皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 日常の謎 ] まっすぐ進め |
|||
---|---|---|---|
石持浅海 | 出版月: 2009年05月 | 平均: 4.50点 | 書評数: 4件 |
![]() 講談社 2009年05月 |
![]() 河出書房新社 2014年05月 |
No.4 | 4点 | 虫暮部 | 2025/05/31 14:13 |
---|---|---|---|
イマイチ。推論を立てるに際して、“普通はこうだ” と一般論を踏まえないと先へ進めないのは判るが、その基準が狭量に感じる。見た目で判断している事項が多い。説明が長い割りに結論があまり面白くない。
「いるべき場所」。曲がりなりにも一千万円用意出来るなら、別の選択肢もありそうなものだけど……? |
No.3 | 5点 | まさむね | 2018/08/05 23:39 |
---|---|---|---|
連作ミステリ仕立ての恋愛小説って感じ。作者としては珍しい分野ではありますが、酒飲みながら皆であれこれ推理してみたり…っていうパターンは一緒という見方もできます。
「砂糖合戦」ならぬ「ワイン合戦」における推理など、嫌いじゃない部分もあったけれども、正直、採点としてはこの辺りでしょうか。作者がよく手掛ける「人間の行動や心理をロジカルに考察していく」スタイルって、イマイチ好みではないのですよねぇ。何が正解なのか、よく分からないし。ちなみに、全体の真相としては、全く違った(捻くれた)パターンを予測していたのですが、結構ストレートでしたねぇ。 |
No.2 | 5点 | ボナンザ | 2017/05/05 16:52 |
---|---|---|---|
読んでいて口から砂糖を吐くかと思うくらい甘ったるい内容でした(ほめ言葉)。 |
No.1 | 4点 | こう | 2009/12/13 00:42 |
---|---|---|---|
ここ最近2作と違いいつもの路線に戻った作品と感じました。
沈着冷静な主人公と恋人の交流を出会いから描いていますがこれまで以上に主人公には感情移入しにくくこのキャラクターたちでそもそも恋愛模様を描くのが無理があるような気がしました。解き明かされる謎もあまり魅力を感じられず納得もしづらいです。そもそも日常の謎よりも殺人事件を扱った方が良さそうなキャラクターに感じます。 最近2作よりはましですが初期作が懐かしく感じます。 |