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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.412 5点 水底フェスタ
辻村深月
(2016/08/08 22:46登録)
ミステリーより広海と由貴美のラブストーリーを楽しむ作品なのかな?
村の謎をや広海の両親が本当は何をして何をしなかったがちょっと中途半端に終わった気がする・・・。
ラストは広海が真相を公表するような終わり方だったけど、今後高校2年生の広海は暮らしていけるのか??
個人的には二人の愛を含め、何が真実で何が偽りだったのか分からずスッキリできませんでした。


No.411 5点 掟上今日子の退職願
西尾維新
(2016/06/04 23:48登録)
ドラマを見て第1作を読み、今後の展開が気になって2~4作目を飛ばして手に取りました(笑)
でも、4作品も違った女性警部とのコンビで完全に独立したストーリーでしたのが個人的には残念!
相変わらず1日での謎解きするので内容は軽いですね(笑)


No.410 6点 王とサーカス
米澤穂信
(2016/06/04 23:45登録)
分野的には本格ミステリーなんでしょうね。
でも、准将殺しよりもフリージャーナリストになった太刀洗の矜持・信念の方が読みごたえがありました。
ただ個人的には王族の殺害事件はどうなったの?放置??と少し欲求不満が残りました。
ベルーフシリーズのスタートですね。
順番は逆になりましたが先に「真実の10メートル手前」を読みましたが、じっくり太刀洗の心情に迫る長編も期待したいですね。


No.409 6点 江ノ島西浦写真館
三上延
(2016/05/30 22:33登録)
写真館に残された写真から色々な謎を探る”日常の謎”タイプのミステリーでしたね。
ビブリア古書堂の作者らしい作品でしたね。
ただ写真をめぐる作品では宮部さんの「小暮写真館」の方が重厚で私は好みかな。
ライトノベル的な軽さもあって読み易かったですね。
一応キレイな形で終わっていると思うけど、もし続編があるのなら繭がカメラを持って写真を写している姿が描かれているといいな~。


No.408 5点 アンと青春
坂木司
(2016/05/30 22:29登録)
基本は日常の謎のシリーズだと思うけど、アンちゃん(杏子)の正に題名通り青春物語になっちゃったね。
だから個人的にはちょっとビミョウだったかな。
それに今回はなんか重かった・・・。
アンちゃんのキャラ的にも軽い内容が希望です。
”甘酒屋の荷”も巻末でおまけのような解説でなく作中で処理して欲しいな。


No.407 6点 掟上今日子の備忘録
西尾維新
(2016/04/06 23:58登録)
ドラマを見たので原作を手に取りました。
全編ほぼドラマ通りでしたね。
ただドラマではいた今日子さんの同僚たちは居なかったけど、この方がスッキリして読み易かった。
正直、ミステリーとしてはビミョウ。
でも、忘却探偵と云うキャラは斬新!(笑)
続編も5冊出ているみたいだね。
チャンスがあったら続編も読んでみようかな?


No.406 6点 地球儀のスライス
森博嗣
(2016/03/16 23:44登録)
10編の短編集ですね。
犀川&萌絵が2編出てくるのも嬉しいですね。
ただ『マン島の〜』には未解説なところや『僕に似た人』も分からないまま終わった人もいるんじゃないかな?
その点はちょっと不親切だったと思う。
作品としては『小鳥の恩返し』が良かったですね。


No.405 5点 ユートピア
湊かなえ
(2016/03/06 23:22登録)
久し振りに初期の頃のような後味の悪い内容でしたね(笑)
(と言っても『告白』などのレベルではありませんが)
メインの女性3人がちょっと事件との関わりが薄かったのが残念ですね。
それに最後に一気に話をまとめた感があったのも少し残念だったかな。


No.404 6点 鍵の掛かった男
有栖川有栖
(2016/02/29 23:29登録)
火村シリーズで長編でしたね。
今回は自殺か他殺かまだ分からない所からのスタートで今までと違った手法でしたね。
それ故に被疑者のことを調べる操作がメインでしたね。
ラスト近くに作家影浦の言葉を使っての”読者への挑戦”もあったのも楽しめました。
ただ個人的には長編なら学生アリス編を読みたいですね。


No.403 7点 プラージュ
誉田哲也
(2016/02/29 23:25登録)
色々な人物目線で描かれた小説ですね。
(まっ、最近よくあるけどね(笑))
その中でも記者目線が異質でポイントでしたね。
ただ、記者が事件を追う理由がビミョウだった。
でも、前科のある者の話は重みがあって楽しめたからいいけどね(笑)


No.402 7点 真実の10メートル手前
米澤穂信
(2016/02/19 23:36登録)
女性記者太刀洗が事件を解く6つの短編集。
通常の犯人捜しとはまた一味違った味わいがありましたね。
個人的には「正義漢」「恋塁心中」がよかったかな。
ドラマ化されても面白いかもね。
このまま続編も書いて欲しいですね。


No.401 5点 さよなら妖精
米澤穂信
(2016/02/17 23:23登録)
「真実の10メートル手前」を読んで主人公太刀洗が既に出ている作品があるのを知って読みました。
この作品では主人公は他の同級生でしたが、その存在感は十分味わえましたね。
基本的には”日常の謎(ミステリ)”の種類になるのかな?
ただメインになると思うマーヤの居所(出身地)を探る所は私にはビミョウかな。
正直犯人捜しトリックと違って読み手(私には)にそれ程の魅力が感じられなかったからね。


No.400 5点 探偵の探偵Ⅳ
松岡圭祐
(2015/12/31 17:09登録)
北川さん主演のドラマがⅢまでだったからその後が気になり読んでみました。
やっぱりドラマを見ていたので人物が把握し易かったですね。
ただ今回はちょっとテンポが良過ぎた・・・いや早過ぎの気がしました。
あっと云う間に解決しちゃったかんじでしたね。


No.399 6点 きのうの影踏み
辻村深月
(2015/12/31 16:46登録)
13編の短編集。
冒頭の「10円参り」と怪談実話系の3編が面白かったかな。
日常にもありそうな話や非現実的な話が入り混じってましたね。
個人的にはもうちょっと長めの作品の方が好きだな。
活字も大きく行間もとってあったのであっという間に読めちゃいました。


No.398 7点 満願
米澤穂信
(2015/12/20 23:32登録)
少しダークさがある6編の短編集。
どれもラストが意外性があって楽しめました。
ただ、布石が分かる物とちょっとこれだけの状況でこの展開は読めないな~と思うものもあったけどね。
ミステリー的には「夜警」「関守」「万灯」の順でよかったかな。
少女の中のオンナを描いた「柘榴」はあんまり好きな内容じゃなかったけど、印象には一番残りましたね。


No.397 4点 太宰治の辞書
北村薫
(2015/12/20 23:29登録)
円紫さんシリーズですね。
主人公の”私”も学生から社会人になって凡人の私にはハードルが高くなっちゃいました(爆)
今回は題名から分かるように題材は太宰です。
太宰と言えば今話題の芥川作家の又吉さんも小説の中で出てきましたね(笑)
個人的に初期の頃の日常の謎の方が大いに楽しめますね。


No.396 5点 探偵の探偵
松岡圭祐
(2015/12/20 23:26登録)
北川さん主演のドラマを見てから読破。
2014年販売だからもうこの時からもう配役とイメージが重なっていたのかな?
内容もほぼ同じなのでスムーズに読めました。
久し振りのハードボイルドでしたよ。


No.395 3点 アンタッチャブル
馳星周
(2015/12/08 19:47登録)
直木賞候補になっていたので手に取りました。 しかし、全く合いませんでした。 馳作品は初めてだったけど、調べてみると『現代ミステリー小説界におけるノワール(暗黒)小説の旗手』だとか。 でも、今回はコメディ色も強くて、どのキャラにも全く共感できませんでした。 感想は「こんな作品でも直木賞候補になるんだ!」と云う驚きの方が強かったです。


No.394 5点 まどろみ消去
森博嗣
(2015/12/02 23:20登録)
11の短編集。
冒頭の「虚空の黙禱者」とS&Mシリーズの犀川・西之園が出てくる「誰もいなくなった」の2編が楽しめました。
”世にも奇妙な物語”的な話も多かったですね。
こちらの方は私にはあんまり合わなかったです。


No.393 6点 魔剣天翔
森博嗣
(2015/11/15 23:29登録)
トリックは気付けそうで気付けなかったね。
ただこのシリーズは紅子さんが犯人の動機に興味がないせいかどうも動機の説明がなさすぎ。
今回もその点はあっさり過ぎちゃってどうも全体的に感情移入がしにくい。
紅子さんにはそんなつもりはなくても元夫の同僚婦警に対する扱いもあんまりいい気はしない…。
口に入れたヒューズもビミョウ…。
まっ、このまましばらくは続きのVシリーズは読むつもりだけどね(笑)

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