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ミステリの祭典

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alpさんの登録情報
平均点:6.40点 書評数:5件

プロフィール| 書評

No.5 6点 覆面作家は二人いる
北村薫
(2004/11/28 20:15登録)
キャラ立てを主体とした連作で、こういっちゃ叱られるかも知れませんが、少女マンガ版のほうが人に薦めやすいかもしれません。この内容だとライトノベルのような作中挿絵がかなりの数必要だったんじゃないかなぁ。


No.4 6点 妖霧の舌
竹本健治
(2004/11/28 19:51登録)
牧場もの本来の不吉さの色が強く出た作品なんだけど、そういうのを期待していないと厳しい。ミステリ色はかなり薄い。


No.3 8点 解決まではあと6人 5W1H殺人事件
岡嶋二人
(2004/11/28 19:20登録)
私もこれが岡島作品では一番好き。謎の興味だけでとことん引っ張って飽きさせない。真相はちょっと愛嬌ですけども。


No.2 2点 クラインの壷
岡嶋二人
(2004/11/28 19:13登録)
リアルタイムで読んだ一編だが、この時点でこのネタが新しいと思った人は自分の不勉強を反省したほうがいい。落ちもくだらないの一語に尽きるし、はっきり言ってこれより 25 年も前のドラッグを用いた現実改変を語ったディック「火星のタイムスリップ」の方が比較にならないほど面白い。


No.1 10点 トランプ殺人事件
竹本健治
(2004/11/28 19:04登録)
三部作の掉尾として呼んでいることが大前提。迷宮の中をさまよう不吉感は竹本作品でもこの作が頂点です。謎解きより、ホラーやサスペンスの文脈に近く、ジャンル境界作なのが評価を難しくしているのは確かですけど、日本のミステリ中でも最高の一品と断言します。

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