皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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26872. | RE:アガサさんデビュー100周年記念、第二弾 創元さんは何かやらないのかなあ クリスティ再読 2020/02/16 19:36 [雑談/足跡] |
弾十六さん、調べますねえ。さすがですね。 そういえば、ですが、ヴァン・ダインの登場は「別名S.S.ヴァン・ダイン」によると、スクリブナーの編集者で旧知のマックスウェル・パーキンスとの間で企画を練って、最初の3作のプランも決めたうえで執筆して...という経緯があるようです。「ヴァン・ダイン」は作者込みでの企画商品みたいな側面がありますからね。雑誌は宣伝で、主力はハードカバーの販売のように「別名S.S.ヴァン・ダイン」では読めますよ。 ハメット「血の収穫」は根城の「ブラック・マスク」に連載のかたちで書いたあとで、自分でクノップ社に持ち込んだら編集権を握っていたクノップ夫人に気に入られて、ハードカバー作品として採用になったことがノーランの「ハメット伝」に出ています。ヴァン・ダイン&スクリブナー社に対して、ハメット&クノップ社の対抗心があるのはもちろんのことです。ハードボイルドに関しては、このクノップ夫人が目利きで、ハメット・チャンドラー・マクドナルドスクールというのは、実質「クノップ社のハードボイルド代表作家」という側面を無視できないと思ってます。 > [ 弾十六さんのコメント ] > 皆さま、おばんでした。 > > 今回はアガサさんの単行本の初出(1935年まで)を英Wikiから拾ってみました。●数字は短篇集、カッコ付き数字はMary Westmacott名義です。順番は概ね初出順。この順番で今年はアガサ作品をどんどん読んでゆくつもりです。日本語題名は記憶で書いています。 > |
26855. | ジャンル変更のご相談 おっさん 2020/02/15 00:42 [管理人への要望/不具合報告] |
管理人様 ひさしぶりに、書きこみをさせていただきます。 現在、「評論・エッセイ」のカテゴリに登録されている、『ポオ 詩と詩論』という本について、です。 クリスティ再読さんが、同書の書評のなかで「……できれば「海外作品」側に移動したいな...なんて思ってます」と書かれています。 じつは、この本を登録したのは小生でして、ポオの全詩63編と、代表的詩論3編を収めたこの本をどう扱うか、最後まで悩みました。 「詩論」パートに重きをおいて、結局いまのようなカタチにしたわけですが、メインの「ユリイカ」は「物語」である、というクリスティ再読さんの読みには、あらがいがたい魅力と説得力があります。 そこで、同書を「海外作品」へ移し、ジャンルを「その他」に変更したいと思っているのですが…… お手すきのおりにでも、この件に関してご意見をうかがわせていただければ、幸いです。 おっさん拝 |