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ミステリの祭典

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震える牛
警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一

作家 相場英雄
出版日2012年01月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 suzuka
(2025/09/04 00:52登録)
BSE問題を題材にした社会派小説ですが、すき焼きがやたらと出てくるせいか私は肉旨そうだなーとしか思いませんでした。
主人公と相棒の警官二人のキャラクターが良いですね。不祥事を起こした悪役企業とそれを暴こうとする記者の攻防も見所がありました。

No.1 7点 パンやん
(2016/09/24 07:42登録)
日本経済問題の闇に切り込む警察小説ミステリー。地取り、鑑取り捜査で真相に近づく過程がとってもスリリング。怖いのは安い肉やBSEではなく、危険と知りながら目を背け忘れようとしたり、隠蔽して何も無かったとする倫理の低さ、正義の行動が裏切られる社会なのだ。 

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