海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 本格/新本格 ]
少女は殺人の夢を見る
阿津川辰海 出版月: 2026年07月 平均: 8.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


新潮社
2026年07月

No.1 8点 mozart 2026/08/06 20:38
東京大学のサークル「月夜のお茶の会」の新入りメンバーである獏田格が、先輩である夢見灯がお茶会の場で紅茶をふるまうことでメンバーを眠らせその夢の中で課題本(ミステリー作品)を模して起こす事件を探偵役として解く(ことで目覚めることができる)、という筋立てがメイン。読書会の課題本の中には未読の作品も含まれていましたが(ネタバレは当然ありませんが)概要が分かるようになっているのでそれほど問題はありませんでした(読んでいた方がより楽しめたのは間違いないでしょうが)。全て夢の中の事件なのでサークルメンバーが殺されるような事件でも安心して(?)パズルとして楽しめました。自分としてはメンバーによるリレー小説なのに○○を使った「三階の窓」が特に気に入りました。灯の夢の中の事件ではなかったもののしっかり彼女の手の内で話が作られていた、と。

彼女が獏田を「特別視」して探偵役をさせる理由については最終話「九角館の殺人」で明らかになるのですが、二人の関係性に含みを持たせた終わり方で続編も期待したくなります。


キーワードから探す
阿津川辰海
2026年07月
少女は殺人の夢を見る
平均:8.00 / 書評数:1
2026年03月
デッドマンズ・チェア
平均:6.00 / 書評数:2
2026年02月
犯人はキミが好きなひと
平均:5.33 / 書評数:3
2025年12月
ルーカスのいうとおり
平均:6.00 / 書評数:2
2025年08月
最後のあいさつ
平均:7.00 / 書評数:3
2024年07月
バーニング・ダンサー
平均:4.33 / 書評数:3
2024年02月
黄土館の殺人
平均:5.92 / 書評数:12
2023年09月
午後のチャイムが鳴るまでは
平均:6.33 / 書評数:6
2022年08月
録音された誘拐
平均:6.78 / 書評数:9
2022年05月
入れ子細工の夜
平均:6.43 / 書評数:7
2021年02月
蒼海館の殺人
平均:7.43 / 書評数:21
2020年04月
透明人間は密室に潜む
平均:6.23 / 書評数:13
2019年09月
紅蓮館の殺人
平均:6.62 / 書評数:16
2018年10月
星詠師の記憶
平均:6.29 / 書評数:7
2017年06月
名探偵は嘘をつかない
平均:6.17 / 書評数:6