home

ミステリの祭典

login
吸血鬼
明智小五郎シリーズ

作家 江戸川乱歩
出版日1969年01月
平均点5.75点
書評数4人

No.4 5点 ボナンザ
(2014/04/07 21:56登録)
荒唐無稽な内容でここまで読ませるのは乱歩の筆力の偉大さである。
明智小五郎のファンであれば、小林少年のデビュー作であり、文代さんとの結婚もある本作を読み逃してはいけない。

No.3 5点 haruka
(2013/11/17 17:01登録)
推理小説としては破綻しているのだが、それでも読んでしまいます。

No.2 5点 songpu gu
(2013/05/11 01:05登録)
乱歩の長編物ですが、文代と人形の取替えや、天井から短剣を投げ、胸に2度とも上手く刺して絶命させる類のトリックには少し粗さを感じざるを得ません。
それに犯行現場での隠し部屋や抜け穴などが2・3多用されている点や、宝石事件の完全な後付けなどは推理物としてそれほど感心できるものではないですね。まあ文代さんと小林少年の活躍は多少楽しめましたけど。

No.1 8点 シュウ
(2008/10/08 19:30登録)
乱歩の通俗長編小説ではかなり好きな方です。辻褄がなんか合わない所もありますが、次から次に起こるいかにも乱歩らしい猟奇的な事件や、
文代さんの活躍など読んでて飽きません。特に生きたまま棺おけに入れられて火葬されそうになるヒロインとその息子の場面はトラウマです。
その後も恐ろしい思いをしたにも関わらず、なぜか全然反省しなかったヒロインもトラウマです。

4レコード表示中です 書評