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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.21点 書評数:1644件

プロフィール| 書評

No.64 7点 心理試験
江戸川乱歩
(2014/04/07 22:07登録)
初期の乱歩特有の切れ味のよさがある。個人的にはD坂や屋根裏よりも好きだ。
よくこのレベルを六ヶ月連続で連載できたものである。


No.63 5点 湖畔亭事件
江戸川乱歩
(2014/04/07 22:05登録)
乱歩のレンズ趣味がうまく出た作品。やや無理があるようにも思えるが、つまらなくはない。


No.62 7点 陰獣
江戸川乱歩
(2014/04/07 22:03登録)
実によくできている。後味の悪さも一級品だ。


No.61 4点 パノラマ島奇談
江戸川乱歩
(2014/04/07 22:02登録)
夢ある中編。乱歩ワールド全開。


No.60 5点 魔術師
江戸川乱歩
(2014/04/07 22:01登録)
犯人の過去の努力に思わず突っ込みをいれてしまいそうな馬鹿馬鹿しさ。
おもしろいことは確かです。


No.59 7点 孤島の鬼
江戸川乱歩
(2014/04/07 22:00登録)
陰獣と並ぶ乱歩長編の最高傑作。
密室トリックと相変わらずの変態趣味で、普段のおもしろさに本格が加わった。
ただ、後書きの同性愛の文献あさりとはどういうことなのか・・・。


No.58 4点 悪魔の紋章
江戸川乱歩
(2014/04/07 21:58登録)
乱歩にしてはおとなしい作風。
犯人やトリック、展開は過去作の使い回し(それも海外の作品のぱくりだが)なので、ファン以外は楽しめない。


No.57 5点 吸血鬼
江戸川乱歩
(2014/04/07 21:56登録)
荒唐無稽な内容でここまで読ませるのは乱歩の筆力の偉大さである。
明智小五郎のファンであれば、小林少年のデビュー作であり、文代さんとの結婚もある本作を読み逃してはいけない。


No.56 4点 大暗室
江戸川乱歩
(2014/04/07 21:54登録)
乱歩お得意の通俗もの。とはいえオリジナリティはほとんどない。


No.55 5点 地獄の道化師
江戸川乱歩
(2014/04/07 21:53登録)
乱歩は同様の仕掛けで多く作品を書いているが、初見ならそれなりに楽しめるできになっている。


No.54 5点 怪人二十面相
江戸川乱歩
(2014/04/07 16:10登録)
あまりにも有名なシリーズ第一作。今読めば馬鹿馬鹿しいが、子供心にわくわくさせられたのは否定できない。
古い版のほうが不気味なイメージが出ていてよかった。


No.53 6点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2014/04/07 16:07登録)
確かにうまくできている。とはいえそれ以外の部分がお粗末なのは否定しがたい。


No.52 4点 長い家の殺人
歌野晶午
(2014/04/07 16:06登録)
トリックがすぐにばれてしまうのが難点。島田氏の解説によるとそれでも改善されたらしいのだが。


No.51 7点 金雀枝荘の殺人
今邑彩
(2014/04/07 16:05登録)
久しぶりに本格的な館ものに出会えた。館ものが好きなら読んで損はしない名作。


No.50 5点 よもつひらさか
今邑彩
(2014/04/07 16:03登録)
ちょっと毛色の違うホラー短編集。怖くはないが引き込まれる筆力がある。


No.49 6点 イニシエーションラブ
乾くるみ
(2014/04/07 16:02登録)
一発勝負なので、そこが気に入るかどうかがすべて。個人的にはうまくできていると思う。ただし勘の悪い人だと最後まで読んでも仕掛けに気づかないかもしれない。


No.48 8点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2014/04/07 16:00登録)
これほど1パーセントのひらめきと99パーセントの努力でできている作品も少ない。
内容云々以前にこの仕掛けだけで本書の価値は無限である。


No.47 6点 亜愛一郎の逃亡
泡坂妻夫
(2014/04/07 15:58登録)
狼狽、転倒に比べるとやや完成度が劣る。最終話は絶対に読んでほしい。


No.46 7点 亜愛一郎の転倒
泡坂妻夫
(2014/04/07 15:57登録)
狼狽に比べると衝撃度は劣るが、それでもきわめて高水準な短編集。


No.45 6点 乱れからくり
泡坂妻夫
(2014/04/07 15:56登録)
初期三部作ではやや地味な印象がある。それでも盛り込まれたアイディアはとてつもなく、本格好きなら一度は読んで置くべき名作である。

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