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ミステリの祭典

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メルカトルと美袋のための殺人
メルカトル鮎シリーズ

作家 麻耶雄嵩
出版日1997年06月
平均点7.17点
書評数42人

No.22 6点 touko
(2009/02/18 00:07登録)
この作品に限った話じゃないんですけど、浮世離れした格好の著者近影のイメージが強すぎるせいか、登場人物の服装・言動に違和感が~。
メルトカルのキャラより若い普通の女の子の服装の描写とかの方が、ある意味ぶっ飛んでる!?
この人は、服装等は具体的に説明しないで、清楚だった、とか派手だった、くらいで誤魔化した方がいいと思います。。。
すなわちすべてが脳内で描かれたゲームのような世界なんですよね。
そこがこの作家の持ち味でもあるので、文句つける気はないですが、気になってもう(笑)。

色々な意味で、超オタク男子すごーい、と一応リスペクト。

No.21 6点 itokin
(2008/08/14 09:10登録)
短編で良くできている面白いと思って読んだのが2週間前だがさっぱり頭に残ってないのはなぜだろう。(そうか単に俺の頭が悪いと言う事か)

No.20 5点 yoshi
(2008/07/02 21:54登録)
キャラ小説として楽しめたが、本格ものとしてはそれほど新鮮さは感じなかった。

「瑠璃鳥」かなりのトンデモトリック。一度聞いただけでそんな風になるとは思えない。
「化粧」
メルは犯人の口紅をどうやって手に入れた?何度読み直してもわからない。

No.19 8点 深夜
(2008/06/18 00:05登録)
メルカトルは自信過剰で、エゴイズムの強い探偵という印象。「化粧した男の冒険」「彷徨える美袋」でのメルカトルの所作には笑わせられたし、「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」「小人閑居為不善」の推理は斬新で面白かった。

No.18 8点 konn
(2008/06/08 17:03登録)
初心者にも安心してお勧め出来る作品。

この作品はもう、メルカトルの鬼畜っぷりが素晴しい程に出て来ていて、暫く読まないで居ると禁断症状をきたすので注意です。

No.17 8点 konn
(2008/06/08 17:03登録)
初心者にも安心してお勧め出来る作品。

この作品はもう、メルカトルの鬼畜っぷりが素晴しい程に出て来ていて、暫く読まないで居ると禁断症状をきたすので注意です。

No.16 7点 いけお
(2008/05/04 09:42登録)
少し間違えば単なるキャラものだが、質が低くないため楽しめる。

No.15 8点 おしょわ
(2007/10/13 22:39登録)
全編よくできてます。
「翼ある・・」とか「夏と冬と・・・」とかと比べると断然分かりやすいし。

No.14 7点 ぷねうま
(2007/09/22 11:45登録)
メルカトルの探偵像は結構気に入っている。
基本的に探偵ってなんか正義感とか「そこに事件があるから」とかよくわからん理屈で捜査するんだけど、こんな奴がいてもいいっていうか、実際いる。殺人を扱っているから不謹慎に思えるが、世の中こんな奴ばかり。かくいう僕も。

No.13 5点 如月雪也
(2005/06/05 09:35登録)
メルカトルファンにお奨め。メルカトルってイマイチ好きになれないのでこの点数。

No.12 6点 ぷうば
(2005/01/19 02:03登録)
 内容が濃密な短編集だが、第2〜6話は「メルカトルの悪業集」とも言える代物。
 『瑠璃鳥・・』はかなりの際物で、唸らされないこともないが、ルルーの名作を思い出させられないこともない。
 『化粧男・・』はメルが言っているとおり、チェスタトンの一説が、面白くアレンジされている構成。『小人・・』も楽しいが、これもチェス・・に似た話があったね。 『水難』は・・ひど過ぎる・・いやしくも本格とされている?短編集に、こんな物を平気で書いてくるのは、この人ならでは・・なのか。更に『ノスタルジア』『・・美袋』と読み進むうちに、いつの間にか、メルの更なる悪行に期待している自分に軽い動揺を覚えながら、ラストの『シベリア・・』を読むと、やや拍子抜けするが、この作者が、こんなに推理小説らしい緻密な(少し古臭い)論理ものを書いたことに別の驚きがあったりもする。  まあメルカトルが、この世の人間でないとすれば全てアリ。   

No.11 8点 イデア
(2004/04/01 12:45登録)
メルカトルファンは読むべし。こんな探偵もありだな〜。

No.10 10点 yamanana
(2004/01/03 21:39登録)
全編に渡りメルカトル鮎の魅力が満ち溢れており、全7編、それおぞれ変わった趣向がたのしめる。
第6編の最後の美袋のセリフで気がついたのだが、翼ある闇などの一部の長編は美袋三条(麻耶雄嵩と名乗っているが)の創作と考えてくると、全てがすっきりする。

No.9 9点 Dain
(2003/12/05 01:01登録)
麻耶作品の中でもかなり読みやすい短編集です。私も「瑠璃鳥・・・」が一番好きですね。メルカトルはもちろん、美袋もけっこう邪悪な感じがいい感じ。

No.8 7点 じゃすう
(2003/04/28 20:46登録)
切れ味鋭い作品が揃ってます。
特に好みなのが、やっぱり『瑠璃鳥』ですね。構成が幻想的で良い。ラストにちょっとだけ優しくなるメルカトルが見られたりするし。

No.7 9点 ギザじゅう
(2003/01/30 22:58登録)
『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』が群を抜いてよい!
突然の恋とワトソン役の視点を巧みにつかった傑作!
他の作品も一風変わったのが多く面白い。

No.6 6点 okuyama
(2002/09/01 14:56登録)
中編が書けるくらいのトリックが盛り込まれていて面白かった。各作品の傾向が違うのも良い。
それにしてもメルカトルって・・・。

No.5 8点 テツロー
(2002/04/15 22:25登録)
 芦辺拓氏がどこかのエッセイで「僕の創造した探偵(森江春策)は地味だ地味だとしか言われないのに、何故あんな非人道的な探偵に人気が出るのか」と書いてたのは、やはりメルのことなんでしょうね。
 「化粧した男の冒険」の「ペーパームーン・ショー」というのは、やはりセーラームーンのこと?
 「水難」の登場人物のネーミング、「鳥人戦隊ジェットマン」からきてることは、皆さんご存知ですか?
 以上、小ネタでした。

 「小人間居為不善」が見事だったかな。「ノスタルジア」も、作中作の雰囲気はわりと好き。解決は、屁理屈すぎると思わないでもないが。
 メルの奇行に目を奪われがちだが、短編ミステリとしてそれぞれ及第点以上のできだと思います。

No.4 6点 由良小三郎
(2001/11/03 11:28登録)
たとえば早く解決して現場を立ち去りたいために証拠をでっちあげる探偵というのは、僕はありだとおもいます。

No.3 6点 氷雨
(2001/09/12 17:57登録)
ワトソン役にここまで殺意を抱かせる探偵は他にはいない。

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