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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.24点 書評数:1598件

プロフィール| 書評

No.738 6点 マギル卿最後の旅
F・W・クロフツ
(2018/09/02 00:22登録)
例によってフレンチの地道な捜査と犯人の綿密な犯行が持ち味。


No.737 4点 終着駅
結城昌治
(2018/08/29 22:12登録)
結城流文学の一つの終着点。
登場人物たちの淡々とした語りが見事。


No.736 5点 バトラー弁護に立つ
ジョン・ディクスン・カー
(2018/08/27 20:53登録)
カーお得意のドタバタ展開にラブロマンス、密室を詰め込んだ一作。キャラクターの性格は好みが分かれるかも。


No.735 4点 平林初之輔探偵小説選Ⅱ
平林初之輔
(2018/08/25 21:19登録)
小説の方は明らかにⅠの残り物を詰め込んだくさい。
評論は当時の素直な感想が面白い。特に乱歩に対する評価なんかは同時代の推理作家からはこう思われていたのかと興味深い。


No.734 5点 カブト虫殺人事件
S・S・ヴァン・ダイン
(2018/08/25 21:12登録)
伝説の2作の後だが、中々凝った作りで飽きさせない。
作中でトスカニーニのドイツものに対する批判があるが、ドイツ人指揮者らしいスケール大きな演奏をする人が少なくなった現代の音楽界をヴァンスが見たらどう思うだろうか。


No.733 5点 折鶴
泡坂妻夫
(2018/08/22 20:46登録)
ミステリ短編集というよりはまさに泡坂の短編集というべきか。
味わい深い4品。


No.732 4点 顔のない男 ピーター卿の事件簿2
ドロシー・L・セイヤーズ
(2018/08/19 08:40登録)
一冊目に比べると収録内容はやや劣る。
ジュリア・ウォレス殺しは興味深い内容ではあるが、形式が単なる評論に過ぎず、セイヤーズの新説等ないのが残念。


No.731 6点 一の悲劇
法月綸太郎
(2018/08/18 17:37登録)
法月全盛期の傑作の一つ。たたみかけるような後半の真相ラッシュが中々面白い。
まあ、真犯人は2章くらいでピンとくるでしょうが。


No.730 8点 スターヴェルの悲劇
F・W・クロフツ
(2018/08/15 23:13登録)
クロフツ初期の傑作の一つ。アリバイ破りもの以外では最高の出来ではあるまいか。


No.729 4点 善人たちの夜
天藤真
(2018/08/10 20:41登録)
どこに善人がいたのか・・・。
個人的には読んでてイライラさせられっぱなしでした。


No.728 5点 五匹の赤い鰊
ドロシー・L・セイヤーズ
(2018/08/09 21:24登録)
セイヤーズにしては本格色が強いが、やや長すぎるきらいがある。
犯人に意外性はあまりないし、トリックにもそれほど目新しいものはなく・・・。


No.727 5点 灯らない窓
仁木悦子
(2018/08/07 10:25登録)
結構よくできた少年探偵もの。
入り組んだ事件の謎とひたむきにそれを追う少年の姿がうまく合っている。


No.726 6点 カナリヤ殺人事件
S・S・ヴァン・ダイン
(2018/08/05 22:42登録)
有名な例の密室トリックとポーカー心理試験を含む第二作。それに今となっては反則かもしれないが、あの時間差トリックもこれが初出か。
今読むと古びて見えるが、歴史的な意義が大きい記念碑的作品。


No.725 6点 頼子のために
法月綸太郎
(2018/07/29 20:43登録)
今読むとそれほど意外性は感じないが、無駄ない構成で容赦のない物語を展開しているのではないか。
最初の手記の嘘と最後にそれを操る黒幕まで。


No.724 6点 ピーター卿の事件簿
ドロシー・L・セイヤーズ
(2018/07/27 19:13登録)
長編よりも雰囲気のある物語が多く、ある意味ドイル等々の影響を受けているといえるかも。


No.723 4点 Another エピソードS
綾辻行人
(2018/07/24 13:32登録)
肝心のメイントリックはイマイチ。
最後のあれも、アニメではともかく原作では彼女の印象が薄いので・・・。


No.722 6点 からくり富
泡坂妻夫
(2018/07/22 09:53登録)
人情味あふれるストーリーと小技の光る素晴らしい短編集。


No.721 5点 フレンチ警部と紫色の鎌
F・W・クロフツ
(2018/07/16 10:43登録)
なぜ見張りをつけなかったのかと突っ込んではいけない。
犯罪団の企みを見破ることが目的でもフレンチの行動はほとんど変わらない。


No.720 5点 ロートケプシェン、こっちにおいで
相沢沙呼
(2018/07/12 16:04登録)
今のところこのシリーズの最終作。
ライトミステリとしては中々なだけに続いてほしい。


No.719 6点 びいどろの筆
泡坂妻夫
(2018/07/08 13:48登録)
江戸の情緒を絡めた傑作ぞろい。
物理トリックもさることながら、心情の移り変わりも見事。

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