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ミステリの祭典

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斜め屋敷の犯罪
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日1982年02月
平均点6.98点
書評数130人

No.30 10点 Alice
(2003/08/07 19:08登録)
大技にだけ注目しがちだが、それを成立させる為にたくさん小細工をしている。
物理トリックとしては最高の出来だと思う。「わかりやすさ」という面でこれに勝る物理トリックモノは無いだろう。

No.29 9点 ガッチョン
(2003/07/29 01:13登録)
不可能犯罪のトリックをこれでもかと言うくらい
に詰め込んだ脅威的な大技。
最初から最後までひたすらぶったまげっぱなしで、よくぞここまでやってくれました。
まあ、動機はちょっと不十分かなという面もあるのでそこを少し減点の9

No.28 7点 kenichi
(2003/06/30 00:31登録)
読んだときは頭にきましたけどね。こんなもん分かるかい!って。まあ今となっちゃあ傑作だよねってな話です。

No.27 9点 The Least 100sec
(2003/06/23 03:42登録)
この作品のような一発トリックは大好きです!!

No.26 8点 シロー
(2003/01/21 16:50登録)
もっと御手洗を出して欲しかった。

No.25 6点 たらこんぶ
(2002/12/22 10:46登録)
菊の模様のことはすぐにわかったけど、それが何を意味するのかがさっぱりわかりませんでした。なんか、こじつけのような気がします。あと、すごく可能性の低いトリックに、大掛かり過ぎる舞台のような気がします。占星術読んだあとだったから、ちょっとがっかりかな

No.24 8点 keisuke
(2002/11/17 23:52登録)
大掛かりでおもしろいですね。こういうの好きです。

No.23 7点 ゲノム
(2002/11/07 03:11登録)
寝返り打ったら、刺さりまへんな。

No.22 5点 寝呆眼子
(2002/09/15 14:49登録)
「占星術・・」の勢いで、こちらも続けざまに読みました。ただ、屋敷の図を見た瞬間に、「まさかこれでは」と思った通りのトリックで、まったく驚くことができませんでした。というわけで、こういった作品は好きなのですが、低評価です。「一発大技は、決まってこそ」を実感させられました。純粋に驚きたかった...

No.21 10点 さぶ
(2002/08/26 00:30登録)
最高です。これ以上の作品にもう一度めぐり合えるのでしょうか?私の推理小説とは将にこれだといわんばかりの傑作でした。キャラクター設定やトリックしかり。動機も。

No.20 10点 地方検事ブルーノ
(2002/08/09 19:44登録)
複雑に見えた事件の謎が、一瞬にして解明される。シンプルかつ大胆、切れ味抜群のトリックが最高です。小技にも感心しましたが、屋敷が斜めである理由には脱帽です。見事に予想を裏切られました。御手洗のはじけっぷりには驚きましたが、犯人の暴き方は劇的ですね。非の打ち所が無いとは言いませんが、島田荘司氏の傑作の一つではないでしょうか。

No.19 10点 塔骨虫
(2002/08/05 13:58登録)
私にとってこの作品は文句のつけようが無いどころか、いくら誉めても飽き足らない傑作です。正統的、物理的トリックでありながら、真相のしっぽも掴めないのは凄い。しかしながら最も私が感心したのはあの大技を成立させるための小技の数々。この奇抜な着想こそ本格推理ですねぇ。

No.18 10点 エラリィ
(2002/08/05 10:02登録)
動機の部分に不満が残ったが、他は完璧ですね。島田荘司に感服しました。

No.17 8点 ギザじゅう
(2002/07/27 00:27登録)
純粋におもしろい。
メイントリックは斜め屋敷というものを上手く頭の中でシミュレートしないとわかりづらい。
探偵の御手洗潔をはじめから出してほしかった。
後半から現れてあっさりと事件を解いてしまった感じなので。
(御手洗の代わりに警察の連中が迷ってくれはするけれど・・・

No.16 8点 フリップ村上
(2002/07/19 22:43登録)
《建築トリック》という唯一無二のジャンルを創生したという点において、『占星術〜』をそのぐ島田ミステリの真骨頂と言い切ってしまいましょう。
「例のページが見えたらおしまいだから」、とばかりに輪ゴムで袋とじ状態にして友人に勧めまくったのも懐かしい思い出です。
ただし、本来ならば一発勝負であるこのトリックを、後の作品でバリエーション展開させてしまったことは大いに不満。いくら自分が考案したからといって《補助線を引く場所が違う》というだけでは二番煎じも良いところ。
それさえなければ文句なしに満点なのに……

No.15 10点 テツロー
(2002/03/10 22:38登録)
御手洗の推理よりも、北海道の刑事達が、屋敷の構造や部屋や廊下の配置図を前に、「あ〜でもない、こ〜でもない」と言い合っているシーンに本格推理の妙味を感じた。同じく刑事達が、御手洗のことを噂してる時の会話文も笑った。このトリックは、僕は素直にだまされました。良かったです。

No.14 6点 のり
(2002/03/06 02:19登録)
トリックなど作品の礎になる設定と、動機など後付けの設定とののりしろがあれっ?って感じですが、本格パズラーとして普通に楽しめました。でも、御手洗くん出てくんの遅すぎ。

No.13 1点 にゃお〜んX
(2002/01/08 12:46登録)
図を使った説明が入るミステリは最低なものが多いって
誰が言ってたけど、これ、最たるもんだなぁ。

ところで最初に出てくる菊をかたどった花壇って
一目瞭然なんだけど、登場人物たちは判を押したように
気が付かない.....この作者ってあほ?

No.12 10点 元FLUGELSファン
(2001/11/28 15:25登録)
誰かなんと言おうと自分にとって生涯出会った中での最高の作品なので。
小細工なしにこの作品に10点付けないと他に10点付ける作品がございません。
これぞ本格。これぞ物理トリック。こんな作品はもう出会うことはないでしょう。
材料集めや推理なんて全く関係なし。全てはインスピレーションオンリー。
今でも当時ひらめかなかった自分が憎い。

No.11 8点 アデランコ
(2001/11/28 14:39登録)
斜め屋敷じゃなきゃ出来ないトリックで、おもしろかった。
女性陣が後半ぱっとしなかったのが残念。

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