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ミステリの祭典

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STARさんの登録情報
平均点:6.50点 書評数:82件

プロフィール| 書評

No.42 7点 ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾
(2010/02/26 16:09登録)
クローズド・サークルもので、橋が落ちて・・・とか島で・・・とかよりもこの作品の設定のほうがありそうで自然な感じがしました。
予備知識なく読んだので、やられた!と楽しめました。
どこまでが芝居?現実?と考えながらハラハラしながら読めました。

久我は最初は恋心に燃えるイヤな男性→いい役へと徐々に変わっていきます。登場人物が生き生きとしていると思います。


No.41 8点 悪意
東野圭吾
(2010/02/26 16:02登録)
今さらながら初めて東野圭吾を読みました。すらすら読みやすいです。
まさにタイトルの『悪意』がぴったりな作品。そのため、読後感はさわやかではありません。でも内容はおもしろかったです。


No.40 8点 ゼロの焦点
松本清張
(2010/02/26 15:59登録)
(ネタバレあり!)
松本清張生誕100周年記念で新装版が出ていたので、読みました。
日本の戦後混乱期から生まれている動機がうまく書かれていると思います。涙を誘います。
体を売っていた過去を人を殺してでも人に知られたくなかった犯人。最近は安易な理由で簡単に体を売ってしまう女性もいますよね。それを考えると悲しくなります。

次から次へと夫の過去が明るみになるのに、主人公の感情が書かれていないのが不思議。普通は怒ったり、傷ついたりすると思います。


No.39 7点 点と線
松本清張
(2010/02/23 11:59登録)
(ネタバレあり!)
有名な4分間のトリックは、小難しい時刻表のトリックよりよほどいいと思います。
今読むと古いと思ってしまうかもですが、動機など今でも十分にありそうな内容。自分より弱い者に罪をなすろつけたりする政治家とか汚職とか何十年前とさほど変わってないのかと悲しくもなりますが。


No.38 6点 チーム・バチスタの栄光
海堂尊
(2010/02/23 11:52登録)
ミステリーとしてはそこまで面白くはないのかも。ただ登場人物の個性などでうまくひっぱっている・・・という感じでしょうか。
病院の事情などは、さすが医師だけあってわかりやすくうまく書いてあると思います。


No.37 6点 イニシエーションラブ
乾くるみ
(2010/02/23 11:43登録)
(ネタバレあり!)
ミステリーではないけれど、こちらで人気があるようだったので読んでみました。
小道具を使った複線などは細やかです。
女性はしたたかだなと思う内容ですが、実はこういうことは身の回りでよく起こっていることかも。。。


No.36 6点 虚無への供物
中井英夫
(2010/02/23 11:40登録)
有名なのだし、新装版が出ていたので、「どんなものか」と読んでみました。良くも悪くもすごいものを読んだという感じです。
長すぎる気がします。でも登場人物が麻雀しながらの推理とか部分的にはおもしろいところもありました。


No.35 6点 ハサミ男
殊能将之
(2010/02/23 11:36登録)
(ネタバレあり!)
典型的な叙述トリックですが、ひかかってしまいました。我ながら先入観にとらわれているなぁと思います。
ただ内容全体からすると、深く考えさせられる部分はないと思うので、読後感はよくはなかったです。


No.34 5点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2010/02/23 11:33登録)
数年前のこのミステリーがすごいで1位だったので、期待して読みました。しかし長いわりにはおもしろくなかったです。
法月綸太郎さんの作品なら、よほど他の作品のほうがおもしろいのでは?


No.33 9点 奇想、天を動かす
島田荘司
(2010/02/18 15:51登録)
社会派と本格両方を書いていてよかったです。トリックも壮大ですごいと思います!


No.32 5点 深紅
野沢尚
(2010/02/18 15:50登録)
数年前に『破線のマリス』を読んでおもしろかったので、期待していましたが、後半の盛り下がりがさみしかったです。
前半はハラハラドキドキなのですが。


No.31 7点 破線のマリス
野沢尚
(2010/02/18 15:48登録)
報道の現場をテーマにした作品で、おもしろかったです。


No.30 7点 三年坂 火の夢
早瀬乱
(2010/02/18 15:47登録)
乱歩賞受賞作品なので、読んでみました。
エリートである兄の死の原因追求・坂の謎の追求など途中まではかなりおもしろかったです。昔の受験事情などもおもしろかった。しかし中盤ダラダラしてしまう感じでした。


No.29 7点 天使のナイフ
薬丸岳
(2010/02/18 15:33登録)
(ネタバレあり!)
乱歩賞受賞作なので、読んでみました。
殺害された妻の過去が徐々に明らかになっていくのは、おもしろい。内容もありえそうな設定。ただ過去に少年犯罪を犯した人が主人公の周りに多すぎるのがあまり現実的ではないような・・・。


No.28 7点 新・世界の七不思議
鯨統一郎
(2010/02/18 15:28登録)
『邪馬台国はどこですか?』がおもしろかったので、こちらも読んでみました。『邪馬台国はどこですか?』よりは少し劣るかもしれませんが、こちらもおもしろかったです。


No.27 8点 邪馬台国はどこですか?
鯨統一郎
(2010/02/18 15:25登録)
歴史好きなので、かなりおもしろかったです。バーで繰り広げられている会話・・・という設定もおもしろい。
邪馬台国の説もおもしろかったです。


No.26 10点 人形はなぜ殺される
高木彬光
(2010/02/18 15:21登録)
新装版が出ていたので読みました。新装版だとやはり読みやすいので、この名作を新装版にしてくれて、ありがたいです。

これは30年も前の作品とは思えない!細かい部分全てがつながり、合理的。
「人形はなぜ殺される」という題名がいいですね。まさにその通りの内容。


No.25 6点 顔に降りかかる雨
桐野夏生
(2010/02/18 15:18登録)
乱歩賞受賞なので、読んでみました。ハードボイルドが好きではないので、他の乱歩賞と比べるとあまり・・・かも。


No.24 8点 13階段
高野和明
(2010/02/18 11:32登録)
乱歩賞の作品何冊か読んでいますが、これはかなりの傑作だと思います。
主人公に何か過去があるなと感じますが、その過去も後半でうまくかみ合ってきています。


No.23 8点 テロリストのパラソル
藤原伊織
(2010/02/18 11:30登録)
乱歩賞・直木賞ダブル受賞作品ということで読んでみました。
ハードボイルドは好きではないのに、この作品はおもしろかったです。

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