらしいものですが、中味は薄い内容です。綾辻の作品だから読んでみたけれど、期待はずれでした。

No.17 5点 kanamori
(2011/01/03 21:38登録)
囁きシリーズの3作目。
シリーズ最新作なのに、他の2作ほど内容を思いだせなかった作品。
幻想的雰囲気は、相変わらず好みですが、ホラーとミステリの融合というよりも、ともに中途半端な印象。

No.16 4点 ムラ
(2010/12/16 02:35登録)
幻想的感覚は一作目より弱い感じ、最後のもどかしさも二作目より弱い感じ。
動機も、うーん納得できない。でも文章を読んでると、その世界に引き込まれちゃう、そんな作品だったと思います。

No.15 6点 simo10
(2010/10/15 23:26登録)
囁きシリーズを三作続けて再読しました。
この作品は綾辻氏ならではの良い意味での(?)ジメジメとした雰囲気で、私好みだったのを覚えており、再読した今回も変わらずに楽しく読めました。
ミステリ的にはフーダニットに属しますが、メインとして驚くべき真相が用意されています。(結構インパクトが強く、そこだけは強く覚えています)
真犯人の正体に関してはあまり伏線も張られておらず、ちょっと唐突な感じだったのが惜しいところです。
前二作との微妙なリンクが読者には嬉しいところです。
第四弾が出れば読みたいですね。

No.14 7点 星屑の仔
(2010/02/14 13:34登録)
綾辻行人さんの「囁き」シリーズ第三弾。

兄が自殺か他殺か分からない謎の死を遂げたしまった、その弟が主人公。
実家に帰ってきた主人公の周りで、謎の連続殺人が起こる。
そしてその連続殺人の被害者はなんと、過去の兄の友人ばかり。
兄の知人と一緒に、連続殺人の謎を追う。

主人公も事件が進むにつれ、過去に閉じ込められた記憶がうずきだし、最後には事件の犯人と過去何があったのかが、一瞬で繋がる。



なんともスピーディ。そしてこの幻想感。
主人公が、少々病弱で撃たれ弱いところもあって、感情移入はしにくいが、それでも叙述ものと言う要素を取り入れているところはさすが。

No.13 5点 マニア
(2007/12/30 13:49登録)
「囁き」の中では一番印象がない作品。
ミステリとしてもホラーとしても中途半端な感じ。『人形館の殺人』と『緋色の囁き』を足して2で割ったような感じ??

この鬱々しい雰囲気だけは好み!

No.12 7点 KAM
(2005/08/02 23:08登録)
初の綾辻作品。面白かったけど、好きだった登場人物が最後の最後で、アレレ? な本性をあらわし、ちょっとがっくし。でも、読み進めていくうちに少しずつわかってくる真相とか、「あれはそういうことだったのね!」的な小ネタに弱い私としてはすごく楽しめた。なにより、読んだこともないくせに抱いていた「綾辻さんの文章は堅い」というイメージを一掃し、他の綾辻作品を読むきっかけを与えてくれた作品でした。

No.11 6点 如月雪也
(2005/06/05 04:39登録)
囁きシリーズの中で一番「綾辻らしい」作品だと思います。ホラー + ミステリ。それなりに面白かったです。

No.10 3点 ekleryle
(2004/10/07 19:55登録)
わりとよかったがインパクトにも欠ける

No.9 5点 桜ノ宮
(2004/07/24 21:12登録)
ホラー感は、まぁ出ていたと思います。
登場人物が少ないので仕方ないとは思いますが、ちょっとあまり良い意味ではなくえぇえっと驚かされました。

No.8 5点 Dain
(2004/01/26 00:10登録)
う〜ん、なんだかムリヤリ驚きの結末にしようとして、かえってダラけてしまったという感じです。ナウシカのLDは何も関係無かったですね。

No.7 6点 さとりんこ
(2003/08/25 18:07登録)
単純に面白かったです!でも、何か物足りなかった(^−^;

No.6 6点 えむ
(2003/03/13 05:00登録)
「囁き」シリーズは何と言っても雰囲気であろう。
作品にただよう妖しくはかなげな雰囲気が印象深い。

No.5 5点 風羅
(2003/02/08 21:25登録)
個人的に主人公が好きです。最後まで読むと、「ああ、こういうことか」と思わずうなずいてしまいました。囁きシリーズ好きです。

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