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ミステリの祭典

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雷龍楼の殺人

作家 新名智
出版日2024年08月
平均点4.00点
書評数2人

No.2 6点 まさむね
(2024/11/03 16:28登録)
 富山県の沖合の島に建つ「雷龍楼」。ここでは2年前、密室で4人が亡くなる事件が起きていた。そして2年後、再び「雷龍楼」で密室事件が…。その裏では誘拐事件も起きていた…。
 むむむ…。「完全なる密室」ですか。確実に賛否両論あるでしょうねぇ。違和感満載な流れだっただけに、様々想定はしていたし、そういった着地も決して否定はしないのだけれども、「肩透かし」だけでは言い表せない何かを感じたのも事実。
 まぁ、そういった点も含めて個人的には楽しめたとは言えるのかな。でも、読んで怒りたくなる人もいるかもしれないので、あしからず。

No.1 2点 Arca
(2024/10/20 02:14登録)
私自身は割と懐が広い方だと思うのですが、これはダメでした。壁本です。
ただ、趣向は悪くない気がします…魅せ方や、ミステリとしての骨子が弱すぎるだけで。
もっとミステリ部分を練って作れる人ならば、良作になったかも?そんな可能性も感じますが、この本はつまらなかったです。

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