皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 本格/新本格 ] 木曜組曲 |
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恩田陸 | 出版月: 1999年11月 | 平均: 5.85点 | 書評数: 13件 |
徳間書店 1999年11月 |
徳間書店 2002年09月 |
徳間書店 2019年02月 |
No.13 | 5点 | まさむね | 2024/05/26 16:56 |
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小説家・重松時子が自宅の「うぐいす館」で薬物死してから、毎年その場に集い、宴を催す5名の関係者。全員女性で、物書きに関係する仕事に就いている。薬物死の際もこの5人は顔を揃えており、今回は死後4回目の集い。告発と告白を繰り返しながら、時子の死の謎に迫るが…
心理ミステリとして典型的とも言える流れで、悪くはないのだけれども、ハラハラ感はあまりなく、何より物語に入り込みにくい面があったかな…というのが正直な感想。私の感性が鈍いだけかもしれないのですが。 |
No.12 | 5点 | ボナンザ | 2024/03/16 18:53 |
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ドロドロしそうな内容で、途中不気味さもあるものの、最後は爽やかに終わるのは作者の持ち味。 |
No.11 | 8点 | あるびれお | 2009/06/23 06:17 |
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推理をこねくり回した挙句、最後にどんでん返しを複数持ってくる、というミステリの王道に沿っていて、恩田ミステリにしては珍しく、「割り切れる」結末であることも気に入った。「蛇行する川のほとり」や「象と耳鳴り」も好きな作品ではあるが、こちらの方がさらに好みかな。 |
No.10 | 6点 | こもと | 2007/10/13 12:33 |
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1人ずつの毛色は違うけれど、この5人には間違いなく共通性がある。 『転んでもただでは起きない女たち』という印象。
こんな心理物って、恩田氏は上手いです。 ストーリーの中で、追い詰められていくのはキャラだけというのではなくて、読者にも、今後の展開に対する無言の圧力がかけられてくるのです。 映画化されたということなのですが、場面設定がうぐいす館のみとなる今作は、むしろ、舞台で見たい気がする。 静子役には、迫力が欲しいところ(笑) |
No.9 | 7点 | VOLKS | 2007/07/08 23:58 |
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頭の良い女性達の駆け引き、探り合い、そして信頼、それらが見事でとても楽しめた。映画化されているが、そちらも良かった。 |
No.8 | 9点 | 愁 | 2005/07/25 20:20 |
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独特の世界と頭を使った駆け引き! 恩田陸らしさがでてて最高でした |
No.7 | 5点 | バファックス | 2004/07/03 02:13 |
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作中作を頻発する恩田だが、なぜ、作中作を書かない。映画化されたが、そのさい、思い切って、はっちゃければ、すごい作品になっただろうに、及び腰で、原作よりだめになっていた。 |
No.6 | 3点 | ウエストウッド | 2004/06/19 18:50 |
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女の恐さと業が全然描ききれてない。 |
No.5 | 7点 | 深壬 | 2003/12/12 17:51 |
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面白かったですよ。 個人的に登場人物達が「物書き」なのが、会話に効いてる。 ミステリー物語として読むには、ちょっと物足りない部分が見えますが、「女性の雑学」として読めば、十分に楽しめる かと。 |
No.4 | 3点 | クールガイ | 2003/07/25 01:49 |
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おばさんばっかだし。 男には理解できないのではなかろうか? |
No.3 | 7点 | のび | 2003/05/13 18:55 |
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女性同士の腹の探り合いに緊張感があり、終盤のひねりもなかなか |
No.2 | 4点 | 玉椿 | 2003/04/19 04:46 |
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「重松時子」をもっと書いてくれないと、なんだか締まらない感じ。 |
No.1 | 7点 | keisuke | 2003/02/05 12:10 |
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そのまんまですけど、女性同士の駆け引きがおもしろいです。登場する6人(故人1名)の女性は怖い、強いw。 |