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ミステリの祭典

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46番目の密室
作家アリス&火村シリーズ

作家 有栖川有栖
出版日1992年03月
平均点5.39点
書評数57人

No.37 2点 ムラ
(2010/12/16 02:56登録)
マトリューシカをどんどん開けて言って最後には何も残らない感覚。
短編でしたらありですが、ちょっとあの量でこのオチはどうにもこうにも。
密室トリックの内容も無難としか言え無い。

No.36 5点 seiryuu
(2010/07/29 15:36登録)
無難にまとまっている。
普通。

No.35 3点 文生
(2010/01/20 17:04登録)
大げさなタイトルに対してトリックが小粒というか、
新味のまったくないものでがっかり度はかなり高い。

No.34 5点 こう
(2009/10/18 03:36登録)
 今にして思えば作風は地味ですが火村英生初登場の作品として無難かなと思います。「ペルシャ猫」や「ダリの繭」、「海のある奈良に死す」に比べればこういった作品世界を展開してゆく、というコンセプトに合った作品だったと思います。ただこの作品もそうですが丁寧とはいえ有栖川氏の密室は正直地味で面白みに欠けると思います。
 そろそろ江神シリーズの双頭の悪魔に匹敵する火村シリーズの傑作をできれば密室とダイイングメッセージ抜きで読みたいです。

No.33 7点 E
(2009/10/11 18:11登録)
火村&アリスものとは知らず、今更ながら読了。
二人の出会いエピソードが何気に面白かったです(笑)
動機云々の真相が一寸なぁ;
自分にとって「不審者」の扱い方が奇抜・・というか、今までに無い扱い方だと思いました。

No.32 6点 測量ボ-イ
(2009/07/11 09:19登録)
タイトルからみて、何か斬新な密室トリックかと期待した
のでしたが、期待以上のものではなかったです。
出来栄えは水準レベルであり、文句はいえないのですけど
・・・まあ現代において新たな密室トリックで読者を感動
させるのは確かに難しいのですが。
でも今思えばこの作品が火村シリ-ズのデビュ-作だった
のですね。

No.31 4点 江守森江
(2009/05/28 20:51登録)
このシリーズが作家デビューなら今ほど人気を得られたか疑問だ。
そして、学生アリスシリーズ後の新シリーズとしての期待は裏切られたと感じた。
発表当時は読者挑戦物な学生アリスシリーズだけを書いてくれればいいのにと悲嘆に暮れた覚えがある。
私の思いとは裏腹にファン層が拡大したのだから作家の方が上手だったのだろう・・・。

No.30 6点 シュウ
(2008/10/12 00:17登録)
この作品のテーマは新しい密室トリックに挑戦!(天上の推理小説)ではなく、今までの一般的な密室トリック(地上の推理小説)
だと思うのでトリックがありきたりなのは仕方ないんだろうと思います。だからと言って物足りないのが解消される訳ではありませんが。
綾辻の迷路館の殺人もそうでしたが推理作家が多数集まり推理小説談義をする部分は色々参考になります。
ちょっと不満な所はありますが文章が上手いですし、アリスと火村の会話も絶妙なので面白いです。

No.29 6点 あい
(2008/04/24 15:49登録)
面白いと思うところもあるが、全体的に小さくまとまってる感じ

No.28 5点 おしょわ
(2008/01/28 21:54登録)
まぁ悪くはないじゃないでしょうか。
期待しすぎなければ。

No.27 3点 nishi
(2007/11/03 18:05登録)
特筆することが何もない…

No.26 6点 いけお
(2007/10/10 10:35登録)
あんなにうまいこと殺せるのかな。とは思ったが、全体的に優等生的なミステリ作品だと思います。

No.25 4点 spam-musubi
(2007/09/23 11:15登録)
コンパクトにまとまっていて驚きが無いので
読み終わった後にインパクトが全く残りません。

No.24 3点 主任技師
(2007/06/01 23:22登録)
「普通」としか言いようがない・・・

No.23 7点 vivi
(2007/06/01 01:40登録)
火村シリーズ最初の作品ということで、キャラに頼っていない分、構成などの密度は濃いような気がします。
機械トリックと言ってしまえばそれまでなのですが、密室ができた理由に独自性があったかな。
大トリックではなく、小トリックの論理的な積み重ねという手法は派手さはないけど楽しめます。

No.22 6点 如月雪也
(2005/07/15 14:53登録)
再読。ミスリードは結構、凝ってるけれど、人間の描き分けはイマイチかな。あまり一般受けはしないと思います。

No.21 7点 野良猫
(2005/05/16 18:55登録)
初めて読んだ有栖川作品。
福田和也が「作家の値うち」で「ジャンルそのものの本質を問う力作」と絶賛していたが、正直そこまでではないと思う。
しかし構成、トリックは手堅くまとめられており、一つの推理小説としては充分よくできている。
密室トリックそのものより、登場人物の会話が印象深い。

No.20 4点 がちがち
(2005/01/22 20:48登録)
トリック云々以前に、会話やムードが受け入れられなかった。逆に「そこが良い」というファンも多数いるので、これは相性としか言いようがない。「謎を数える」章など、本格物のコードにとして親切すぎて、正直つらかった。

No.19 9点 みや
(2005/01/21 17:40登録)
初めて読んだ火村シリーズ。おもしろかったです。
トリック好きですよ。
火村・アリスの会話が◎!

No.18 5点 トレノ
(2004/10/15 23:06登録)
トリックが読めてしまいました。ミステリ初心者の方にはオススメ。でも個人的にはいまいちでした。

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