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ミステリの祭典

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解決まではあと6人 5W1H殺人事件
旧題『5W1H殺人事件』

作家 岡嶋二人
出版日1985年06月
平均点6.36点
書評数14人

No.14 7点 パメル
(2016/02/04 19:53登録)
興信所を訪れては奇妙な依頼をしていく謎の女
本当の目的な何なのか?
WHO? WHERE? WHY? HOW? WHEN? WHAT?の章立てという
斬新なスタイルで読者に挑戦する華麗なメドレーミステリ
特異なストーリーに振り回される快感がある

No.13 5点 ボナンザ
(2015/11/12 22:24登録)
面白い構成ではあるが、最終章の展開があまりにも唐突すぎる。

No.12 5点 CHABI
(2015/08/06 22:14登録)
他に類を見ない構成の作品です。
そういう意味では上手くまとまっていますが、最終章の急展開には閉口です。
犯人の意外性も今となっては感じられません。

No.11 6点 まさむね
(2014/07/19 22:04登録)
 複数の興信所を訪れ,各々に奇妙な依頼をしていく「平林貴子」と名乗る女。彼女の目的は何か?
 章ごとに探偵小説的な楽しみもありつつ,謎が深まるという,なかなか面白いプロットです。
 しかし,期待が膨らんだ分だけ,ラストには何とも微妙な印象が。意外性はあるのでしょうが,ちょっと狙い過ぎかなぁ…と。犯人のラストの行動にも疑問が。
 勿論,水準以上には楽しめたのですけどね。

No.10 5点 mozart
(2013/02/27 16:13登録)
このどんでん返しは自分としては「ヤられた~」というよりも、「え?」と言う感じで、それほど爽快感が感じられませんでした。途中の「伏線」を漫然と見過ごした自分の読み方に問題があるのかも知れないけれど・・・。「平林貴子」の役回りも、ちょっと残念でした。

No.9 7点 モグ風
(2011/12/02 18:12登録)
5章まではかなりの出来栄えの作品だった。

(ネタバレ含む)
6章を読むとどんでん返しをしようとなんか強引な終わり方だなと思った。
あの興信所に訪れていた人をあそこまで自在には操れないのでは??

また今度再読しますので評価変わるかも。。

No.8 6点 E-BANKER
(2010/07/22 22:54登録)
作者のアイデアが光る連作短編集。
「5W1H殺人事件」というサブタイトルが示すとおり、①WHO(誰?)②WHERE(どこ?)③WHY(なぜ?)④HOW(どうやって?)⑤WHEN(いつ?)⑥WHAT(何が?)という6編のストーリーが続きます。
面白くて相当魅力的なプロットだと思いますし、「どういうふうに収束させるのか」ワクワクしながら読んでました。
その分、ラストはちょっといただけない・・・
もちろん「意外といえば意外」なのですが、いかにも唐突すぎますし、「意外」の方向性に既視感がありすぎでしょう。
実にもったいない。作者の力量なら、もう少しやりようはあったんじゃないかなぁ・・・

No.7 6点 いけお
(2009/10/24 09:43登録)
謎が魅力的なので軽いが夢中になる。
最後の方の展開は急だしちょっとベタかも。

No.6 8点 VOLKS
(2008/10/28 23:37登録)
ラストにかちっとはまる見事なパズルは気持ちいい。
最近ではよくある犯人パターンだが、それをラストまで感じさせずに読ませられた。
岡嶋作品はハズレが少ないのが凄い。

No.5 6点 COBRA
(2008/06/23 16:44登録)
構成が目新しく、無意味な点が最後に繋がるのは楽しい。

No.4 6点 こう
(2008/06/22 01:17登録)
 次々に別の興信所に奇妙な依頼をする女性がキーパーソンで、最終章でそれがまとまる作品で面白い趣向だと思います。
各章の謎はどちらかというと解明のプロセスを提示されているだけで読者の推理の余地はあまりありませんし、最終章のまとめはかなり強引ですが、まあまあ楽しめた作品でした。

No.3 6点 深夜
(2007/12/04 17:21登録)
最終章までの興信所の推理部分は面白かったが、最終章はちょっと展開が急すぎるような気がした。伏線もほとんどないから、真相はちょっとなーという気がする。

No.2 8点 alp
(2004/11/28 19:20登録)
私もこれが岡島作品では一番好き。謎の興味だけでとことん引っ張って飽きさせない。真相はちょっと愛嬌ですけども。

No.1 8点 Dain
(2003/10/24 16:39登録)
5つの興信所の調査報告が、最後にひとつの事件に結び付き、そして最後のどんでん返し・・・お見事です。とても読みやすく、一気に読んでしまいました。この作家の他の作品が読みたいな、と思わせる秀作です。

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