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nukkamさん
平均点: 5.44点 書評数: 2865件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.1525 5点 フレンチ油田を掘りあてる- F・W・クロフツ 2016/08/02 06:19
(ネタバレなしです) クロフツ晩年の1951年に発表されたフレンチシリーズ第28作(警視としては2作目)となる本格派推理小説です。前半はフレンチが5つの証拠をもとに容疑者を絞り込みますがそれほど強力な説得力があるわけではなくやや手詰まり感を覚えます。ここで第二の事件が起きますがこちらは倒叙スタイルで描かれているのが珍しい構成です。この事件はあまりにあっさりと解決されるのでちょっと拍子抜けですがこれによって第一の事件も解決に向かって進展していくのが上手いプロット展開だと思います。ただ空さんのご講評でも紹介されているように、このミステリーらしからぬタイトル(英語原題は「French Strikes Oil」)は「看板に偽りあり」という気もしますが。

No.1524 5点 研修医エヴリンと夏の殺人鬼- レイア・ルース・ロビンソン 2016/08/02 06:04
(ネタバレなしです) 「白い眠り」(1988年)以来9年ぶりの1997年に発表されたエヴリン・サトクリフシリーズ第2作です。前作に比べてボリュームと人物関係の複雑さは増しました。そして推理が大変充実したものになり謎解き伏線の張り方も上手く、メディカル・スリラーと本格派推理小説の両方を楽しめるジャンルミックス型の傑作になっています。但し私のような器量の狭い読者には残念ながら肌が合いませんでした。第30章の描写なんかは(あの程度でも私には)ショッキングに過ぎました。創元推理文庫版の巻末解説でエクスターンから専門医に至る医者のキャリアステップを紹介しているのは私のような医療門外漢には大変ありがたかったです。

No.1523 5点 邪魔な役者は消えていく- サイモン・ブレット 2016/08/02 05:57
(ネタバレなしです) 英国のサイモン・ブレット(1945年生まれ)はラジオやテレビのプロデューサーや舞台劇の脚本家を経験した、演劇界に造詣の深い作家です。犯罪小説なども書いていますが創作の中心は軽妙な文章による本格派推理小説で、俳優チャールズ・パリスシリーズとミセス・パージェターシリーズが有名です。本書が1975年発表のミステリーデビュー作です。各章が「シンデレラ」、「妖精」、「舞踏会」、「王子さま」など童話ネタにちなんだタイトルになっていますが作品内容の方はロマンチックでもファンタジックでもありません。主人公(チャールズ・パリス)は第1章で演技を批判され、酒場をはしごした挙句に妻でもない女性とベッドインと何ともしまらない登場です。さらにページをめくると今度は年の差カップルの関係修復話みたいになってきてまるで風俗小説です。風俗小説が悪いというのではないのですがミステリーらしさがありません。第7章あたりからようやくミステリーらしくなりますが王道的に犯人探しの本格派推理小説とは異なった展開を見せていきます。前例はありますが動機が印象的な謎解きです。チャールズは充実した生活をおくっているとは言い難そうですが飄々と描かれていてあまり陰鬱な雰囲気は感じられません。この辺が軽妙な作風と評価される所以でしょうか。

No.1522 5点 美しい乞食- E・S・ガードナー 2016/08/02 05:39
(ネタバレなしです) 1965年発表のペリイ・メイスンシリーズ第76作の本書は不幸な女性(ダフネ)を助けるメイスンという典型的な騎士道物語の出だしに加えて、途中までは「ころがるダイス」(1939年)を丸ごとぱくったみたいな展開となります。ダフネを単なる「虐げられしヒロイン」にしないところがひねりになっています。推理というより自滅誘導型で犯人を特定していて謎解き的にも物足りませんがテンポよく読ませるストーリーテリングには衰えを感じさせないし、シリーズファンにとっては目新しいものがなくてもいいのかもしれません。こういうのを偉大なるマンネリというのでしょうか?

No.1521 5点 ケイティ殺人事件- マイケル・ギルバート 2016/08/01 01:45
(ネタバレなしです) 1980年発表の警察小説と本格派推理小説のジャンルミックスタイプの作品です。序盤から登場人物がどんどん増えていくので登場人物リストを作りながら読むことを勧めます。大胆な真相は内田康夫の某作品を連想しましたが、内田作品では浅見光彦というシリーズ名探偵が登場しているところが本書と大きく違っており真相のインパクトも随分と違いました。21章あたりから(作中人物の言葉を借りるなら)「ひどく汚らわしい事件」の様相を見せ始めるのが読者を選びそうです(直接的なエログロ描写はありませんけど)。

No.1520 5点 緋文字- エラリイ・クイーン 2016/08/01 01:20
(ネタバレなしです) 1953年発表のエラリー・クイーンシリーズ第23作はユニークな趣向が多い異色作で、このユニークさがどこまで受け容れられるかで読者を選びそうな作品です。まずエラリーの助手としてニッキー・ポーターが登場しています。彼女は映画やラジオドラマの脚本を小説化した中短編に何度も登場していてその代表作は本書と同年に単行本化された「犯罪カレンダー」(1953年)ですが、全く別人のような描写にびっくりします。また事件がなかなか発生しません。エラリーとニッキーの浮気調査が延々と続くプロットです。いつどこでカタストロフィーを迎えるかわからない不安がサスペンスを持続させ、陰鬱なムードに拍車をかけています。かなり後半になってようやく事件が起きるのですが犯人当ての謎解きは放棄されています。事件の背後にある秘密をエラリーが推理で明らかにするのですが、この謎を解いてみよという形で明確に提示された謎ではなかったのでああそんなところに秘密があったのねというのが私の読後感でした。

No.1519 6点 ママ、嘘を見抜く- ジェームズ・ヤッフェ 2016/08/01 00:28
(ネタバレなしです) 1992年発表のママシリーズ第4作ですが残念ながらヤッフェ(1927-2017)の最後の作品となりました(作中には特にお別れ的な演出はありませんが)。相変わらず本格派推理小説のお手本のような論理的な推理が楽しめます。過去3作品を読んでいるともうこのぐらいのどんでん返しでは驚かなくなってしまいましたが良質の作品には違いありません。おなじみとなった、ママの胸中にしまわれる最後の秘密についても、今回は秘密にしておくことに十分納得できました。だけどデイヴ、いい年して反抗期ですか、みっともないぞ(笑)。

No.1518 8点 盲目の理髪師- ジョン・ディクスン・カー 2016/08/01 00:21
(ネタバレなしです) アントニー・バウチャーが絶賛した1934年発表のフェル博士シリーズ第4作です。カー全作品の中でもファルス(笑劇)要素の強い作品で、まるで映画のように派手などたばたが繰り広げられます。あまりのどたばたぶりに筋についていくのが精一杯で私は謎解きに集中できませんでしたが、本格派推理小説としても緻密に作られていて最後の謎解きシーンでは手掛かり脚注まで用意されています。事件は航行中の豪華客船の中で起きるのですがフェル博士はこの船に乗ってはおらず、乗船客の1人から事件のあらましを聞いて真相を当てるという安楽椅子探偵役です。死体なき殺人(創元推理文庫版の登場人物リストに被害者の名前は載ってません)の謎解きというのも珍しいです。

No.1517 4点 骨の島- アーロン・エルキンズ 2016/08/01 00:08
(ネタバレなしです) 2003年発表のギデオン・オリヴァーシリーズ第11作は残念ながらやや精彩を欠いた作品です。ならず者を雇っての誘拐というのが本格派推理小説にはそぐわない感がありますし、ギデオン襲撃事件の理由が例えば「呪い!」(1989年)に比べると弱いです。骨に関する知識を謎解きに活かしているのはいいのですが(それがシリーズの持ち味ですし)、本書のように最後の謎解き場面で使われると一般的読者としては「専門知識を最後の決め手にしないでくれ」と負け惜しみを言いたくなります。ユーモアに富んだ会話や観光ミステリーとしての風俗描写(美味しそうな料理が登場します)は健在で、気軽に読める作品です。なおハヤカワ文庫版の巻末解説はストレートなネタバレではないものの大きなヒントになりかねない記述があるので先には読まないほうがいいと思います。

No.1516 7点 スペイン岬の秘密- エラリイ・クイーン 2016/07/31 01:15
(ネタバレなしです) 1935年発表の国名シリーズ第9作でシリーズ最終作となった作品です。お約束ごとの「読者への挑戦状」ももちろん付いています。ネタバレになるので詳しく書けませんが前作「チャイナ・オレンジの秘密」(1934年)での「被害者の名前を明かさずに謎を解く」と同じぐらい珍しい趣向を織り込んだ意欲作です。「マントだけ身にまとった全裸死体」という魅力的な謎も印象的ですが偶然の要素で謎が深まっている点はちょっと減点でしょうか(全裸にしなくても何とかなったような気もしますし)。でも動機調査については国名シリーズの中でもかなり丁寧に描かれているのはポイント高いです。できれば現場見取り図が欲しいところですが国名シリーズでは私のお気に入りの1冊です。

No.1515 6点 議会に死体- ヘンリー・ウエイド 2016/07/31 01:09
(ネタバレなしです) 1930年発表の長編第4作である本書はウェイド入門書としても適格な本格派推理小説で、3人の警察官を上手く描き分けて地道な捜査描写が一本調子にならぬよう工夫しています。現場見取り図、ダイイングメッセージ、アリバイ表などの推理ネタも充実しており(原書房版に登場人物リストがないのは残念ですが)、最後の一行まで謎解きを続けるなどまさしく本格派黄金時代の作品です。生真面目な文章ではありますが、長編第3作でプール警部シリーズ第1作の「ヨーク公階段の謎」(1929年)から語り口が進歩しているように思いました。

No.1514 6点 ホロー荘の殺人- アガサ・クリスティー 2016/07/31 01:02
(ネタバレなしです) 人気作家ゆえに批判もまた数多く浴びせられるクリスティーですが特に文学的ミステリー作家の代表とされるセイヤーズなどと比較されて人物描写に深みがないことが指摘されているそうです。それに対してクリスティーにだって文学的なミステリーが書けるんだと擁護派がよく引き合いに出すのが1946年発表のポアロシリーズ第22作である本書です。登場人物の内面が一人一人丁寧に描かれ、ロマンス描写も単純な相思相愛ではなく時には一方的だったり時には自虐的だったりと複雑です。ポアロの出番は物語が三分の一を経過してからようやくですが作者はポアロの起用について必ずしも満足していたわけではなかったそうで、1951年に本書の戯曲版を作った際には何とポアロ抜きの作品にしたそうです。それだけ個々の登場人物の存在感が強くてポアロを活かしにくかったのでしょう。とはいえ少ない出番ながらもポアロにもしっかり花を持たせており、「罠にかかった犬」のたとえ話は名せりふだと思うし、第29章最後のせりふも実に印象的です。

No.1513 6点 代価はバラ一輪- エリス・ピーターズ 2016/07/31 00:51
(ネタバレなしです) 毎年庭に咲く白バラの最高の一輪を届けることを条件に夫との思い出の詰まった屋敷を修道院に寄進した未亡人へのバラを摘み取る時期が近づいた1142年5月にバラの根本で死体が発見される事件を描いた、1986年発表の修道士カドフェルシリーズ第13作です。容疑者群の中で唯一犯人のみが持っている特徴に着目して推理するなどシリーズ作品中では最も本格派推理小説としての謎解きがしっかりしていると思います。ロマンスについても無器用な片思いを複雑に絡ませるなど従来とはちょっと違う展開を用意しているのも新鮮です。

No.1512 5点 殺人ファンタスティック- パトリシア・モイーズ 2016/07/31 00:44
(ネタバレなしです) モイーズ代表作と評価する人も多いのが1967年発表のヘンリ・ティベットシリーズ第7作となる本書です。その理由は個性的でユーモラスな登場人物(主にマンシプル家の人々)の描写が秀逸ということで、これには私も大いに賛同します。但し読者が本書をキャラクター小説として読むか本格派推理小説として読むかによって人物への共感度もかなり違うでしょう。後者の場合はどんなに魅力的であってもやはり容疑者なので一定の距離を置いて読むでしょうから。プロット構成がちょっと変わっていて第一の事件は物語のなんと中盤で解決します。これはなかなかユニークな結末で驚かされました。一方後半に起きる事件の真相については個人的には好みでないところがあります。皮肉な幕切れが実に鮮やかな読後感を残します。

No.1511 5点 恐怖の研究- エラリイ・クイーン 2016/07/30 06:24
(ネタバレなしです) 1966年発表のエラリー・クイーンシリーズ第28作はクイーン単独執筆作ではありません。シャーロック・ホームズ映画(1965年)の脚本をSF作家のポール・W・フェアマン(1916-1977)が小説化し、さらにクイーンが探偵クイーン登場場面を加筆して完成させた作品だそうです。私にとっては実在の犯罪者である切り裂きジャックを初めて知ったのが本書ということでそれなりの思い出のある作品です。物語の大半が「医学博士ジョン・ワトソンの記録」で占められています。冒険スリラー風な展開でサスペンス豊かですがあまり本格派推理小説らしさは感じられません。もっともコナン・ドイルによるオリジナルのホームズシリーズにもそういう作品はありますからそれほど違和感はありません。活動的なホームズに対してエラリー・クイーンの方はエームズ3世との漫談風場面や記録を読む場面ばかりでほとんどぐうたら探偵です(笑)。クイーン場面は無理に後づけされたという印象は拭えないものの最後を本格派推理小説として締めくくることには貢献しています。

No.1510 5点 おせっかいな潮- E・S・ガードナー 2016/07/30 05:36
(ネタバレなしです) 1941年発表の本書は探偵トリオによる謎解きという設定がこの作者らしいのですが、デュリエ地方検事とその妻ミルドレッド、そしてウィギンズじいさんという組み合わせの中でメイスンシリーズのポール・ドレイク的な存在のウィギンズじいさんに名探偵役を割り振っているのが珍しいですね。なかなか面白そうなキャラクターですが本書と「けむるランプ」(1943年)の2作品にしか登場しなかったようです。26章構成になっていますが12章までは章が変わるごとに登場人物が交代し、それぞれが駆け引きしたり何かを企んだり疑惑の行動をとるというややまとまりの悪い展開で、13章からようやくトリオによる探偵活動が活発になってばらばらの物語が少しずつ一つの流れに収束されていきます。謎解きプロットは遺産相続の問題、アリバイ崩し、手紙の謎など盛り沢山で複雑なのでじっくり読むことを勧めます。終盤は「おかま事件」で強烈なユーモアをぶつけて読者をゆさぶり、そこから一気に怒涛のクライマックスへとなだれ込みます。

No.1509 7点 ドーヴァー1- ジョイス・ポーター 2016/07/30 05:25
(ネタバレなしです) 英国のジョイス・ポーター(1924-1990)は空軍に所属してスパイのトレーナーを担当したこともある変わったキャリアを持った女性作家です。その経験を活かしてスパイ小説も書きましたが1番有名なのは1964年発表のデビュー作である本書に始まるウィルフレッド・ドーヴァー主任警部シリーズの本格派推理小説です。その作風は強烈なユーモアと皮肉そして下品な描写もいとわない、かなりくせのあるものです。何よりもドーヴァーがデブで不細工、身だしなみはいい加減、性格も最悪とほとんどいいところのないアンチヒーロータイプに描かれています。さて本書はデビュー作でまだ作者も慎重なのか、前半のドーヴァーは多少強引ながらも意外とまともに仕事しています(あくまでも後年の作品に比べればですが)。とはいえ中盤以降は予測を越えた展開に圧倒されます。失踪事件という地味になりがちなテーマですが全く退屈しませんでした。犯人当て謎解きの伏線もしっかり張ってあります。あまりにもブラック極まりない真相で好き嫌いがはっきり分かれる作品ではあるでしょうがインパクトは強いです。

No.1508 5点 真珠の首飾り- ロバート・ファン・ヒューリック 2016/07/30 05:11
(ネタバレなしです) ファン・ヒューリックが亡くなった1967年に発表されたディー判事シリーズ第13作です。今回は殺人もあるけどそちらの犯人はすぐ判明しており(しかも推理の要素はほとんどない)、盗難事件の実行犯もまた早々と明らかになり、真珠の隠し場所がメインの謎になっています。ここでディー判事がとった探偵法は何とG・K・チェスタトンの短編集「ブラウン神父の秘密」(1927年)を彷彿させるようなものでした。論理的ではありませんがディー判事の説明を聞くと確かにあそこしか考えられないであろう隠し場所で説得力のある推理でした。それにしても今回はディー判事が眠りにつく場面がやたら多かったような気がしますが、やはり皇族からの直々の依頼では心労も半端ではなかったのでしょうか(笑)。

No.1507 5点 アラビアンナイトの殺人- ジョン・ディクスン・カー 2016/07/30 05:05
(ネタバレなしです) 1936年発表のフェル博士シリーズ第7作の本格派推理小説です。タイトルからアラブ風とかペルシャ風の異国情緒を期待する読者がいるかもしれませんがそういう雰囲気は全くありません。カー全作品中でも屈指の大作で、「千夜一夜物語」のように語り手(3人の捜査官のリレー形式)による説明で事件のあらましがフェル博士に伝えられます。物語の大半はこの捜査官の「語り」に終始しており、クロフツ風に捜査をじっくりと書き込んでいるのが特徴ですが伝聞形式ゆえのまわりくどさという弊害も生じていて読みにくい面もありました。謎解き手掛かりのばらまき方のバランスが悪くて無駄なページが多いという印象も強く、実際の長さ以上に冗長に感じました。

No.1506 5点 疑惑の霧- クリスチアナ・ブランド 2016/07/29 09:41
(ネタバレなしです) 傑作との誉れ高い1953年発表のコックリル警部シリーズ第4作ですが残念ながら私にはあまり相性がよくなかったです。何とも歯がゆい本格派推理小説で、曖昧なアリバイで誰が犯人でもおかしくないような状況を築きあげ、しかし明確な決め手がなかなか見つからないまま終盤にもつれこむのですが(それが作者のねらいにしろ)あまりにももやもや感の強いプロットは読みにくかったです。しかし法廷シーンはさすがに盛り上がり、ブランドらしい大胆などんでん返しにいい意味で翻弄されました。色々な書評で賛否両論の「最後の数行の衝撃」については、個人的には「あまり期待しないで」臨んだ方がいいと思います(私は期待し過ぎてました)。

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nukkamさん
ひとこと
ミステリーを読むようになったのは1970年代後半から。読むのはほとんど本格派一筋で、アガサ・クリスティーとジョン・ディクスン・カーは今でも別格の存在です。
好きな作家
アガサ・クリスティー、ジョン・ディクスン・カー、E・S・ガードナー、D・M・ディヴ...
採点傾向
平均点: 5.44点   採点数: 2865件
採点の多い作家(TOP10)
E・S・ガードナー(82)
アガサ・クリスティー(57)
ジョン・ディクスン・カー(44)
エラリイ・クイーン(43)
F・W・クロフツ(32)
A・A・フェア(28)
レックス・スタウト(27)
ローラ・チャイルズ(26)
カーター・ディクスン(24)
横溝正史(23)