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ミステリの祭典

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魍魎の匣
百鬼夜行シリーズ

作家 京極夏彦
出版日1995年01月
平均点7.92点
書評数148人

No.108 9点 smile66
(2011/03/31 21:29登録)
とんでもない作品。
姑獲鳥の夏に続き恐ろしい作品。

本格ミステリーという属性が逆に足枷になっているような気がする。本格ミステリーを期待して読むとちょっとガッカリしてしまうと思う、情報の後だしとかいっぱいありますし。

マイナスだと思う部分はちょっと余分な描写のようなのが多いかなというところがあります。その他は完璧でっす。

ただ他の誰かが真似しようとして出来るような本では決してない。

No.107 7点 ムラ
(2011/01/14 05:25登録)
密室のトリックはちと拍子抜けしてしまったけど、独特の世界観に生きるキャラクター達は見ていて面白かったです。
京極堂の妖怪豆知識も、好きな人は楽しんで見れますね。ペテン霊媒師との対決はなかなか見ていてわくわくしました。この作品的にペテンって言っていいのかは微妙ですが。
長さの割にテンポも良くてスラスラ見れたけど、ちょっと解答パートが中だるみしてしちゃったかなぁ。どうせなら最後まで妖怪講座で魅せて欲しかった。

No.106 10点 okutetsu
(2010/10/11 21:19登録)
これは凄いですね…
なんと言っていいかわからないくらい引き込まれてしまいました。
もはやミステリではなくホラーじゃないかという気もしますがここまで多くの魅力的な謎を提示しそれを解決していくさまは間違いなくミステリのそれでした。
ラストの恐ろしさというか狂気はもう忘れられそうにありませんw
傑作です。

No.105 5点 文生
(2010/01/29 04:10登録)
京極夏彦の最高傑作であり、ミステリー史上に残る名作という位置づけになっているが、個人的にはイマイチな作品だった。
大ボリュームの中に色々な要素を詰め込み、その壮大さがウリになっているが、核となっているミステリーの部分が弱すぎる。
消失トリックはすぐに分かったし、犯人の正体は意外性のカケラもないし、複数の事件はそれぞれ×××だし、何というか単純な事件をわざわざ複雑に書いているような印象を受けるのだ。
ミステリー以外の部分は評価できるが、本格ミステリーの形を取っている以上、ミステリーとしての弱さで全体の評価を下げざるを得ない。

No.104 2点 清涼水
(2009/10/02 23:20登録)
どっちにしても中途半端

No.103 3点 ポセイドン
(2009/09/17 00:57登録)
無駄に長い

No.102 8点 isurrender
(2009/07/22 00:49登録)
素晴らしい作品ではあるけど京極堂のだらだらしたウンチクにイライラしたので
まぁそこがらしさではあるんだけれども

No.101 10点 nishis2rp
(2009/07/16 11:43登録)
独特の世界観にも関わらず、ミステリーの枠内に見事に収まっていると思う。文体や薀蓄も含めて、誰にも真似できない大傑作。

No.100 10点 メルカトル
(2009/06/17 22:20登録)
これは既にミステリの枠を超えている。
規格外の大傑作。

No.99 4点 daiki
(2009/06/02 00:28登録)
京極夏彦の最高傑作だと思う。

No.98 5点 給食番長
(2009/05/19 23:43登録)
幻想と科学がつながるところなどは壮大といえば壮大とは思うが・・・
ミステリとして何がすごいのか、誰か具体的に説明していただけないだろうか。

No.97 10点 結奈
(2009/05/19 14:33登録)
いや、もう、芸術だ、としか。

No.96 10点 だい様
(2009/03/19 01:32登録)
百鬼夜行シリーズ第2弾

蘊蓄の質は『姑獲鳥の夏』に譲るが総合的にはこちらのが上かな。
その壮大かつ重厚な物語に読み終わった後はしばらく( ゚д゚)ポカーン状態でした(笑)。

No.95 10点 E
(2009/03/12 23:53登録)
濃密且つ京極堂シリーズ最高傑作。

No.94 9点 rintaro
(2009/03/05 18:42登録)
所謂読者に推理に必要な全ての情報を提供し、作者との知恵比べを楽しむ「本格」ミステリーでは無い。そもそも一般的なミステリーが物的証拠、アリバイなど細かなピースで「事件」解明するのに対し、この作品はそんな細かなことは無視して「事件」というピースで一連の現象の因果関係を解明するというスタンスを取っている。言うなれば一般的なミステリーを鳥瞰図的にした物がこの作品なのかもしれない。そういう点で見れば、確かに細部においては矛盾や非合理的部分があるにしても、個々の事件を一つのピースとしてみた場合、そのピースの嵌め込みは非常に緻密で、最終的に壮大な画が見えてきた所は「本格」ミステリーの醍醐味を感じた。ただ前作を未読の場合京極堂らのメンバーの関係性が解り辛いかも知れない。

No.93 6点 VOLKS
(2009/03/02 22:12登録)
長い。
長すぎて過去に2度挫折して、やっとのことで読了。
不思議な世界観、荒唐無稽な登場人物達など「さすが」と唸らせられる作品ではあったが・・・無駄に長い(苦笑)

No.92 8点 zedd
(2008/11/10 03:08登録)
ラストは背筋がゾーッとしたけど・・・悲しい話だなと深く溜息をつく作品。長いけどその分楽しめると思う。

No.91 10点 teddhiri
(2008/10/12 13:08登録)
トリックなどで評価するとはっきり言って、評価は高くない。
ただし犯人像が独特で狂気とかと異なる領域に入っており、そこがツボといえるだろう。

No.90 7点 ぴあん
(2008/06/25 22:54登録)
これだけの雰囲気、世界観を演出する手腕に脱帽。続きが読みたくて止まらなかった。京極モノでは2番目に好きな作品。
ラスト、眩暈がしました。上手いなあ。・・・長いけど。

No.89 5点 ElderMizuho
(2008/01/19 17:46登録)
普通の推理小説を楽しみたい方は避けた方が無難です。
なぜなら犯人当てもトリックもこの作品が評価されている部分とはほとんど関係ないだろうからです。
面白い読み物探してるってひとにはいいかもしれません。
読み物探してる人・・10点
トリックの妙や犯人当てを楽しみたい人・・1点
間を取って5点にしました

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