| mohicantさんの登録情報 | |
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| 平均点：6.58点 | 書評数：97件 |
| No.37 | 10点 | 魍魎の匣 京極夏彦 |
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(2012/10/24 21:54登録) シリーズ中最高傑作だと思う。メイントリックはたいしたことないが、その世界観、描写は眩暈を覚えるほど強烈で秀逸。読後は放心状態になった。 |
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| No.36 | 9点 | 姑獲鳥の夏 京極夏彦 |
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(2012/10/24 21:41登録) 他の作家が同じトリックを使ったらバカミスになってしまう。だがこの作品は沢山の文章を費やして、このトリックが本格的に感じられるだけの土台、世界観を作り上げていると感じた。京極夏彦はこの作品を持ち込みしてデビューしたそうだが、持ち込まれた出版社はたいそう驚いただろう。 |
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| No.35 | 10点 | 戻り川心中 連城三紀彦 |
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(2012/10/17 00:32登録) 文体の美しさに加えて秀逸なストーリー。誰が犯人なのかははどの話でも意外性はない。だが、なぜ殺したのかという動機の面では、その意外性とバラエティーに度肝を抜かれる。その愛憎模様に心を揺さぶられる。 |
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| No.34 | 7点 | 造花の蜜 連城三紀彦 |
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(2012/10/17 00:22登録) ハラハラする展開で一気に読み上げてしまった。 |
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| No.33 | 7点 | 秋期限定栗きんとん事件 米澤穂信 |
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(2012/10/17 00:12登録) せっかく推理しても、相手がついてこれずにもどかしくしている小鳩君がおもしろい。小山内さんは小山内さんで相手の男を手のひらでころころと。うーん、おもろい。 |
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| No.32 | 7点 | 夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信 |
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(2012/10/17 00:00登録) 小山内さんのダークな部分が前作より増している本作。この胸くそ悪い感じが米澤作品の魅力の一つだと思う。 |
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| No.31 | 7点 | 春期限定いちごタルト事件 米澤穂信 |
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(2012/10/16 23:46登録) 肩の力を抜いて読めるキャラクター先行型のライトなミステリ短篇集。個人的には古典部シリーズより好き。 |
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| No.30 | 7点 | 追想五断章 米澤穂信 |
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(2012/10/16 23:40登録) 途精緻な本格ミステリというのも嘘ではなかった。 |
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| No.29 | 9点 | 儚い羊たちの祝宴 米澤穂信 |
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(2012/10/15 23:06登録) 短編集なのだが、一編一編のクオリティーが非常に高い。全編に漂うダークな雰囲気もたまらない。 |
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| No.28 | 6点 | インシテミル 米澤穂信 |
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(2012/10/15 23:01登録) 海外の古典作品が話題に出てくるので、それらを知っていればもっと楽しめたと思う。 |
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| No.27 | 7点 | ボトルネック 米澤穂信 |
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(2012/10/15 22:45登録) 救いがない真っ黒な話なので、苦手な人は多いと思う。人には勧められない。「このテーマでここまでやるのか」というドＳな作品。 |
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| No.26 | 8点 | 犬はどこだ 米澤穂信 |
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(2012/10/15 22:38登録) キャラクターに愛着が持てたし、ストーリーもしっかりとした複線があってなかなか。単発で終わらせるにはもったいない。続編期待。 |
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| No.25 | 6点 | ふたりの距離の概算 米澤穂信 |
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(2012/10/15 22:30登録) 謎自体は地味であまりおもしろみはないが、ヒントが小出しに出て、そこから推理していくという過程はおもしろかった。 |
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| No.24 | 6点 | 遠まわりする雛 米澤穂信 |
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(2012/10/15 22:24登録) 日常の謎を扱った古典部シリーズ短編集。登場人物のちょっとした人間関係の変化が見られて楽しいので、シリーズのファン向けの作品かと。 |
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| No.23 | 5点 | クドリャフカの順番 米澤穂信 |
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(2012/10/15 22:09登録) ミステリとしてはちょっと弱いが、青春小説としては及第点。 |
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| No.22 | 9点 | さよなら妖精 米澤穂信 |
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(2012/09/17 23:22登録) 米澤穂信の作品の中で一番好き。 悲劇的な結末が待っているが、この小説としてはそれが一番きれいな終わり方だったんだろうと思う。 |
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| No.21 | 7点 | 愚者のエンドロール 米澤穂信 |
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(2012/09/17 23:13登録) 推理が外れて、後に真相が明らかになる展開はおもしろかった。 シリーズ物の主人公だし、その推理は絶対的なものなんだろうなと思って読んでいたのでまんまと騙された。時には推理を外す主人公の人間味に愛着が持てた。 |
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| No.20 | 6点 | 氷菓 米澤穂信 |
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(2012/09/17 22:59登録) 日常の謎を扱った古典部シリーズの第一作。 ページ数は２００ページ程度と少なく、読みやすかった。 |
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| No.19 | 6点 | 阿修羅ガール 舞城王太郎 |
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(2012/09/17 22:51登録) ふざけて書いたとしか思えない作品。下品だし。でもやっぱりおもしろい。 |
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| No.18 | 8点 | 煙か土か食い物 舞城王太郎 |
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(2012/09/17 22:46登録) 品はないが、勢いがある。文章の持つ力に圧倒される。胸が熱くなる。胸くそ悪くもなる。だが傑作である。 |
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