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ミステリの祭典

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探偵ガリレオ
探偵ガリレオシリーズ

作家 東野圭吾
出版日1998年05月
平均点5.24点
書評数58人

No.18 8点 マサトメ・J
(2007/11/20 00:09登録)
私事で恐縮ですが、普段、本といえば漫画しか読まないヨメがテレビで見たのをきっかけに(俺の本棚から)本書を手に取り、あっという間に読了し、ついでに「予知夢」までペロっと読んでしまった。俺が勧めた「十角館」などは30ページぐらいで放り出してしまったくせに・・・・・
曰く「何も考えずに読めるんだもん」・・・・要するにトリックは分かるわけないから頭を使うつもりは毛頭ない、ということらしい。
以後、東野作品を漁り続けているのを見るとやや複雑な気分になるが、ほどほどに読書を楽しんでくれればと思いつつ・・・

No.17 5点 shige-tee
(2007/11/13 19:06登録)
物理トリックをメインに使った理系ミステリーなのですが、正直な印象として読んだ時はあまりピンときませんでした。というのも登場人物のキャラクターが頭の中でイメージできずトリックのみしか印象に残らなかった為だと思います。現在ドラマ化されており、主人公の福山雅治演じる湯川学を見てやっと人物像のイメージが固まり、作風がやっとわかりました。東野さん本人も文藝春秋のホームページの自著を語る(容疑者Xの献身)においてどうしても短編だと人物像まで描くことが難しいとおっしゃっており、その短所が顕れた作品といえると思います。正直映像のほうがイメージしやすく楽しめました。
逆に長編の容疑者Xの献身はそのあたりに力を入れられているようで、まだ未読なのですが近いうちに是非読んでみたいと思います。

No.16 6点 Take
(2007/11/04 23:52登録)
トリックよりも、駆け合いと話の展開に多少引き込まれた。

No.15 6点 いけお
(2007/10/16 19:57登録)
タイトルへの好奇心でがんがん読んでしまう感じ。この本を読んだ当時は、湯川や草薙を長編でも読んでみたいと思った。

No.14 8点 akkta2007
(2007/07/20 23:38登録)
東野圭吾の「探偵ガリレオ」を読みきった。
以前からぜひ読んでみたい作品のひとつではあったがなかなか読むことができずに
順番待ちの状態であった。

警視庁捜査一課の草薙と帝都大学理工学部の助教授、湯川の名コンビが、
数々の難事件を解決していくミステリーシリーズの第1弾の作品である。

すでにシリーズ2作目の「予知夢」を読んでいたこともあるのか・・・
先が読めそうな場面もありはしたが、それでも草薙と湯川の間には、
絶妙なコンビネーションが存在し、読者をひきつける面白さには納得した。

もうひとつ面白いことを発見したが・・・なんとこの助教授「湯川」・・・
俳優の佐野史郎をモデルに描いた作品であるという。
意外な感じであった。自分自身もうすこし違う人物を想像しながら読んでいたのだが・・・
東野氏が持っている、理系の知識をフルに活用した作品ではないだろうか。
文系が得意な人にはいまいちかもしれないが・・・
理系、文系どちらが得意であろうが、ストーリを楽しむことは十分に出来る作品であると思う。
理系を中心とした、題材とした長編をぜひ読んでみたいと思った。
どちらにしろ、とても面白い作品に間違いはない。ぜひ読んでいただきたい作品である!これからの東野作品にもますます期待したい!

No.13 4点 dei
(2007/07/16 17:58登録)
根っからの文系人間の自分には合わなかった。
ストーリーはまぁまぁでもトリックが「ふーん」て感じ

No.12 6点 シーマスター
(2007/06/03 00:12登録)
いやはや・・・・・ごもっとも。

ミステリの醍醐味の1つは「この不思議な謎の真相は一体どうなっているのだろう?」というクエスチョンを抱きながら読み進み、最後に明快なアンサーが提示され「ああ、そうだったのか」と驚き、感心することにあるが、
本短編集のそれぞれの解答は全て、電気エネルギーだの超音波だのレーザーだの・・・で説明されるのだからタマったものではないよね。

だが本書はそんな苦言を呈しながらも(物理現象や理工トリックがあまり理解できなくても)そこそこ楽しめる作品群になっている。
本質的には人間臭い愛憎劇が主体である話が多いからであろう。

No.11 4点 野良猫
(2005/05/17 15:43登録)
文系のおいらには全く理解不能でした(笑)
映像化には向いてるかも。

No.10 7点 Dain
(2005/04/24 23:53登録)
理系ミステリだって聞いていたので、さして期待もせずに読んだのですが、案外とっつきやすくて面白かったです。推理しようという気はさらさらなかったですけど。

No.9 6点 なの
(2004/10/11 12:46登録)
先に『予知夢』を読んでいたのですが、同じ感想ですね。
超常現象と思われる事件が起こる⇒物理学で解決
の間に、超常現象を盲信する人間が必要だと思います。
この作品ですと、草薙刑事も課長も否定派で、すぐに湯川助教授登場・・・ですからカタルシスに欠けます。
『離脱る』は世間や父親がいた為によかったと思いますが、事件と無関係なのが惜しい・・・。

No.8 6点 ギザじゅう
(2004/04/29 00:16登録)
まず、これはハウダニットではない。
これを単なる物理や化学の応用トリックによるミステリだと思い込んでしまうと、拍子抜け以外の何物でもない。
これは、そのトリックを利用した話の展開と、それに付随するトリックの使い方が非常に上手い。
「転写る」の様にデスマスクが現われ、その偶発事故が犯人のアリバイを看破させてしまう。その上手さは読んでみれば、わかる(はずなのだが、予想以上に評価が低い)
物理化学を逆手に取った佳作。

No.7 5点 ぶんぶん
(2004/02/15 12:27登録)
なんか気に入らなかった(笑)
トリックは大嫌い!

No.6 3点 BJ
(2003/10/01 21:18登録)
 究極の物理トリックとの評判をきいて読んでみたが、ガッカリした。
 「こんなものでも人が殺せるよ」と紹介されても、「ふーん」としか言いようがない。
 話としても展開に面白みがなかった。

No.5 7点 トラ
(2003/02/12 15:26登録)
短編集は苦手だけれども、この本はすんなり読めたし特殊なトリック(と言っていいのかどうかは分からないが)も斬新だと思います。

No.4 7点 MISTY
(2002/12/20 23:36登録)
はじめて東野作品を読んだが、わりと楽しめた。内容的には物理学の知識がないとトリックは分かりにくいものだったが、そういうことを抜きにしてもまあまあよかったのではないかと思う。短編というのはたいてい、あまり面白くないが(笑)これは良かった。長篇も読んでみたくなった。

No.3 3点 鈴木(仮名)
(2002/09/08 22:35登録)
いやぁ、なんか全然楽しめませんでした。
登場人物の魅力に欠ける気がしてしまって。謎解きも「ああそうなんだ」と納得するだけで興奮できず。

No.2 9点 ミカコ
(2002/05/24 18:20登録)
文系には肌が合わないに違いない。でも、理系で無い私には、物理という分野に初めて関心した作品だった。

No.1 5点 ゲンタ
(2002/01/20 20:01登録)
謎を解くことが出来た人はいたでしょうか(笑)。  
理数系ならではですね。

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