皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.40点 | 書評数: 1448件 |
No.348 | 3点 | 零崎双識の人間試験- 西尾維新 | 2014/05/23 00:39 |
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うーん。当然ミステリではない。話もひねりが無く、このシリーズは全体通してかなり微妙。 |
No.347 | 4点 | 暦物語- 西尾維新 | 2014/05/23 00:38 |
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セカンドシーズンの作品に比べれば西尾維新らしい小気味よさが戻っている。
ミステリとしては・・・。 |
No.346 | 6点 | 古墳殺人事件- 島田一男 | 2014/05/14 01:20 |
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機械的トリックは斬新だが、結末はややあっけない。
それでも暗号や古事との結びつきなど作者なりの努力の跡が伺える秀作ではある。 |
No.345 | 6点 | サスペンス篇「夜よりほかに聴くものもなし」- 山田風太郎 | 2014/05/12 00:59 |
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山田風太郎のサスペンス作品を収録した珠玉の短編集。
どの作品もアイディアは眼中の悪魔や十三角関係に及ばないが、実に人間模様が秀逸に描かれている。奈落の底への転落は自然に、避けようもない。 表題の連作もやるせなさに満ちた傑作だ。 それでも。 俺はこの作品集をミステリとして高評価するわけにはいかぬ。 |
No.344 | 6点 | 錦絵殺人事件- 島田一男 | 2014/05/08 23:05 |
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上を見るなや古墳殺人事件と並ぶ島田の傑作の一つ。
トリックはいずれも面白いし、犯人当てとしても及第点。 横溝的ストーリーを構築するにはやや荷が重かったか。 |
No.343 | 6点 | ウェディング・ドレス- 黒田研二 | 2014/05/07 01:05 |
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何らかの仕掛けがあるのはすぐにわかるが、中々真相を見破るのは難しい。
AVというアイテムを用いたのは結構斬新。 |
No.342 | 7点 | 鋼鉄都市- アイザック・アシモフ | 2014/05/06 14:56 |
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SFと本格ミステリの高度な融合。アシモフ自身のSF解釈を基に普通のミステリでは描けない内容の高度な作品を生み出している。 |
No.341 | 8点 | 白昼の死角- 高木彬光 | 2014/04/26 21:03 |
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本格もの以外で高木の最高傑作というとやはりこれと誘拐ということになろうか。
本作の特徴は隅田ではなく鶴岡を主人公にしたことにあるだろう。近年のピカレスク小説では隅田のような天才を主人公にしたがるが、鶴岡はそれと比べると極めて人間らしい主人公である。 作者の努力の賜であり、これ以上のピカレスクものには以後お目にかかることはないだろう。 |
No.340 | 4点 | 大はずれ殺人事件- クレイグ・ライス | 2014/04/24 17:33 |
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某ミステリ作家が大学時代に選んだ海外ベスト作品らしいが・・・。
ユーモアのセンスがずれるとそれほど面白いとは思えない。 大当たりと合わせて読んでも大して感想に変化がないのは実証済み。 |
No.339 | 7点 | ポオ小説全集4- エドガー・アラン・ポー | 2014/04/24 17:31 |
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何をおいても盗まれた手紙は読んでおかないことには始まらない。全推理小説好き必読の短編である。 |
No.338 | 4点 | 黄昏の囁き- 綾辻行人 | 2014/04/24 17:26 |
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犯人が意外と見せかけて結構簡単にわかってしまうのが惜しい。 |
No.337 | 5点 | 暗闇の囁き- 綾辻行人 | 2014/04/24 17:24 |
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雰囲気は前作よりもいいが、読み終わった後の納得感は前作に劣る気がした。 |
No.336 | 5点 | 緋色の囁き- 綾辻行人 | 2014/04/24 17:23 |
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囁きシリーズ一作目だが、及第点には達していると思った。 |
No.335 | 5点 | 0の殺人- 我孫子武丸 | 2014/04/24 17:22 |
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中々。探偵映画や殺戮にいたる病ほどではないが、作者なりのマイワールドが構築されてきたように思える。 |
No.334 | 5点 | 8の殺人- 我孫子武丸 | 2014/04/24 17:20 |
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読みやすさは流石。第一作だけあってやや習作の感は否めないが、値段相応の満足は得られたかな。 |
No.333 | 3点 | 完全・犯罪- 小林泰三 | 2014/04/24 17:17 |
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文章がラノベみたいというのは置いておいて、どれも奇妙な味わいを目指したのだろうが、それほどうまくいっているとは言い難いのが残念。 |
No.332 | 7点 | 退職刑事1- 都筑道夫 | 2014/04/24 17:15 |
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なめくじ長屋と並んで作者の本格作品を代表するもの。
どれも小粒ながら光る作品。 |
No.331 | 5点 | 竹馬男の犯罪- 井上雅彦 | 2014/04/24 17:12 |
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作者曰く唯一の本格ものらしい。
全体的に乱歩のサーカス趣味などを交えて怪しい雰囲気を醸し出す良作といえよう。 |
No.330 | 6点 | シャドー81- ルシアン・ネイハム | 2014/04/23 01:00 |
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壮大なスケールで描くアクション小説。
ミステリかと言われると戸惑うが、犯人の行動力とスケール、意表を衝く手口はなかなか見事。 ただし、最後の方の主人公の矜持みたいなものには呆れた。 |
No.329 | 7点 | 天外消失- アンソロジー(出版社編) | 2014/04/22 21:31 |
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天外消失が含まれているので、これだけでも読む価値はある。流石に多くの識者が絶賛する短編だ。 |