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ミステリの祭典

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東京下町殺人暮色
『東京殺人暮色』改題。別題『刑事の子』

作家 宮部みゆき
出版日1990年04月
平均点5.50点
書評数14人

No.14 6点 ボンボン
(2018/11/27 22:38登録)
再読。
プロローグの印象が強く、その部分だけよく覚えていた。のどかさとグロテスクの対比が宮部さんらしい。映像的で鮮烈な掴みだ。
その他はすっかり忘れていたが、少年犯罪や戦争の記憶など、意外に深刻なテーマを扱ったものだった。
「そういう少年たちを育ててきたのは、我々の世代ですよ」と書かれてから、もう30年近く経つ。時代は巡り「そういう少年たち」が今まさに親の世代ですよ、宮部先生。感慨深いなあ。
「刑事の子」の別題で中高生に読んでもらうのに相応しい作品ではないだろうか。

No.13 6点 take5
(2018/11/06 16:28登録)
ティーン向けの『刑事の子』で読みました。
中1の子、父、家政婦さんそれぞれの
関わりや立場は宮部みゆきらしい筆力で
よく描けています。
ミステリーとしては弱めですが読みやすかったです。

No.12 5点 斎藤警部
(2017/06/11 11:52登録)
心の底からシビれはしないが、心が少し洗われる。 推理小説として、なかなか悪くない。
題名から受けるイメージとは、微妙にずれる内容というか雰囲気かも。 

No.11 5点 まさむね
(2014/07/26 22:16登録)
 非常に読みやすい作品と言えますが,普通といえば普通。
 華はないけど,家政婦の「ハナ」さんはいい味出してます。

No.10 6点 E
(2010/05/29 17:17登録)
何だか題名と内容が一致しなかった作品。
時代物かと思っていたら、普通に現代(?)でしたね;

No.9 5点 Tetchy
(2008/04/24 23:32登録)
日常の風景にふと差し込む異常な風景といった感じで掴みはOKなんだけど、やっぱりみなさんと一緒で、結局フツーのミステリだったなという感じでした。

No.8 4点 spam-musubi
(2007/09/06 10:23登録)
皆さんと同じく。あまり印象に残りませんでした。

No.7 6点 HATT
(2004/10/31 09:06登録)
少年犯罪、空襲などいろいろな社会問題がテーマとして登場するが、どれも消化不良。最終的にハッピーエンドになるが、読者としてこれで良かったのかと考えてしまう。それでも作者の筆力による読ませる力には関心してしまう。

No.6 5点 884
(2004/09/21 15:09登録)
*ネタバレ、かも。
 消化不良です。最後がなぁ。東吾はそれでいいにしても、才賀だのなんだの、どろどろしたものを置き去りにしてハッピーエンドしちゃってますよね。

No.5 6点 ばやし
(2004/01/12 10:20登録)
普通におもしろかった^^気軽に楽しめる小説だと思います!

No.4 4点 ろん
(2003/07/28 11:58登録)
これはイマイチですね。中学生の刑事の息子が主役である以上は、これ以上にスリリングな展開は望めないだろうけど、正直退屈しましたよ。

No.3 6点 小太郎
(2003/04/01 23:43登録)
宮部作品としては物足りない部類です。

No.2 7点 由良小三郎
(2002/01/28 23:43登録)
妙に冷静で優等生の刑事の息子というのが、いただけない軽い小説です。動機やなにかは案外深刻なんですが。

No.1 6点 アデランコ
(2001/04/24 23:47登録)
少年探偵団もの。
とても読みやすかったです。
文庫版は改題名「東京下町殺人慕景」
(管理人注:上記タイトルに追加いたしました。 ご指摘ありがとうございました。)

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