鉄鼠の檻 百鬼夜行シリーズ |
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作家 | 京極夏彦 |
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出版日 | 1996年01月 |
平均点 | 7.29点 |
書評数 | 58人 |
No.38 | 8点 | だい様 | |
(2009/04/19 21:07登録) 百鬼夜行シリーズ第4弾 後半部分はあっという間に読みきってしまえた。 相変わらず重厚かつ壮大な物語で楽しめた。 |
No.37 | 9点 | E | |
(2009/03/29 14:48登録) 相変わらず大好きなシリーズ。 「禅」と言うものをこれだけ考えさせてくれたのはこの話を読んでから。 重厚な威厳の寺を想像した。 |
No.36 | 8点 | かづき | |
(2008/07/30 13:29登録) 京極シリーズの中でも最も厚くて長い本ですね。 私は姑獲鳥と魍魎の次に読みました。「狂骨の夢」が借りられていて読めなかったので。 読む前は、こんな厚いの読めるかなと思ってたのですが、読み始めたらすっと世界観に入っていけました。 静かな山奥の雪景色と禅寺、雪の白さと闇の暗さ、モノクロームな背景がとても好きです。 あと、この巻で榎木津探偵の大ファンになりました(笑) 本屋でこの分厚い本を眺めていたときには、これを読んで爆笑するとは思いもしなかったです。 |
No.35 | 6点 | いけお | |
(2008/03/08 00:24登録) 実際にも長いが、感覚的にも長く感じられた。 今回は憑き物落としというより単なるアンフェアな謎解きだったような気がする。 |
No.34 | 8点 | おしょわ | |
(2008/01/28 22:24登録) 多分みんな本筋とは関係ない「禅」の世界の描写にやられてると思います。そういう作品です。 もちろん、京極作品としての良さも光ります。 |
No.33 | 9点 | 姑獲鳥 | |
(2007/08/09 02:28登録) 素晴らしい作品です。あれだけの長さをきにせず読ましてしまうのは凄いと思います。それに、いつもながら京極堂の薀蓄もおもしろく、この本をよんで仏教や宗教などに興味をもちました。 益田はこの時に榎木津に弟子入りしようと思ったんですよね(笑) |
No.32 | 3点 | レイ・ブラッドベリへ | |
(2007/07/25 00:44登録) 個人的な好みだが、読んでいて内容に引き込まれる魅力が何もなかった。 「木の上の座禅坊主」とか「汲み取り式便所の糞掻き棒」とか何が面白いのかよくわからない。 この作者のものは「姑獲鳥の夏」しか面白いものはなかった。 これまでずっと分厚い新書版に付き合ってきたがもう沢山だ。 この作品を読んで、全部「ツタヤ」に売り払うことした。 もう当分この作者の本は読まないだろう。 |
No.31 | 1点 | rikipon | |
(2007/06/21 22:49登録) 「坊主」、「雪の山」、「箱根」。いずれの言葉を聞いても一番に頭に浮かぶのは『鉄鼠』。完全に京極中毒です。ここまでオリジナルの世界が創造できる作者の才能にただただひれ伏すのみ。 |
No.30 | 10点 | vivi | |
(2007/06/06 00:31登録) ある意味「雪の山荘」ですよね。クローズドサークル。 閉じた世界に特殊な価値観。ある意味「館」でもある。 見立ての不気味さ、寺の謎、禅問答。 突然現れた死体、空中に浮かぶ死体、彷徨い続ける迷子・・・ 魅力的な謎のオンパレードで、ちっとも長く感じませんでした。 話の運び方が、もう超人的ですよね。すごい。 |
No.29 | 7点 | sakura | |
(2005/07/20 23:40登録) これを読んだのはもう2,3年ほど前になるのですが、いまだに「坊主」「伽藍堂」と聞くと反応してしまう程、頭の中が坊主だらけになった記憶があります。 ミステリーとしてというよりも、(いつものことですが)京極堂の薀蓄が楽しかったかな。 |
No.28 | 9点 | 梶元 | |
(2005/07/13 15:11登録) 京極版「薔薇の名前」という評判だったので、期待して読んだのだが、今風のエンターティメントだった。 だが、ここまで楽しませる要素を詰め込んでいるのは評価できる。花やしきや見世物小屋がSFXになったような面白さ! |
No.27 | 10点 | 鈴 | |
(2005/07/04 19:41登録) ここまでたくさんのキャラクターを書き分けられる作者もすごい。映像的にも綺麗でお気に入りの一冊。 禅のことが気になり倫理のレポートの課題にして色々調べてしまいました。 |
No.26 | 3点 | 大 | |
(2005/02/19 19:24登録) 難しい日本語を使いすぎ。 つまらなかった。 |
No.25 | 9点 | 鳴海 | |
(2005/02/03 20:15登録) 昨夜、再読了。 彼の作品群の中でも特に、愛してやまない作品です。 何といっても雪山の寺院という舞台設定が情景的にも最高に美しく、絶妙。読んでいる最中は自分も箱庭に迷い込んでしまったような感覚に陥りました。 禅についての薀蓄も、全く予備知識が無い人が読んでも分かり易くて面白いと思います。 読後感も、厭な空気を引きずりすぎず私好みでした。 |
No.24 | 9点 | 林檎 | |
(2005/01/04 00:17登録) 和製「薔薇の名前」ですな。 ウンベルト・エーコをアニメ化、漫画化したら、こんな感じになるのだろうか。 読みやすく万人が楽しめる当代流エンターティメント。 |
No.23 | 7点 | HATT | |
(2004/12/30 21:35登録) 一回しか読んでいないけど善く解らなかった。禅問答が各所に引用されているけどチンプンカンプンであり、殺人の動機もチンプンカンプン。内容はともかく、物語としては楽しめた。再読したら、点数が変わるかも。 |
No.22 | 5点 | ウエストウッド | |
(2004/06/19 18:56登録) 無駄に長い。この2/3だったら秀作だったのに。 |
No.21 | 8点 | ai | |
(2004/02/03 00:49登録) 話がむつかしい…今再読中。 懐かしい登場人物と新しい仲間が出てきて嬉しいです。 また情景が美しい★ |
No.20 | 6点 | ヨミ | |
(2003/11/01 02:22登録) 息の詰まるような閉塞感のある舞台設定が好きです。この人はこういう非現実的な世界を箱庭のように構成するのが上手いなあ。ただストーリーは結構二の次かも。あと、段々キャラが増えすぎて相関図がワケわからなくなってきた。こういうの熱心な読者の方は嬉しいのかもしれないが、それほどでもない自分は正直もうちょっとあっさりしといて欲しい。 |
No.19 | 5点 | クールガイ | |
(2003/07/22 10:43登録) これがシリーズ二作目だったら、京極夏彦はここまで評判にならなかったと思うが・・・。 |