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ミステリの祭典

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岩崎幹さんの登録情報
平均点:7.86点 書評数:7件

プロフィール| 書評

No.7 9点 クラインの壷
岡嶋二人
(2004/04/24 19:04登録)
素晴らしい完成度。現実と虚構の境が曖昧になっているSF的、ストーリーテリングの技術が最高にもたらされた一品ですね。


No.6 9点 迷路館の殺人
綾辻行人
(2004/04/17 19:57登録)
ドンデンがえしは、まさに本格随一の凄さ!


No.5 8点 狂骨の夢
京極夏彦
(2004/04/17 19:45登録)
姑獲鳥や魍魎から多少落ちるという感覚は確かにあるにしろ、
アンチミステリという概念で読者をふるいにかける技は健在。
冒頭から積もり積もった朱美という女性の疑念が増す過程と、真相時にはそれが遡って解放される「憑き物落とし」には前回とも前々回とも違う戦慄を感じた。


No.4 7点 異邦の騎士
島田荘司
(2004/04/17 19:25登録)
相変わらず見せ方が上手いです。しかし設定上は強引さが矢張り感じられますので、点数は中の上。


No.3 9点 奇想、天を動かす
島田荘司
(2004/04/17 19:23登録)
傑作ですね。その情景が頭に浮かぶような描写、謎の奥深さには唸らされました。極めて平凡かつ誰もが素通りするような事件の裏側から真の背景を暴き出すという設定から追跡される事件の奇想。お見事です。


No.2 6点 孤島パズル
有栖川有栖
(2004/04/17 19:16登録)
そこそこですね。ロジックは買いますが、怪しい人物ははっきりしてますし、もう少し読者を騙すような描写が欲しかったです。


No.1 7点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2004/04/17 19:13登録)
何となく時間軸のトリックが並行されてるなと予感がよぎったりもするが、それでもすっかりやられました。ミスリードが巧すぎますね。

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