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ミステリの祭典

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妖霧の舌
牧場智久

作家 竹本健治
出版日1992年11月
平均点5.50点
書評数4人

No.4 4点 文生
(2022/08/24 09:13登録)
不穏で幻想的な雰囲気は悪くないものの、ミステリーとしてはあまりにも薄味すぎますし、かといって著者ならではのアンチミステリー的な趣向があるわけでもありません。読後かなり物足りなさを感じた作品です。

No.3 6点 測量ボ-イ
(2010/08/18 21:10登録)
伝説の名作「箱の中の失楽」で有名な氏の作品。
前述の作品の印象が強すぎ、他の作品をあまり読んでなかった
のですが、こういうのも書くのですね。
本格というよりも、ややサスペンス色が強い作品ですが、サラ
っと読めたし、楽しめました。
氏の他の作品にもまた手を出してみます。

No.2 6点 ないとー
(2004/12/12 08:07登録)
初期三部作に比べたら、よりオーソドックスなフーダニットになっていて、ストレートな本格ミステリと竹本健治ってなんだかしっくりこないけど、こういうの読むと趣向も凝らしてあって、そっち方面の才能も実はあるんだって新鮮な感じも。

No.1 6点 alp
(2004/11/28 19:51登録)
牧場もの本来の不吉さの色が強く出た作品なんだけど、そういうのを期待していないと厳しい。ミステリ色はかなり薄い。

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