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ミステリの祭典

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ヨミさんの登録情報
平均点:4.83点 書評数:6件

プロフィール| 書評

No.6 2点 ダリの繭
有栖川有栖
(2003/11/01 02:54登録)
あまりにもすぐネタが割れるので驚く。キャラも同人的すぎる。


No.5 5点 空飛ぶ馬
北村薫
(2003/11/01 02:50登録)
ミステリというより「ちょっとイイ話」。円紫さんのキャラがほのぼので良いと思う。日常の謎解きは大好きだけど、肝心のその部分がありえねーって結論ばかりで、萎える。主人公は確かにリアルでないけど、この程度にリアルでないヒロインなんていっぱいいると思う。「普通の」女子大生っていう設定がマズイのか?


No.4 5点 塗仏の宴
京極夏彦
(2003/11/01 02:31登録)
ナントカレンジャーとかの戦隊ものを連想した。やたら洗脳で何でもできちゃうとことか。違うのは本物のオバケが出てこないとこくらい。ボスもすっごく悪の首領っぽいし、手下もいっぱい、ショッカーもいっぱい。「榎木津キーック!」


No.3 6点 鉄鼠の檻
京極夏彦
(2003/11/01 02:22登録)
息の詰まるような閉塞感のある舞台設定が好きです。この人はこういう非現実的な世界を箱庭のように構成するのが上手いなあ。ただストーリーは結構二の次かも。あと、段々キャラが増えすぎて相関図がワケわからなくなってきた。こういうの熱心な読者の方は嬉しいのかもしれないが、それほどでもない自分は正直もうちょっとあっさりしといて欲しい。


No.2 6点 魍魎の匣
京極夏彦
(2003/11/01 02:15登録)
面白かったです。完成された世界観は精緻な寄せ木細工を見るようで一見の価値あり、京極堂シリーズならこれがお勧めで、これがダメなら他のも駄目でしょう、多分。


No.1 5点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2003/11/01 02:06登録)
ここでも散々書かれているように「あれはない…」という読後感。ただ、クリスティーの「アクロイド殺人事件」のように、前人未到、空前絶後のトリックだった事は確かだと思う。でもやっぱりいろいろ細かいところに綻びが…そのへん、何とかして欲しかったけど、推理小説だと思わなければいいのかな。京極堂も探偵ではないワケだし。

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