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皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

掲示板

※掲示板は、基本的にネタバレ禁止です。ご注意下さい。

  
26849. 作品の追加   mediocrity  2020/02/13 05:06  [新作作家/作品の追加]  


青柳碧人の「晴れ時々、食品サンプル」を追加しました。


26848. 作品の編集   人並由真  2020/02/13 02:05  [新作作家/作品の追加]  


ドロシー・L・セイヤーズの「忙しい蜜月旅行」を編集しました。


26847. 作品の追加   蟷螂の斧  2020/02/12 17:06  [新作作家/作品の追加]  


伝記・評伝の「探偵小説四十年」を追加しました。


26846. 作品の追加   メルカトル  2020/02/11 22:40  [新作作家/作品の追加]  


西尾維新の「猫物語(白)」を追加しました。


26845. 作品の追加     2020/02/11 20:08  [新作作家/作品の追加]  


リチャード・スタークの「悪党パーカー/犯罪組織」を追加しました。


26844. 作品の追加   YMY  2020/02/11 19:22  [新作作家/作品の追加]  


乾石智子の「魔道師の月」を追加しました。


26843. 作家の追加   YMY  2020/02/11 19:20  [新作作家/作品の追加]  


「乾石智子」を追加しました。


26842. 作品の追加   HORNET  2020/02/11 16:49  [新作作家/作品の追加]  


原田ひ香の「DRY」を追加しました。


26841. 作品の追加   HORNET  2020/02/11 16:13  [新作作家/作品の追加]  


長浦京の「マーダーズ」を追加しました。


26840. 作家の追加   HORNET  2020/02/11 16:10  [新作作家/作品の追加]  


「長浦京」を追加しました。


26839. アガサさんデビュー100周年記念、第二弾 創元さんは何かやらないのかなあ   弾十六  2020/02/11 13:47  [雑談/足跡]  


皆さま、おばんでした。

今回はアガサさんの単行本の初出(1935年まで)を英Wikiから拾ってみました。●数字は短篇集、カッコ付き数字はMary Westmacott名義です。順番は概ね初出順。この順番で今年はアガサ作品をどんどん読んでゆくつもりです。日本語題名は記憶で書いています。

1 『スタイルズ荘の怪事件』The Mysterious Affair at Styles 週刊The Times Weekly Edition 1920-2-27〜6-26 (18回) 単行本: 米版John Lane(1920-10) 英版Bodley Head(1921-1-21)
※連載権は50ポンド(=約32万円)だったがアガサさんには半分しか渡されなかった。

2 『秘密機関』The Secret Adversary 週刊The Times Weekly Edition 1921-8-12〜12-2 (17回) 単行本: 英版Bodley Head(1922-1) 米版Dodd, Mead(1922)
※連載権の50ポンドはこの時はアガサさんが全額受け取ったようだ。

3 『ゴルフ場の殺人』The Murder on the Links 月刊誌Grand Magazine 1922-12〜1923-3 (4回 挿絵ありと思われるが画家不明、連載タイトルThe Girl with the Anxious Eyes) 単行本: 米版Dodd, Mead(1923-2か3?) 英版Bodley Head(1923-5)
※Grand MagazineはGeorge Newnes発行のパルプ雑誌(当時1シリング=432円)

❶『ポアロの事件簿』Poirot Investigates 週刊誌Sketchに1923-3〜10に断続的に連載したもの。単行本: 英版Bodley Head(1924-3) 米版Dodd, Mead(1925 英版に三作追加)

4 『茶色の服を着た男』The Man in the Brown Suit 夕刊紙The Evening News [London]1923-11-29〜1924-1-28(50回、連載タイトルAnne the Adventurous) 単行本: 英版Bodley Head(1924-8) 米版Dodd, Mead(1924)
※連載権は500ポンド(=約432万円)で売れ、アガサさんは自分の車(グレーのbottle-nosed Morris Cowley)を買って大喜びだった。車種はMorris Cowley Bullnose(1919-1926)のことでしょうね。

❷『二人で探偵を』Partners in Crime 週刊誌Sketch 1924-9-24〜12-10(12回連載)を元に月刊誌Grand Magazine 1923-12を修正?し加えたもの。米版Dodd, Mead(1929) 英版William Collins(1929-9-16)

❸『死の猟犬』The Hound of Death 月刊誌Grand Magazine等に1924〜1926に掲載されたもの。単行本: Odhams Press(1933-10)

❹『謎のクィン氏』The Mysterious Mr Quin 月刊誌Grand Magazineと月刊誌Story-Tellerに1924〜1929に断続的に掲載したもの。単行本: 英版William Collins(1930-4-14) 米版Dodd, Mead(1930)

❺『リスタデールの謎』The Listerdale Mystery 月刊誌Grand Magazine等に1924〜1929に掲載されたもの。 単行本: William Collins(1934-6)

5 『チムニーズ館の秘密』The Secret of Chimneys 連載なしと思われる。単行本: 英版Bodley Head(1925-6) 米版Dodd, Mead(1925)

6 『アクロイド殺し』The Murder of Roger Ackroyd 夕刊紙The Evening News [London] 1925-7-16〜9-16 (44回、連載タイトルWho Killed Ackroyd?) 単行本: 英版William Collins(1926-6) 米版Dodd, Mead(1926)

7 『ビッグ4』The Big Four 週刊誌Sketch 1924-1-2〜3-19 (12回) 単行本: 英版William Collins(1927-1-27) 米版Dodd, Mead(1927)
※ 雑誌掲載時には一話完結の短篇連載だったが、若干の手を加えひと繋がりの長篇としたもの。

❻『13の謎』The Thirteen Problems 月刊誌Royal Magazine1927〜1928と月刊誌Story-Teller1929〜1930に6話ずつ、1931年に1話追加。単行本: 英版Collins(1932-6) 米版Dodd, Mead(1933 The Tuesday Club Murders)

8 『青列車の謎』The Mystery of the Blue Train 夕刊紙The Star [London] 1928-2-1〜3-15 (38回) 単行本: 英版William Collins(1928-3-29) 米版Dodd, Mead(1928)

9 『七つの時計』The Seven Dials Mystery 連載なしと思われる。単行本: 英版William Collins(1929-1-24) 米版Dodd, Mead(1929)

(1)『愛の旋律』Giant's Bread by Mary Westmacott 連載なしと思われる。単行本: 英版Collins(1930-4) 米版Doubleday(1930)

10『牧師館の殺人』The Murder at the Vicarage 日刊紙Chicago Tribune 1930-8-18〜10-20 (55回) 単行本: 英版Collins(1930-10) 米版Dodd, Mead(1930)

11『シタフォードの秘密』The Sittaford Mystery 月刊誌Good Housekeeping 1931-3〜8 (6回 挿絵W. Smithson Broadhead、連載タイトルThe Murder at Hazelmoor) 単行本: 米版Dodd, Mead(1931-7か8? The Murder at Hazelmoor) 英版Collins(1931-9-7)
※ Good Housekeepingは米国高級月刊誌、当時25セント(=464円)

12『邪悪の家』Peril at End House 週刊誌Liberty 1931-6-13〜8-22 (11回 挿絵ありと思われるが画家不明) 単行本: 米版Dodd, Mead(1932-2) 英版Collins(1932)
※ Libertyは米国高級週刊誌、当時5セント(=93円)

❼『パーカー・パインの事件簿』Parker Pyne Investigates 月刊誌Cosmopolitan等に1932〜1933に掲載されたもの。単行本: William Collins(1934-11)

13『エッジウェア卿の死』Lord Edgware Dies 月刊誌The American Magazine 1933-3〜8 (6回 挿絵Weldon Trench、連載タイトル13 For Dinner) 単行本: 英版Collins(1933-9) 米版Dodd, Mead(1933 Thirteen at Dinner)
※The American Magazineは米国高級月刊誌、当時25セント。

14『オリエント急行の殺人』Murder on the Orient Express 週刊誌Saturday Evening Post 1933-9-30〜1933-11-4 (6回 挿絵William C. Hoopie、連載タイトルMurder in the Calais Coach) 単行本: 英版Collins(1934-1-1) 米版Dodd, Mead(1934-2-28 Murder in the Calais Coach)
※ Saturday Evening Postは米国高級週刊誌、当時5セント。小説の原稿料が最も高かったという。タイトル変更はGraham Greene作Stamboul Train(1932)が米題Orient Expressとして出版されていたため。

(2)『未完の肖像』Unfinished Portrait by Mary Westmacott 連載なしと思われる。単行本: 英版Collins(1934-3) 米版Doubleday(1934)

15『エヴァンズに頼まなかったのか』Why Didn't They Ask Evans? 日刊紙News Chronicle 1933-09-19〜11-01 (37回, 挿絵画家不明)、米国初出: 月刊誌Redbook 1933-11 (1回 挿絵Joseph Franké、短縮版、掲載タイトルThe Boomerang Clue) 単行本: 英版Collins(1934-9) 米版(1935 The Boomerang Clue)
※ Redbookは米国高級月刊誌、当時25セント。この頃は毎号のように長篇の一括掲載や連載(同時に3-4作も! 上記の号には長篇連載3作を同時掲載)をしていた。この雑誌の長篇一括掲載には、影なき男(ハメット)1933-12 、Murder Fathoms Down(R.キング)1934-3、チャイナ橙(EQ)1934-6、スペイン岬(EQ)1935-4などミステリ系も多い。

16『三幕の悲劇』Three Act Tragedy 週刊誌Saturday Evening Post 1934-6-9〜1934-7-14 (6回 挿絵John La Gatta、連載タイトルMurder in Three Acts) 単行本: 米版Dodd, Mead(1934-7か8? Murder in Three Acts) 英版Collins(1935-1)

17『雲をつかむ死』Death in the Clouds 週刊誌Saturday Evening Post 1935-2-9〜1935-3-16 (6回 挿絵Frederick Mizen、連載タイトルDeath in the Air) 単行本: 米版Dodd, Mead(1935-3-10 Death in the Air) 英版Collins(1935-7)

18『ABC殺人事件』The A.B.C. Murders 月刊誌Cosmopolitan 1935-11 (1回 挿絵Frederic Mizen、短縮版) 単行本: 英版Collins(1936-1-6) 米版Dodd, Mead(1936-2-14)
※ Cosmopolitanは米国高級月刊誌、当時25セント。当該号ではこの長篇を一挙掲載してるほか同時に長篇連載を三作収録。ヴァン・ダインのケンネル1932-11〜1933-2、カジノ1934-7〜10?、ガーデン1935-7〜10もこの雑誌が初出です。EQの中途の家1936-6、ニッポン樫鳥1936-12(ちなみにこの号の目次写真を見るとタイトルはThe Door Between。雑誌掲載時Japanese Fan Mysteryというのはガセネタですね…)もこの雑誌の長篇一括掲載。

19『メソポタミアの殺人』Murder in Mesopotamia 週刊誌Saturday Evening Post 1935-11-9〜12-14 (6回 挿絵F. R. Gruger) 単行本: 英版Collins(1936-7-6) 米版Dodd, Mead(1936)

このリストを見ると、アガサさんが順調に稼ぐようになったのがわかります。英国から米国へ。新聞連載から高級雑誌の連載へ。連載を逃した作品がほとんどありません。(1926年以前に沢山の短篇を書いているのはちょっと意外でした。自伝に出てくるチョコチョコっと書いて家計の足しにした作品ですね。) 気になるのは1932年の作品が殆ど無いことです。まー色々読んでいくうちにわかるのでしょう。
当時の作家にとってfirst serial権(単行本が出る前に最初に新聞や雑誌に発表する権利)は良い副収入と作品の良い宣伝になったようですね。
これはE・S・ガードナー情報ですが、『吠える犬』(1933)はLibertyに連載権2500ドル(=543万円)で売れたが、『カナリアの爪』(1937)がSaturday Evening Postに連載されたときの値段は15000ドル(=2942万円)。同誌に初登場した作家としては高額だった、ということだが、戦間期の同誌常連作家の連載権は50000ドル(1937年なら9805万円)が普通だったらしい…


26838. 作品の追加   人並由真  2020/02/11 04:34  [新作作家/作品の追加]  


浅倉秋成の「九度目の十八歳を迎えた君と」を追加しました。


26837. 作品の追加   人並由真  2020/02/10 17:42  [新作作家/作品の追加]  


大村友貴美の「緋い川」を追加しました。


26836. 作品の追加   レッドキング  2020/02/10 15:13  [新作作家/作品の追加]  


沼田まほかるの「痺れる」を追加しました。


26835. 作品の編集   名探偵ジャパン  2020/02/09 22:54  [新作作家/作品の追加]  


松下麻理緒の「流転の女」を編集しました。


26834. 作品の編集   斎藤警部  2020/02/09 21:07  [新作作家/作品の追加]  


安部公房の「他人の顔」を編集しました。


26833. 作品の追加   斎藤警部  2020/02/09 21:02  [新作作家/作品の追加]  


安部公房の「他人の顔」を追加しました。


26832. 作家の追加   斎藤警部  2020/02/09 20:53  [新作作家/作品の追加]  


「安部公房」を追加しました。


26831. 作品の追加   tider-tiger  2020/02/09 20:28  [新作作家/作品の追加]  


エド・マクベインの「サディーが死んだとき 」を追加しました。


26830. 作品の追加   糸色女少  2020/02/09 10:58  [新作作家/作品の追加]  


山田正紀の「神獣聖戦 Perfect Edition」を追加しました。




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