| suzukaさんの登録情報 | |
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| 平均点：5.63点 | 書評数：52件 |
| No.52 | 5点 | 償いの雪が降る アレン・エスケンス |
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(2025/09/17 20:51登録) 特に魅力的な謎があるわけでもなくミステリーとしてはイマイチかも。 嫌にリアルな主人公周りの人間関係や、後半のサスペンス展開は結構面白く読めました。 映像化向きの作品かも。 |
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| No.51 | 7点 | 五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 倉阪鬼一郎 |
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(2025/09/11 23:10登録) どう評価すべきか悩ましい作品ですが、ある意味バカミスの到達点の一つかと思います。 くだらないと言ってしまえばその通りなのですが、倉阪以外には書けない唯一無二の作品ですし、なんだかんだで楽しませてもらったのでこの点数で。 |
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| No.50 | 4点 | 悪意 東野圭吾 |
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(2025/09/07 16:42登録) 悪意というと何か底しれない恐ろしい感情のように思えますが、本作のタイトルはちょっと大げさすぎますね。 嫉妬か逆恨みあたりが適当かと思います。 |
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| No.49 | 5点 | 異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき 久住四季 |
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(2025/09/04 14:46登録) 警察小説ではありますが横山や今野のようなリアリティはなく、漫画がラノベのような読み味でした。 元々ラノベっぽい作品を書いている作者の味が出ている感じでした。 |
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| No.48 | 6点 | 震える牛 相場英雄 |
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(2025/09/04 00:52登録) BSE問題を題材にした社会派小説ですが、すき焼きがやたらと出てくるせいか私は肉旨そうだなーとしか思いませんでした。 主人公と相棒の警官二人のキャラクターが良いですね。不祥事を起こした悪役企業とそれを暴こうとする記者の攻防も見所がありました。 |
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| No.47 | 6点 | ババヤガの夜 王谷晶 |
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(2025/08/30 13:46登録) エキサイティングで面白かったです。 読み始めは暴力エログロ描写でゴリ押す作風かと思いましたが、意外と伏線もしっかり張られており、コンパクトにまとまった良作という印象です。 |
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| No.46 | 8点 | 名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件 白井智之 |
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(2025/08/25 15:31登録) ホワイダニットは本作の肝の一つかと思いますが、少し説得力が足りなかったかなと。序盤から伏線は張ってありましたが、それでも事件のヤバさに動機が釣り合ってないように思いました。 |
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| No.45 | 6点 | 十戒 夕木春央 |
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(2025/08/18 23:30登録) 都合よく平坦な島があってさらに満遍なく爆弾が設置されていて爆発したら全員死にます…というのがいかにも作者都合が透けて見えてどうかなと。 前作のようなインパクトも無いので少々期待外れでしたが、普通のクローズド・サークル作品としてはそこそこ面白かったです。 |
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| No.44 | 7点 | 木挽町のあだ討ち 永井紗耶子 |
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(2025/08/15 11:34登録) 良い物語でした。ジャンルはあくまで時代物で、そこにミステリ的なギミックが組み込まれた作品ですね。 登場人物一人一人の人となりがしっかり描かれているおかげで、彼らが菊之助に協力する動機に説得力があります。 ただ、オチについては早い段階で察しが付いてしまうので、ミステリ的な面白さよりは純粋に時代物として楽しむのがよいかと思いました。 |
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| No.43 | 8点 | 絶叫 葉真中顕 |
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(2025/08/03 15:52登録) おそらくミステリ史上片手で数えるほどしか存在しない○○○を利用したトリック。主人公の凄絶な人生と相まって強く印象に残りました。 |
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| No.42 | 5点 | アリアドネの声 井上真偽 |
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(2025/08/03 10:24登録) 作品自体は良かったです。小説の文字情報からでも現場の情景が結構リアルにイメージできました。 ただ帯の「想像の限界を超えるどんでん返し」というのが良くないです。本作にどんでん返し的な描写は無かったので肩透かしを喰らいました。 |
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| No.41 | 3点 | ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 |
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(2025/02/27 01:34登録) いまいち面白さを見出せないまま読み終わってしまいました。 登場人物が個性的なのは分かりますが、それがどうにもコミカルに感じてしまい、スリリングな展開の緊張感を減衰させてしまっているように思えました。 |
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| No.40 | 3点 | スロウハイツの神様 辻村深月 |
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(2024/12/31 20:20登録) 登場人物の一人一人が丁寧に描写されている反面、そのせいで分量が多く盛り上がりに欠け、読んでて中だるみの時間が長かった気がします。 気になったのは、条件付きとはいえ主要人物がイジメを肯定する発言をしていること。弱者に寄り添う作風なのに、ちょっとどうかなと思いました。 |
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| No.39 | 5点 | 天才少女は重力場で踊る 緒乃ワサビ |
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(2024/12/28 12:10登録) 過去に何回擦られたか分からないＳＦネタを題材にした作品ですが、ライトノベル調の恋愛ストーリーと絡めてよく纏まっていると思います。 |
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| No.38 | 9点 | ロスト・ケア 葉真中顕 |
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(2024/12/28 12:01登録) 本作は映画として実写化されていますが、実写版では一部のミステリー的な要素が省略されているため、原作小説を読んでから実写版を見るのが一番楽しめると思います。 |
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| No.37 | 5点 | 陽だまりに至る病 天祢涼 |
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(2024/12/23 12:53登録) ミステリー的な要素はシリーズ前作までより薄く、その分コロナを絡めた子供の貧困問題に描写が割かれています。 社会派小説としては相応に読み応えがありましたが、ミステリーとしては少し物足りないと思いました。 |
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| No.36 | 6点 | あの子の殺人計画 天祢涼 |
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(2024/12/23 12:33登録) メインのトリックは綺麗に決まっているが、子供の貧困という作品のテーマと上手く噛み合っていないように思えました。 前作が良かっただけに少し残念です。 |
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| No.35 | 6点 | 異世界の名探偵 1 首なし姫殺人事件 片里鴎 |
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(2024/12/19 14:30登録) 魔法のあるファンタジー世界での殺人事件です。 というと何かとんでもないトリックが使われるのかと思いきや、意外と堅実なパズラー小説でした。 |
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| No.34 | 3点 | ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ！ 深水黎一郎 |
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(2024/12/19 14:13登録) ちょっと期待外れな内容でした。 「読者を犯人にするにはどうしたらいいか?」という課題への答えが「そういう特殊設定を導入する」では身も蓋もないと思います。 |
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| No.33 | 4点 | 君の膵臓をたべたい 住野よる |
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(2024/12/19 14:04登録) 読んではみたものの、既視感の連続で何も感じなかったというのが正直なところです。 類似の作品は数多くありますが、それらと比較して優れた点を見出だせませんでした。 |
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