狂骨の夢 百鬼夜行シリーズ |
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作家 | 京極夏彦 |
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出版日 | 1995年05月 |
平均点 | 6.89点 |
書評数 | 55人 |
No.35 | 6点 | だい様 | |
(2009/03/27 23:07登録) 百鬼夜行シリーズ第3弾 自分にとっては他作品に比べ薀蓄が難解で苦労し その分前半は少し退屈な気がしたが全体的としては楽しめました。 |
No.34 | 8点 | dei | |
(2008/01/29 19:57登録) 魍魎には劣る(仕方が無いことだが)が、面白かった。 関口に感情移入してしまう身としてはもう少し関口に活躍して欲しかったが。 <ややネタバレ> 京極夏彦がやたらと精神系のトリック(あえてそうよぶ)をもちいるのは 読者だけが叙述にやられるのではなく、登場人物たちもやられさし、 物語の世界により引き込むためではないだろうか? |
No.33 | 8点 | おしょわ | |
(2008/01/28 22:23登録) この作品の弱い点は魍魎の後に出版されてるところです。 こっちが先だったらもう1点評価高いです。 |
No.32 | 9点 | kkk | |
(2007/12/13 18:37登録) 魍魎と比べると多少落ちますが、おもしろいです。視点が結構変わるのでゆっくり読もうとすると途中でわからなくなるかも。あと、今回の薀蓄は前2作とくらべるとちょっと分かりにくかった。最後の憑物落としはあいかわらずすごいです。 |
No.31 | 8点 | いけお | |
(2007/12/07 09:19登録) 最初のほうが少し退屈だった。 スケールが大きすぎて難解だからかもしれないが、若干釈然としない感じもした。 |
No.30 | 7点 | shige-tee | |
(2007/07/05 17:08登録) 宗教学や民族学には興味があるので楽しめました。 長い言う意見が多いようですが、自分としてはもっと長くても良かった。 実際一つ一つの場面は薀蓄が多く長いと思いますが全体としては場面数が少なく、謎が全部提示された途端に一気に収束して解決してしまった印象です。 もう少し解決までのステップがあっても良かったのではないでしょうか。 |
No.29 | 8点 | vivi | |
(2007/06/06 00:24登録) ちょっとお化けが地味だったというのはありますが、話は濃かったです。 それぞれの登場人物のばらばらな思惑が、事件を複雑にしていますが、 京極堂の憑き物落としで、それらが全て解体してあるべき姿に戻っていく・・・ 朱美を見てると、おぎんを思い出すのは私だけかな? |
No.28 | 9点 | 鈴 | |
(2005/07/04 19:43登録) 読んでよかったと思える作品です。 この辺りからメインキャラの性格が確立されてきたような。(特に榎さん) |
No.27 | 10点 | HATT | |
(2004/12/12 06:08登録) この作品、「夏」、「函」に比べると評価が芳しくないけどすごいですよ。前2作より更に宗教、民俗学、精神医学、心理学が色濃くなって好き嫌いが2極化されるでしょうね。好きな人にとっては最高傑作です。幻想性もパワーアップしていますね。世間的に評価が低いのはやりすぎなのかな。 |
No.26 | 8点 | Dain | |
(2004/11/05 18:23登録) 前二作に比べてずいぶん本格っぽくなりましたね。よくラストひとつにまとまったなー、というのが素直な感想。こんな話を考えられる作者はやはりスゴイ。 |
No.25 | 8点 | Ryu | |
(2004/09/11 18:41登録) オチは読めたけど、それは作者別に隠してないし… あと榎木津良いね。 |
No.24 | 9点 | iti | |
(2004/07/22 14:05登録) 読み返したら凄さが解って来た。前二作に比べて衝撃度の少ない分、密度がアップしている。 |
No.23 | 8点 | 岩崎幹 | |
(2004/04/17 19:45登録) 姑獲鳥や魍魎から多少落ちるという感覚は確かにあるにしろ、 アンチミステリという概念で読者をふるいにかける技は健在。 冒頭から積もり積もった朱美という女性の疑念が増す過程と、真相時にはそれが遡って解放される「憑き物落とし」には前回とも前々回とも違う戦慄を感じた。 |
No.22 | 6点 | 884 | |
(2004/02/18 21:57登録) 進め重厚長大化。途中で間をおいたら、内容がわからなくなりました。 微妙に視点が登場人物から離れてる気がします。それがいいことなのか、悪いことなのかはわかりませんがいやったいですね。 |
No.21 | 6点 | じゃすう | |
(2003/10/11 22:24登録) 姑獲鳥や魍魎と比べると、謎も緊迫度も、構成も幾分か落ちると思います。登場人物に対して「きっとこの人はこうなるんだろうな」という予測も、容易についてしまいましたので、それほど衝撃はなかったです。 しかし、京極堂の話は相変わらず魅力に溢れていて、後半は楽しくサクサク読めました。 |
No.20 | 7点 | ギザじゅう | |
(2003/02/27 01:33登録) フロイトによって夢などを細かに分析していき、それを見事にひっくり返すのは面白かった。 ただ事件のスケールがでかすぎてついてけん。 『狂骨』という妖怪も印象が薄い気が・・・。 |
No.19 | 6点 | ぴかちゅ〜 | |
(2003/02/17 23:28登録) オチがはじめの方でわかってしまったので、そこそこでした。終盤の京極堂の憑物落としの場面はいつも通り楽しめましたけど。 |
No.18 | 6点 | 弁天 | |
(2002/09/13 22:51登録) 前作で構えてしまったため、結末がある程度予想がついてしまった。でも、ウブメよりは遥かに面白かった。 |
No.17 | 6点 | 一千花 | |
(2002/08/24 20:07登録) 面白かったけど個人的に印象の薄い作品 京極シリーズはこの作品を境におどろおどろしさがなく なってるような... |
No.16 | 6点 | 美来 | |
(2002/06/12 12:10登録) 前2作に比べれば面白い作品でした。 確かに、女性(朱美)の設定は強いやね。 ねたは(推理モノとしては)早く割れるけど、でもやはり最後まで引っ張っていかれます。 |