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ミステリの祭典

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白夜行

作家 東野圭吾
出版日1999年08月
平均点7.93点
書評数121人

No.21 7点 kenichi
(2003/06/30 00:15登録)
ちょっとナルシストなんじゃないかってのはあるんですよね。文章、もうちょっとうまくなるべし。

No.20 10点 ユリナン
(2003/02/17 21:02登録)
読後数日間、切なくて抜け殻のようになりました。ああ、なんとか彼には更生して欲しかった…。これ以上うまく言えないので、とにかく読んでみてください!

No.19 9点 TAKA
(2003/02/01 18:36登録)
傑作!読んで損なし。
前半は主人公らに嫌悪感を覚えるが、終盤(特にラスト100ページぐらい)になるにつれ、哀しい人生にウルルン、という感じ。

No.18 2点 泰山
(2003/01/19 22:24登録)
最後がつまらないという人の意見と同じ。雪穂の娘はどうなるのか。探偵役の行方はどうなったのか不明のままか。話が解決されないままに時間が経過していき、すぐに数年たっているというのは筋書きが荒っぽい。連載小説ならではの弱点を露呈したものだ。出来れば作者には改訂版を執筆してもらいたい。

No.17 6点 しゃん
(2002/12/11 20:16登録)
 非常に楽しく読めたと同時に後味がものすごく悪いという、不思議な感覚を味わった。
 次々に出てくるほのめかしによって、各々の犯罪の大まかな筋がわかる。わかるのだが、犯罪の中心にいる人物の真の目的や心理状態は想像するしかないようだ。私の場合、想像すればするほど、不気味なもの、気持ち悪いものを心の中に浮かべてしまい、嫌な気分になった。
 下手なホラー小説よりもよほど恐ろしいものを感じた。ラストが、事件の解決ではなく、寂しいような余韻を残すラストだったから余計にそう感じるのかもしれない。

 謎解きの面白さは感じなかったが、それでもいいというように感じた。
 素晴らしい作品だが、私の好みには合わない。

No.16 8点 keisuke
(2002/07/06 11:45登録)
読んでいて、「雪穂」に魅入られてしまいました。私にとっては、「久遠寺涼子」以来の出来事ですw。『ハゼとエビ』この関係が面白いです。雪穂の周りに現れる亮司の影、読んでいてたまりません。ただ、最後、僕的にはなんか後味悪いです。真相は笹垣の心の内だけに留まる方がよかったです。まぁ、無理でしょうが・・・、松浦の件などもあるし。

No.15 9点 フレディ
(2002/07/03 16:51登録)
すばらしい。数ある東野作品の中でもこれが白眉だと思う。

No.14 10点 あこ
(2002/04/19 13:23登録)
文句なしです。ページをめくる手が止まりませんでした。久しぶりにこんなに夢中になる本に出会いました。

No.13 2点 のり
(2002/02/07 04:03登録)
なんちゃってハードボイルド。なんかアリガチ。
トラウマ系な真実も、ラストも火サスみたい。

No.12 5点 tetrapot
(2002/01/07 09:27登録)
 うーん… 
 確かにかなり厚いのに,あの読みやすい文章もあって一度読み出したらとまらなくなって一気読みしたんだけど…
 内面直接書かず人物を書くというテクニックはすごいんだけど,やっぱり感情移入できないかな…
 あと女の子を…っていうのが多すぎていやな感じなのと毎回出てくる風俗の描写がワンパターンでいかにも懐かしいでしょって感じでうるさいのが気になった。
 といいつつドキドキ引っ張るのはさすが
   

No.11 7点 由良小三郎
(2001/12/03 21:05登録)
このサイトで、評価が極めて高い作品なので、読んでみました。宮部みゆきの「火車」と非常に近い印象の作品でして、どちらもよかったのですが、どちらかといえば「火車」のほうが好きです。それで調整するつもりではありませんが、少し低めの点数です。もともとが隔月の連載小説で1章ごとに、舞台の年代が現代に近づいてくるという趣向は、同時代人には魅力的なやり方だとおもいました。

No.10 10点 たぬきち
(2001/11/29 18:45登録)
とうとう本当に彼女はたった一人になってしまって、これからの彼女は何を支えに生きていくのかな。とか、オープンしたての店でいきなりあんなことがあって、この先あの店はどうなるんだ!と、色々続きを考えてしまった。登場人物がどんどん増えていって、物語が横に横に広がるのも面白かった。

No.9 10点 美来
(2001/10/15 15:54登録)
とてもよくできた話だと思います。
読後感が悪いと言う感想が多いですが、私はこのラスト、とてもよかったと思います。
二人ともつかまる、一人だけつかまる、どちらもつかまらない(出現しない)、どちらもつかまらない(逃げおおせる)など、いろいろ結末を考えていたのですが、
読者を裏切らない終わり方だったと思います。

はやり、東野さん、凄いなと思いました。

No.8 7点 ドクター7
(2001/08/16 17:42登録)
話題作だったので、かなり期待して読みました。
とてもスケールの大きな物語で、こういう手法もあるのだなと感心はしましたが、
驚きとか感動とか、心に訴えるものはあまりなかったです(読後感もあまり良くない)
東野さんの「あの頃ぼくらはアホでした」を読むと、この作品の背景にあるものがなんとなく感じられて面白かったです。

No.7 10点 あき
(2001/07/06 15:25登録)
もう最高!!!
亮司と雪穂って、すごいですよね。

No.6 10点 小太郎
(2001/06/02 16:09登録)
最後の5ページで7点作品から10点作品になりました。
文句ありません。

No.5 8点 RYO
(2001/05/18 18:55登録)
多視点からの描写のみで主人公を浮かび上がらせる手腕は、テクニシャン東野圭吾ならでは。

ただ、ラストは・・・。

No.4 9点 アデランコ
(2001/05/18 18:06登録)
宮部の「火車」と通じるところがありました。

No.3 9点 ニッキイ
(2001/04/19 19:20登録)
「あたしの上には太陽なんてなかった。いつも夜。でも、暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった。・・・」これが20年にわたる白夜行のメインテーマでしょうか。くっきりと景色はみえているのになぜかしらじらとして人工的で暗い・・・白夜のようなお話です。

No.2 10点 久能
(2001/04/16 23:21登録)
葉さんと同じ感想です。うはは。(手抜き?)
ネタバレなしで良さを説明するのがムツカシイ作品なのですが、傑作だと、思います。

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