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ミステリの祭典

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向日葵の咲かない夏

作家 道尾秀介
出版日2005年11月
平均点4.61点
書評数54人

No.34 3点 白い風
(2013/09/03 23:16登録)
死者があるものに生まれ変わって現れたりしてホラー系で殺害方式もエグ系だった。
序盤から叙述ミステリーの臭いがプンプン(笑)
ラストはどんなどんでん返しがあるのか期待していたけど、想定内だったのでそれ程驚きは無かった。
それより、お爺さんのラストはあれでいいの?と思っちゃいました。
流石に警察は真相わかるでしょう?
私にはツッコミどころ満載で人に勧めるレベルではない気がしました。

No.33 4点 ボンボン
(2013/05/05 23:25登録)
気持ち悪い。読者を騙してやろう騙してやろうとしているだけ。

No.32 10点 mohicant
(2012/09/16 21:00登録)
 本格ミステリかと言われたら疑問だが、伏線の張り方もうまいし、ミステリとしての完成度はかなり高いと思う。読後は放心状態だった。
 

No.31 5点
(2012/09/08 10:52登録)
読後感は、あまり良くないです。
叙述に関しては、すぐわかるものと途中まで気づかないものがありました。

No.30 5点
(2012/04/13 22:47登録)

一言でいうと独特な世界観が全面に出ている作品だと思います。
生まれ変わりという特殊設定がされており、現実の感覚では理解しがたい異様さがあります。

しかし真実への伏線は複数にわたって作中に散りばめられており、読み返してみると目に留まりやすく、理解が進むはずです。

好みが分かれる本だと思いました。

No.29 1点 ようじろう
(2012/02/16 17:25登録)
知人が言うに、

「つまらないどころの話じゃない。変態丸出しの痴人が文章が少し巧かったために遊びで書いたような駄作。道夫秀介は騒がれているけど、所詮こんなものか。あきれた」

とんでもない酷評ぶり。
だから私はこの作品を読むのをやめ、すなわち1点というのは知人の採点なんです。

No.28 4点 蟷螂の斧
(2011/12/27 15:29登録)
不思議な世界で、風変りなミステリーというのが印象です。動機、被害者の訴え、探偵役の行動など何故???が多く、よく理解できませんでした。

No.27 4点 haruka
(2011/05/28 23:28登録)
騙しのテクニックは認めるが、物語全編に漂う暗さと不自然さは好きになれないし、読後感も悪い。

No.26 2点 ナナ
(2011/05/18 12:18登録)
読後の気持ちの悪さしかありません。同作者の本を読みたいとは思いません。

No.25 5点 つよ
(2011/05/01 21:55登録)
好みが分かれるでしょう。

No.24 2点 3880403
(2011/04/03 23:42登録)
残念ながら自分には合わなかった…ファンタジーな感じだがグロさありで…。

No.23 3点 Q-1
(2011/03/22 21:46登録)
タイトルからは想像できない陰湿さです。
読みやすい文章なのですが、終始暗く、盛り上がる場面もありません。
メイントリックは叙述トリックによるミスリードですが、
これも容易く予想できました。
唯一良かった点は最後に上手く締めたところくらいでしょうか。

No.22 3点 ムラ
(2011/01/08 18:26登録)
(ネタバレあり)
冒頭の2ページでいきなり重要なネタバレがあるせいで騙されなかったなぁ、ちと残念。
テンポが良くてすらすらと見れて面白かったんですけど、ところどころ偶然がありすぎるのがちょっと。
というか、自殺と他殺って警察が見れば確実って作中で言ってたのに、最後おじいさんが自殺扱いになってたのは不自然すぎる。

No.21 2点 こみめたる
(2010/11/07 08:14登録)
こんな現実味のない話だと世界に全く入り込めません。
ミステリを読み進めるときに感じる緊張感や恐怖感が全く感じられない・・・ミステリとして売らないで欲しいです。
なんとか大賞受賞ということで妻にも勧めようとしたが、こんな駄作、読ませる時間がもったいないと思いやめました。
何が良くて選ばれているのでしょうか・・・こんなもんで印税もらえてしまうのか・・・。

No.20 4点 VOLKS
(2010/09/02 11:30登録)
気持ちが悪くなった。
ただ、小説から臭いが漂ってくるような気配まで感じさせられた点は、凄いと思った。

No.19 3点 spam-musubi
(2010/08/19 10:14登録)
世界観に納得がいかない。後味が悪い。
好感が持てるキャラクターはミカちゃんくらいで
主人公へ感情移入もできず仕舞い。

No.18 5点 seiryuu
(2010/07/16 18:37登録)
く、暗い・・・
ストーリーよりも 主人公の精神状態が病的。
この世界には入りたくない。

No.17 5点 江守森江
(2010/07/01 19:01登録)
※要注意!!!
他作家の諸作を挙げて構成に触れていますので一部ネタバレになります。
読み始めて、真っ先に山口雅也「生ける屍の死」のルールを明記しないバージョン(その意味で本格ミステリから外れる)だと思い、次に叙述部分について中西智明「消失」が思い浮かぶ。
更に、流れる作風に乙一や我孫子「殺戮に〜」等が浮かび、解決は「アクロイドの技法」の亜流で終わる。
これだけ書いても読まねば解説不能な作品で、評価は各自の嗜好に委ねられる。
トリックの為に感じる違和感は論理的に解決されるが、設定その物から感じる違和感は解消されない(この辺りが設定ルールを明示しない作品の弱点だろう)
先々の作品で開花する技巧的素質とリーダビリティの高さは評価しても、モヤモヤした読後感は好きではないので相殺して水準点にしておく。

No.16 4点 T・ランタ
(2010/01/14 17:53登録)
まずこれはミステリーとして評価すべきなのでしょうか?
確かに叙述トリックのミステリーとして見ることも可能じゃないかと思います。
しかしミステリーとして見た場合、肝心な部分の伏線が足りてない印象で、真実が明らかになったときは「そうだったのか!!」と言うより「はあ?ふざけるな」という印象でしたので非常に微妙な評価となってしまいます。

一応伏線らしきものはありますが、どっちかと言えばミスリードの方が強く働いている印象ですから仕方無し、これも作者の狙いなのかも知れませんが・・・全てが信じられぬ。

まあ蜘蛛がしゃべってる時点でそういう可能性も考慮しておけという話なのかも知れませんが・・・

でも主人公や母親などの歪みっぷりはなかなかの見どころだと思います。
なのでホラーや幻想小説としては良い出来ではないかと思います。

No.15 8点 まさむね
(2009/12/31 16:57登録)
非常に野心的な作品であると思います。
これを「上手い」と評価するか、「ずるい」と評価するか、分かれるのでしょうけど,私は前者に一票。

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