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ミステリの祭典

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法月綸太郎の冒険
法月綸太郎シリーズ

作家 法月綸太郎
出版日1992年11月
平均点6.92点
書評数38人

No.18 6点 こう
(2010/07/06 00:21登録)
 10年以上前に読んだはずですがこの作品集だけさっぱり覚えておらず再読しました。
 個人的には「新冒険」「功績」の方が洗練されて出来が良いと思いました。「死刑囚パズル」も伏線は事前に提示されていますが「入れ替わり」が可能なのかどうか実際には微妙かなあと思いました。とはいえ純粋パズラー短編集としてパズル崩壊はともかく「新冒険」「功績」共々楽しめました。
 図書館シリーズは軽い作品ですが他の皆さん同様私も結構好きです。 

No.17 6点 frontsan
(2009/12/08 10:52登録)
重いテーマのものより、図書館シリーズの方が好みだった。今度は、法月の長編小説を読んでみます。

No.16 7点 E-BANKER
(2009/08/30 00:13登録)
名探偵、法月綸太郎シリーズの短編集第1弾。
長篇では冗長さが目立つ作者ですが、短編では鋭い切れ味と感性を見せてくれます。
①「死刑囚パズル」=死刑の場面は他作品でも時々見ますが、なかなかあり得ないような事件&設定ではあります。
②「黒衣の家」=ラストの捻りが短編らしくていい。
③「カニバリズム小論」=これは、オチのみの一本勝負。それだけにサプライズ感は大きくなります。
④「切り裂き魔」=図書館シリーズ。図書館の本が切り裂かれる謎を扱ってます。真相は小粒でもピリリと辛い。
⑤「緑の扉は危険」=図書館シリーズパート2。短編での密室ものはどうしても形式的になっちゃいますね。
⑥「土曜日の本」=若竹七海氏出題の「5円玉20枚の謎」に対する解決編。おふざけのようなもの?
⑦「過ぎにし薔薇は・・・」=図書館での謎の行動をとる女性・・・
以上、7編。
秀作が多くて、なかなか楽しい読書でした。短編ですから、単純なプロットが多いですが、それが読みやすさにつながってるんでしょう。
(①③もいいですが、④以降の図書館シリーズも結構好き)

No.15 7点 江守森江
(2009/05/24 21:13登録)
文庫の新刊か古本屋が読む本の大半だったが、これを読んで図書館利用が増えた。
ずっとこのシリーズの連作短編だけでいいと思ってた。

No.14 7点 itokin
(2009/02/05 09:08登録)
皆さんがいいと言ってる2編は別格、その他は小振りだが丁寧に書かれている、無理を感じさせず楽しめました。

No.13 6点 いけお
(2008/10/25 09:41登録)
「死刑囚パズル」が良かった。
他も佳作揃い。

No.12 9点 kowai
(2008/05/31 23:15登録)
短編集の綸太郎クンは、これまた別人格=脳天気モードでいいです。各編もいろいろな主題があって面白いです。カニバリズムがイチオシ(だめな人はだめ)。あと、仮説→没の繰り返しがまた楽しい。脳天気モード野郎の恋の行方はどうでもいいですけど。

No.11 9点 Tetchy
(2008/03/16 19:32登録)
みなさんあまり好評でない「死刑囚パズル」と「カニバリズム小論」がツボ。
点数のほとんどはこの2編に献上!
沢田穂波・法月綸太郎コンビのビブリオ・ミステリシリーズは、最初のこの2編が圧倒的な熱を持っているのに対し、トーンダウンした感は否めない。

No.10 8点 おしょわ
(2007/10/12 10:09登録)
面白かったです。
この人の明らかに長編より短編の方が作品の質が高い気がします。

No.9 6点 ぷねうま
(2007/09/22 12:02登録)
小粒でピリリと辛い短編集。
ホワイダニットをやらせたらさすがにうまいなあと感心する。

No.8 5点 spam-musubi
(2007/09/06 11:01登録)
まぁ普通に面白かった。図書館シリーズは、あと何篇か書いて、
それだけで一冊にして欲しいです。

No.7 7点 dei
(2007/07/17 20:39登録)
読んでいて楽しかった。質の高い短編集だと思う。

No.6 6点 vivi
(2007/06/14 02:36登録)
重くないというのがいいところではあるのですが、
(とはいえ、「死刑囚パズル」と「カニバリズム」はどんより^^;)
逆に物足りないと思う話が多かったですね。
図書館シリーズは「なぜ」をテーマにした作品群ですけど、
種明かしされても、スッキリ落ちないところが難点かな。

No.5 9点 SD
(2004/01/25 22:32登録)
9点は「カニバリズム小論」に対して。秀逸は作品。

No.4 7点 ギザじゅう
(2003/05/13 01:25登録)
なぜ死刑囚が死刑当日に殺されたのか?
なぜその男は恋人の肉を食ったのか?
開け方の分からない扉を使った密室…とちょっと変わった設定を、見事にロジックで解くところがやっぱりシンプルで魅力的。

No.3 7点 風羅
(2003/02/08 22:04登録)
まぁまぁ良かったと思います。キャラクターは好きなんですけど・・・下の方のいってる通り、とりあえず一冊分たまったって感じだったのが不満。

No.2 7点 由良小三郎
(2002/11/06 22:46登録)
結局、僕は軽い小説がすきなので、法月綸太郎と沢田穂波さんが出てくる図書館シリーズは、謎が小ぶりでも好きです。図書館シリーズと初期短編とからなるこの本は、なんかとりあえず1冊分短編たまったのでという感じでコンセプトないのと初期短編3冊のできは不満ですが、法月ファンなので。

No.1 8点 小太郎
(2001/05/28 18:11登録)
軽いタッチで、なかなか秀作ぞろいです。
楽しめます。

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