皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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じきるさん |
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| 平均点: 6.79点 | 書評数: 260件 |
プロフィール ｜ 高評価と近い人 ｜ 書評 ｜ おすすめ
| No.220 | 4点 | 煙か土か食い物- 舞城王太郎 | 2021/11/11 23:40 |
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| 物語の疾走感やパワーは凄まじいものを感じますが、とっ散らかっていてノリきれなかった。 | |||
| No.219 | 5点 | 奇想、天を動かす- 島田荘司 | 2021/11/09 01:20 |
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| 謎はとてつもなく魅力的なんですけど、その解決は拍子抜けするものやネタが読めてしまうものが多かったです。
期待が大きかった分、少し残念な印象…。 |
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| No.218 | 5点 | Ｊの神話- 乾くるみ | 2021/10/30 23:29 |
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| 良くも悪くもB級感が全開の怪作。終盤の展開には唖然とするしかない。 | |||
| No.217 | 7点 | 真珠郎- 横溝正史 | 2021/10/24 23:57 |
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| 中々にトリッキーな謎解きの骨格を、怪奇と耽美で存分に彩った秀作です。面白かった。 | |||
| No.216 | 8点 | ルー＝ガルー２ インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔- 京極夏彦 | 2021/10/21 13:39 |
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| これは『邪魅の雫』の続編とも言える作品ですね。
前半のバラバラな伏線を活かした、後半戦怒涛のストーリー運びは前作を超える面白さです。美緒や歩未のヒーローっぷりに拍車がかかっているのも清々しくて良い。 |
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| No.215 | 7点 | ルー＝ガルー 忌避すべき狼- 京極夏彦 | 2021/10/21 13:28 |
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| 京極風ライトノベルといった作りで、ページ数の割にはするすると一気読み出来る。
真相は百鬼夜行シリーズと繋がりがあり、その点では驚かされましたね。 |
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| No.214 | 7点 | 巷説百物語- 京極夏彦 | 2021/10/11 21:39 |
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| 時代小説風の怪異譚ですが、ミステリに通ずる仕掛けの要素も楽しめます。又市一味のからくりに毎度唸らされました。 | |||
| No.213 | 5点 | その可能性はすでに考えた- 井上真偽 | 2021/10/09 16:35 |
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| 着想とプロットは面白いですが、イマイチ乗り切れなかった作品。キャラクターにあまり魅力を感じられなかったのと、机上の空論を捏ねくり回すのに飽きが来てしまったからかも。 | |||
| No.212 | 9点 | 瓦斯灯- 連城三紀彦 | 2021/09/29 19:30 |
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| 連城らしい残酷な反転を見せる「花衣の客」と、ラストシーンの美しさが印象的な「炎」が素晴らしい。
その他にも美しい短編の揃った傑作作品集です。 |
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| No.211 | 10点 | 妖異金瓶梅- 山田風太郎 | 2021/09/29 19:20 |
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| 連作短編として、類を見ない奇想とユニークなトリック、高い完成度を同居させた大傑作。
終盤、怒涛の展開とともにスケールの拡がりを見せるストーリーにも満足です。 |
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| No.210 | 8点 | 火蛾- 古泉迦十 | 2021/09/26 04:03 |
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| イスラームの世界観ならではの論理を、上手くミステリにまとめ上げた良作です。幻想的な筆致も良かった。 | |||
| No.209 | 6点 | 密室は御手の中- 犬飼ねこそぎ | 2021/09/26 04:00 |
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| トリック・ロジック共によく練り込まれており、ミステリ部分の出来栄えには満足出来ました。
ギクシャクしたストーリー運びが玉に瑕か。最近流行り(？)の名探偵の苦悩も、中途半端に取ってつけたような印象を受けました。 |
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| No.208 | 6点 | 花嫁のさけび- 泡坂妻夫 | 2021/09/26 03:52 |
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| ミスディレクションの誘い込みから、反転への流れは流石の巧さ。隠れた良作でしょう。 | |||
| No.207 | 6点 | メルカトル悪人狩り- 麻耶雄嵩 | 2021/09/25 14:09 |
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| 良くも悪くもファンブック的な作品集。例によってかなりのトンデモ論理なので、メルカトルはこういう存在なんだと割り切って読めない場合は楽しめないかも。 | |||
| No.206 | 8点 | ○○○○○○○○殺人事件- 早坂吝 | 2021/09/25 14:00 |
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| これは爆笑しました。 | |||
| No.205 | 7点 | 満願- 米澤穂信 | 2021/09/11 11:24 |
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| どれもじわりと苦い後味を残す、バラエティー豊かな短編集。
ミステリとしては作者の狙いがわかりやすいものもありますが、読み応え抜群で面白かったです。 |
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| No.204 | 7点 | 11枚のとらんぷ- 泡坂妻夫 | 2021/09/04 22:12 |
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| マジックど素人故ストーリーに乗り切れなかったのと、視覚的にややイメージし辛い部分がありましたが、作中作を活用した構成美とさりげない伏線の配置は流石です。 | |||
| No.203 | 7点 | 告白- 湊かなえ | 2021/08/31 10:52 |
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| 鬱々として誰も救われないお話なのに、先が気になる語り口・展開で非常に読みやすかったです。結末もやり切った感があってよかった。 | |||
| No.202 | 7点 | invert 城塚翡翠倒叙集- 相沢沙呼 | 2021/08/29 21:49 |
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| オーソドックスな倒叙ものながら、証拠を丁寧に検証していく手法には好感が持てます。
最終盤のひっくり返しも綺麗に決まっており、前作と比較してもそれほど遜色はない良才でしょう。神経を逆撫でするような言動の翡翠ちゃんも、まぁ嫌いではないです(苦笑) |
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| No.201 | 7点 | ジェゼベルの死- クリスチアナ・ブランド | 2021/08/25 11:09 |
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| 皆さんの書評にもあるように読みにくさが瑕ですが、ダミー解決を駆使した終盤の畳み掛けは圧巻。切れ味鋭いトリックも楽しめました。 | |||